【注意】バイクの敵!殺意に満ちた「グルービング工法」【喚起】

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こちらの気分の高揚とともに、狙ったように現れる超危険な「縦溝」はバイクの敵「グルービング工法」




街乗りしているとちょうど走りたいライン上にマンホールの蓋があってヒヤッとすることありますよね。


「(財)日本マンホールの蓋はここに設置するぞ協会」の会長は絶対バイク嫌いですよね。ここしかないだろってライン上に調子が良ければ4つとか配置してますもんね。山道を走っているとそんな感じで現れるのが「グルービング工法」を施された路面です。

グルービング工法とは


道路に細い溝を掘ることで排水したり、砂などの異物を溝に落してスリップを防いだりするそうです。
横溝もあるそうですが僕は見たことありません。

横溝の場合排水とか異物の除去とか効果ありそうですね。いや見たことねーんですけど。見るのは「縦溝」ばかり。



グルービング工法で掘られた縦溝
見るのも怖いグルービング工法




タイヤがこの溝に入り込んでグリップ力が上がるという効果もあるそうです。グリップが上がるのでドリフトができなくなって車の走り屋が楽しく走れなくなる効果があります。

いやね。この効果は「四輪」に限った話なんですよ。

四輪と二輪の走り方の違いによる縦溝への恐怖の感じ方【バイクの敵グルービング工法】

車とバイクでは走り方、タイヤと路面の関係が違うので、感じる恐怖に差がでます。

「面」で走る四輪


四輪は四角い大きなタイヤで安定して走るんです。車重も重く、広い接地面積で4点で支えて「面」で走ります。タイヤを傾けたりせずにハンドルを切って走るので接地しているタイヤは「面」のようになります。

「線」で走る二輪


一方二輪車の場合は前後合わせてタイヤの接地面積は「ハガキ1枚分」とも「名刺1枚分」とも言われます。車体を傾けて、タイヤを傾けて走るので接地している部分は「面」というより「線」という感じです。

タイヤが2本しかないので「線」で走るんすよ。

「線」が溝に入る



縦溝にこの「線」が入るんすよ。そーそると体感的には「グリップ感」がなくなって「いつ滑るかわかんねー」って感じになります。

全然バンクさせてなくてもです。不安と緊張で体が強張って危ないんです。僕はグルービングのコーナーはハーレー並みに遅いです。言い過ぎました。ハーレーよりは速いです。

気の利いた縦溝の設置場所【バイクの敵グルービング工法】



この縦溝のグルービング工法は「スピードの乗る高速コーナー」に施されていることがめっちゃ多い。ドリフト族対策のせいなんでしょうね・・・。


直線を気持ちよく走ってきて次のコーナーが見えて「このくらいまで減速してこんなラインで入っていってみよう」と頭の中でコーナリングを組み立ててコーナーに入っていくと突然のグルービング工法。

突然現れるグルービング


こっちはそんなつもりでコーナーに進入していないので結構なブレーキを掛けて減速して舌打ちしてゆっくり走り去ることになります。


せめてグルービング工法のところは溝の中を赤く塗るとかして遠くから視認できるようにしてほしいです。
初めからわかってたら初めからゆっくり入っていけるんで。直前まで全然知らない顔してるんすもん。


更なるフェイント【バイクの敵グルービング工法】



3コーナーくらい連続してグルービング工法
「グルービングエリアは・・・しょーがねーなゆっくり走るか・・・」




4コーナー目は何故か普通の路面
「よっしゃ、グルービングエリア終わったな。普通に走ろう」



5コーナー


グルービングさん「よう」

バイクタイヤとグルービングは相性が悪い
「よう」




こういう悪意に満ちたフェイント本当やめて欲しい。



玉取りにきてどーすんのよ。こっちがスピード落すのが目的で転ばせることが目的じゃないでしょ?これじゃ>>>西部警察の大門だよ。
体の自由を奪うための警官の銃なのに破壊力抜群のショットガンバンバン撃つみたいなね。え?そーなの?玉取りに来てんの??



効果がありそうな「横溝」は全然見ないのに効果が薄そうでより攻撃力が高い「縦溝」はたくさんある不思議。







「(財)ここにグルービング工法施工するぞ協会」の会長は絶対バイク大嫌いですよ。「(財)日本マンホールの蓋はここに設置するぞ協会」の会長と兼任なんじゃねーすっかね。






スリップ防止の効果との矛盾



百歩譲って「四輪のスリップ防止のために掘ってありまーす」でいいや。もうそれでいいや。


でもね・・・

「一部の四輪でスリップするような危ない運転するやつ」
より
「全ての二輪」
を守って欲しいですね。







なんで「四輪でスリップするような危ない運転するやつ」を守るために全ライダーが危険に晒されなきゃならないんでしょうか。




きっと今までグルービング工法で救われたドライバーの命より、グルービング工法のせいで亡くなったライダーの命の方が多いと思うのは僕だけ??

死人に口なしで結構いると思うんですよね。グルービングで亡くなってるライダーって。それくらい危険に感じます。

グルービング工法の対処方法


視認できた段階で安全に減速して「気持ちいいコーナリング」を諦めてささっと通り過ぎましょう。
マスツーであれば次の休憩場所で「縦溝怖いんすよ」「ですよねー」と一瞬盛り上がりましょう。

僕的希望【バイクの敵グルービング工法】


一番いいのはグルービング工法路面の根絶だけど。せめてグルービング工法してある路面は溝に色をつける等してもっと見やすくして欲しい。


それか路面の幅60cmくらいの幅でいいから普通の路面にして欲しい。そしたら二輪も安全に速度落して走れるし。

車のタイヤの位置はグルービングになってて車線の真ん中は普通の路面。そうすればバイクは速度を落として車線の真ん中を走れば安全じゃないですか??

まぁライダーはマイノリティだから「ライダーのためにこうします」とはならないんですけどね。
全ライダーよりスリップするような暴走四輪を優先ですわ。

僕にロッコルを履かせて!

※追記


路面の幅60cmくらいの幅でいいから普通の路面にして欲しい。 と嘆いていましたが、宮城県と山形県を結ぶ国道113号の七ヶ宿ダム付近にありました。まさに道路の真ん中、「バイクはここ通ってね」的なスペースがあって無事なグルービングでした。副会長頑張ったんすね!感動しました僕!そういう目で見ていると結構あるのかもしれませんね!みなさまも見つけたら 「(財)ここにグルービング工法施工するぞ協会」 の副会長に思いを馳せましょう。


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