黒軸青軸茶軸赤軸はどんな人に向いている?メカニカルキーボード軸まとめ
この記事にたどり着いたということはあなたは初めてのメカニカルキーボードの購入を前向きに検討している方ですね?
「メカニカルキーボード 軸」なんてキーワードで検索する時点であなたはすでに立派なキーボードマニアです。
ちなみにこの記事を書いている僕は「脳内キーボードマニア」です。
本当のキーボードマニアであればHHKBやリアルフォースなど複数の高級キーボードを所持し。一通りの軸のメカニカルキーボードも持っているはずです。「脳内キーボードマニア」とはたくさんキーボード買えないけどその分めっちゃ調べて頭の中の知識は本当のキーボードマニアに負けないくらい持っているコスパがいい方のキーボードマニアです。
あなたがキーボードマニアになる前に散々調べておきましたので「脳内キーボードマニア」の知識を是非役に立てて下さい。
この記事を読んでいる時点で「メカニカルとメンブレンの違い」などはご存知かと思うので軸に特化して記事を書いていきます。
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メカニカルキーボードの軸、現実的なものは4種類
キーボードの軸の種類はメーカー独自のものを合わせると「100種類以上ある」とも言われていますが、現実的に気軽に手に入る軸、抑えておきたい軸は
- 黒軸
- 青軸
- 茶軸
- 赤軸
の4種類です。他の多くの軸は「黒軸より重い」「青軸の様なクリック感」「赤軸よりも静か」などとさきほどの4種類の軸との比較で語られるので4種類さえ理解していれば他の軸も理解することができます。
そもそも黒軸、青軸、茶軸、赤軸とはCherry社が生産しているCherry MXというメカニカルキースイッチのことを指していましたが、Cherry MXの特許が切れたことによって主に中国の会社の中華軸呼ばれるコピー商品が多く出回っています。
中華軸は色ごとの特徴をCherry MXと同じにしているので「このメーカーのこの軸はこういう特徴がある」ということは重要ではなく「この色の軸はこういう特徴がある」ということを知っておけばいいと思います。(厳密にはメーカーごとに押圧の差はありますが無視できる個人的にはレベルかと思います・・・)
それでは各軸の特徴やおすすめの使い方、おすすめのキーボードを紹介してきます。数字についてはCherry MXについて記載していきます。
黒軸、青軸、茶軸、赤軸比較早見表
パット見で比較できるように早見表を先に見てみましょう。項目の説明は下記の通りです。
クリック感
入力したときの「カチッ」とした手応えのことです。
押下圧
キーを押すときに必要な重さです。60g(±20g)と記載があれば「基本60gだけど40g~80gになってるキーもあるかも!誤差!」ということです。誤差の範囲はこの記事では触れないようにします。
作動点
どれくらいキーを押し込めば入力が認識されるかの数字です。
軸の色 | クリック感 | 押下圧 | 作動点 | タイプ音 | |
黒軸 | なし | 60g | 2.0mm | ★ | |
青軸 | あり | 60g | 2.2mm | ★★★★★ | |
茶軸 | 多少あり | 55g | 2.0mm | ★★ | |
赤軸 | なし | 45g | 2.0mm | ★ |
各軸を説明していきます。
黒軸
引用元:https://keyboardqueen.com/mechanical-keyboard-switches-guide-animated-gif/
クリック感
上のGIFでわかるように、横にあるバネに対して引っかかりが何もないのでリニアに下まで押されますのでクリック感はありません。
押下圧
最も力が必要です。重めです。
作動点
青軸以外と同じ2.0mm。
特徴
押下圧は重いですが、押し込みの途中で入力を認識するので底まで押さなくて良いです。そのため流れるようなタイピングも可能です。長時間のタイピングには向いていないと言われています。静かに、しっかり、かつ速く打ちたい方におすすめです。ちなみに最古の軸です。
青軸
引用元:https://keyboardqueen.com/mechanical-keyboard-switches-guide-animated-gif/
クリック感
一定の深さまで押すと、白いケースのようなものがスコッと下に弾けるように下がる機構になっているのでクリック感とクリック音が大きいです。
押下圧
メーカーによっては黒軸よりも軽いことが多いです。反発が軽いので「最も軽い」と言われることがありますが実際は黒軸くらい押す力が必要です。
作動点
唯一他のスイッチと違い2.2mm。0.2mm深く押す必要があるのでタイプミスが少ない。
特徴
クリック音もクリック感もあるので「押した感」が最も大きいキースイッチです。周囲を気にする必要がない環境でリズミカルに「カチャカチャ」リズミカルにタイピングしたい方、や「カチャカチャ音」を気にせずにタイピングに爽快感を求める方におすすめです。クリック音が大きいので会社での使用やゲームの配信中などにタイプ音が入るのを嫌う方にはおすすめできません。作動点が深く、クリック感もあるのでタイプミスは少ないです。
茶軸
引用元:https://keyboardqueen.com/mechanical-keyboard-switches-guide-animated-gif/
クリック感
横のバネに当たる部分が2段階になっているのでそこに当たったときにクリック感とクリック音が出ますが大袈裟な機構が付いているわけではないので青軸と比べると小さいです。
押下圧
赤軸と青軸の中間くらいの押下圧です。
作動点
青軸以外と同じ2.0mm。
特徴
青軸と赤軸の中間です。一番バランスがとれた軸だと考えることができます。クリック感とクリック音が欲しいけどうるさすぎるのは嫌だという方におすすめです。バランス型なので初めてのメカニカルにおすすめです。音は小さい方がいいがタイピングの爽快感を諦めきれない方におすすめです。
赤軸
引用元:https://keyboardqueen.com/mechanical-keyboard-switches-guide-animated-gif/
クリック感
黒軸と同じ機構なのでクリック感はありません。
押下圧
もっとも少ない力でタイピングできる反面、慣れるまでは指を乗せているだけで入力認識してしまうこともあります。
作動点
青軸以外と同じ2.0mm。
特徴
最も軽く静かです。
長時間のタイピングで指が疲れる方や静かにタイピングしたい方におすすめですが、タッチタイピングできない方が使うと逆にタイプミスが起きやすくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。僕が調べた感じ、人気なのは赤、青、茶、黒の順番のようでした。
軸選びに迷うメカニカルキーボードですが自分に合った軸を見つけるヒントになれれば幸いです。
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