【どこから?】渋滞で最後尾になったときのハザード【どこまで?】
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渋滞目視から後ろの車がハザードをつけるまで
高速道路を車で走っているときに気づいたことがあったので短く記事にしようと思います。
追突事故を防ぐ目的で、渋滞の最後尾ではハザードランプをつけることは一般的なことだとは思います。
渋滞最後尾でハザードランプを点けることの起源
もともと日本車にはハザードランプはついていませんでした。ハザードランプの発祥はおそらくドイツ車です。ドイツには制限速度のないアウトバーンがあるので、他の国よりも後続車に危険を知らせる必要性が高かったのでハザードランプがつけられたのではないかと思います。
ドイツではアウトバーンで停車しなければならない時に使用するランプとして使われてきましたが、日本でも高速道路が発展してきたことによってハザードランプが装備されていったのだと思います。
昔は「ハザードランプがついてる!ドイツ車だ!高級車だ!南蛮渡来の車だ!」というステータスになっていたかもしれませんね。知らんけど。
渋滞最後尾のハザードは法律で定められたものではない
もともとの由来は「高速道路で停車するときに点けるもの」だったハザードランプですが、日本の道路交通法では
- 夜間、幅5.5m以上の道に停車、または駐車しているときは、非常点滅表示灯か尾灯をつけなければならない
- 小学校などの児童、生徒または幼児の乗降のため停車しているときは、非常点滅表示灯をつけなければいけない
という決まりがあるだけで、高速道路上で停車するときにハザードランプを点けなければならないという規定はありません。
規定はないのですが、防衛運転という視点からとても有効な手段なので多くのドライバーが渋滞の最後尾でハザードランプを点滅させています。
渋滞最後尾のハザードランプはどのタイミングでつける?消す?
多くのサイトで「渋滞の最後尾ではバザードを点けよう」ということを書いていますが、意外と「ここでつけ始めてここで消す」ということは書かれていない場合が多いです。
「追突されないために注意喚起としてハザードを点滅させる」という目的を理解していればそのタイミングは簡単なのですが・・・
- 完全に停車してからつける
- 割と長いことつけている
という方もたまにいるので目的を理解した上でのハザードを付けるタイミングと消すタイミングを説明すると
渋滞を目視したらハザード点ける
後ろの車がハザード点けたらハザード消す
が正しいかと思います。
テールランプがたくさん光っている渋滞が見えた時点(ハザードを付けている車両が見えた時点)で点けて、それをすぐ後ろの車が受け取ってハザードを付けてくれたら自分の役目は終わったと思っていいですよね。
僕はハザードのリレーをしていくイメージでやっています。
とはいえ、道路交通法で決められていることではないので「ウインカーを30M手前で出すのと同じようにこれが正しい!」というものではありません。あくまでも追突防止の注意喚起という目的達成のためのタイミングです。
まとめ
当たり前のことを当たり前に書いた記事なので知っていた方には恐縮ですが、免許取り立ての方やなぜハザードをつけているのか知らなかった方のお役に立てれば幸いです。
もちろん高速道路に限らず、一般道でも必要に応じてハザードを付けてご自身も周りのドライバーも安全に運転できるように努めましょう。
少年僕はバイクに乗っているときにハザードで助かったことがあります。曲がっているトンネルの中で追突事故を起こしかけました。ハザードで防げる事故は必ずあるのでみなさん想像力を持って運転していきましょう!
僕にロッコルを履かせて!