羊肉、ラム肉の内臓の味を報告する記事~ハラルフード~
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牛、豚、鶏の家畜としての完成度を再認識
この記事にたどり着いた方は
・ラム肉が好き
・ラム肉が苦手
・変わった食べ物に興味がある
という方ではないでしょうか。僕は元々ラム肉がダメだったのですが、とあるお肉屋さんのラム肉を食べてからその虜になりました。
そのお肉屋さんの通販で羊の変わった部位を扱っていたので試してみることにしました。長い人生、色々な経験をしたいですしね。
「食べ物も音楽も好き嫌いしちゃダメ」とピアノの先生の母親に教えられたような記憶があるようでないです。
興味のある方は読んでいってみてください。
ハラルフードとして注目の羊、ラム
イスラム教徒の方でも食べることができるハラルフードがちょっとしたブームになっているようです。僕のようなイスラム教に全く明るくない日本人の認識だとイスラム教の禁忌食とされているもののベースは「不浄なものは食べちゃダメ」言い換えると「汚いものとか体に悪いものはダメ」という教えなので「ハラルフード≒体に良い」という解釈もできますよね。
広まっていくであろうハラルフード
2020年のオリンピックの影響で日本に訪れる外国人の方が増えます。当然イスラム教徒圏の方も増えるわけですからハラルフードの需要は高まりますね。
ハラルが広まることで教養のない日本人が一人でも減ればいい
年に1度、敬虔なイスラム教徒の友人と食事をする機会があるのですが、そのときに「なんだよ。肉は食わないんじゃないの?ハラル?ハラルって書いてりゃ食うのかよ。適当な宗教だな。」と暴言を吐く方も毎回同席します。
こういった自分の知見の狭さ、教養と呼べるほどでもない人としての何かの足りなさ、閉鎖された島国で育ち、文化の違う人を排除しようとする精神性を持つ日本人が、「え?今どきハラルも知らないの?」と言われる日本になってほしいなと思います。
羊の変わった部位とは
今回購入して食べてみた部位はこんな感じです。
・脳ミソ
・腎臓
・肝臓
・胃袋
・睾丸
その他に
・ラムしゃぶ
・義経焼き(山形のラム肉料理)
も用意しました。
それでは口コミ、インプレ、レビュー行ってみましょう!
羊の睾丸塩コショウのバターソテー
柔らかい豚タン。食べたあと、遠ーくで白子のような生臭さ。しかし白子ほど臭くはない。美味しい。
羊の脳のフライ粉チーズとパセリと共に
睾丸より白子っぽい。脳も羊の香りがする。脳と思うと食間が嫌だ。断面がきつい。見た目があれなので衣を着けないと無理かと思われる。箸休めにお漬け物が必要。
羊の腎臓
まずいレバーを100倍濃縮した感じ。食べられなかった。鳥のレバー、コリコリしない砂肝説。
羊の肺
ふかふかしている。とにかく軽い。外側はカリカリで中はすかすか。弾力がすごいのでなかなか噛みきれない。椎茸とかキノコ系の食間。好きな人は大好きかと思う。
羊のレバー
「羊」の「レバー」そのもの。羊の臭みとレバーの臭みを足して2で割らない味。ある意味想像した通りの味。臭みが好きな方は大好きな味。
羊の胃袋
物凄い歯ごたえ。日本酒と食べたい。物凄い歯ごたえ。味の主張は弱い。湯がいて大根おろしとポン酢で食べればもっと美味しく食べられそう。
羊のタン
羊臭さは一番少ない。食感はザ・タン。
ラムしゃぶ
灰汁がすごい。
総評
食用として育てられている牛、豚、鶏は内臓まで臭みがなく食べられるので家畜としてすごく優秀ということを認識した。
ラム肉はジンギスカンや義経焼きのように濃い味付けで食べるのがうまい。
ちなみに全お肉の中で一番好きなのはリブロース、次に好きなのはラムチョップです。
ちなみに今回食べたものの購入先はこちらです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。なかなか食べることのないものを食べたので記事にしてみました。やはり文化が違うとダメですね。我々が納豆を食べているのを外国人の方がドン引きしているのと同じかも。それぞれが育ってきた環境、信じているものの中でお互いを尊重して幸せに生きていくのがいいですね。
今日は納豆ご飯にします。
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