僕が見た、地獄のようなバイクタンデムツーリングデート
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バイクを楽しめない人はとことん楽しめないということを理解しましょう。人類の多様性です。タンデムツーリングデートは難しい!
この記事に辿り着いた方は
・バイクタンデムデートがしたい
・付き合いたての彼女とのサプライズタンデムデートを計画している
・免許を取得してから1年経ったからタンデムできる!
と言う方ではないでしょうか。ちょっとその気持ち1回置いてこの記事を読んで頂ければと思います。あなたは自分が好きな人が何故自分と同じ感受性の持ち主だとわかるのでしょうか?
全世界に人は60億人いるそうです。本当はいないんですが。いることにして。
60億通りの感受性があるわけで、その中で感受性が近い遠いはありますが、あなたが好きになった人があなたと近いというとは限らないですという記事です。
みなさまデートしていますか???晴れた休みの日に「1人でバイク乗りに行きてー」と思いながら適当にデートしているどーも僕です。
タンデムデートのライダーにヤエーをるとすっごい嬉しそうに>>>ブンブン(0:40~)手を振ってくれるのでなんだかこっちまで幸せな気持ちになりますよねー。
今回はそれの真逆でとっても居たたまれなくなった話です・・・。
あれは・・・ある初夏の頃じゃったー・・・バイクタンデムツーリングデートを目撃
最高気温30度はあろうかという暑い日に道の駅で休憩していると、タンデムをした1台のバイクが入ってきました。R1だったなかぁ。
僕の正面10mくらいの位置に停車したのですが、その二人が凄く目立ったのでしばらく見ていました。
19歳か20代前半と言った感じでなかなかの美男子、美少女カップルだったのですが・・・
バイクタンデムツーリングデート運転手の男の子
・しっかりしたバイクウエア
・フルフェイスのヘルメット
・終始無理に笑顔にしている風ななんとも言えない表情
バイクタンデムツーリングデートタンデマーの女の子
・ヒラヒラの服に肩から下げたヴィトンのバッグ、渋谷の駅前からきたような格好
・コルク半
・この世の終わりのような死ぬほど不機嫌な顔
だったのです。
女の子はまじで凄い顔していました。男の子はなにやら話しかけていますが女の子は伏し目がちでほとんど反応もしていません。
見ているだけでちょっと僕耐えられない。
そのバイクタンデムツーリングデートを見て、感受性豊かな僕の頭にこんなストーリが映像として流れてきました。
男の子、R1を購入し、ちょっとはしゃぐ
男「憧れのR1!ついに買ったぜ!かっこいい!ツーリングも楽しいし!この楽しさを彼女にも味わって欲しいなー。そうだ!サプライズでツーリングに連れて行ってあげよう!きっと喜ぶぞー!」
男「とりあえずヘルメットがないと乗せられないから・・・。お試しツーリングだからアマゾンで一番安いのでいいかー。R1買って金欠だしな。楽しんでくれたらちゃんとしたのを買ってあげよう!(コルクポチー)」
~バイクタンデムツーリングデート当日~
男「おまたせ!>>>ブンブン(0:40~)」
女「え?今日渋谷でポケモンやるんじゃないの?」
男「天気いいしさ、たまにはバイクで一緒にどっか行こうと思って!HAHA!嫌?」
女「ちょっと怖いけど、行ってみようか」
~バイクタンデムツーリングデートへ出発~
女「(渋谷がいつもと違って見えるわ・・・みんなこっち見てるし・・・なんだかいい気分)」
男「ブンブン」
~バイクタンデムツーリングデート出発から10分~
女「(暑くね?)」
R1「ブンブン(エンジン熱ブシャー)」
~バイクタンデムツーリングデート出発から30分~
女「服がバタバタしてうぜえ!バランスとるので疲れた!」
前のトラック「ブンブン(排ガスドバー)」
~バイクタンデムツーリングデート出発から1時間、コンビニ休憩、トイレの鏡の前にて~
女「暑い、何だこのファンデに付いてる無数の黒いものは。マスカラ落ちたか?ん?くせえ!くせえ!排ガスのススや!」
男「ふんふーん♪道の駅で食べるソフトクリーム楽しみだなー。」
女「はー!ヒラヒラの>>>服くせえ!髪もくせえ!バッグもくせえ!暑くで頭はぐーるぐる。」※吉幾三はヒップホッパーです。
~バイクタンデムツーリングデート出発から3時間道の駅手前~
女「まじか。まだつかねーのか。まじか。修行かこれ。なんにも楽しくねーし疲れたしくせーし暑いし。日焼けしてる。。。最悪通り越して災厄だ。。。」
男「ぶんぶん」
~道の駅~
僕「うわあ・・・」
バイクタンデムツーリングデートまとめ
バイク趣味は楽しめる人とそうでない人とハッキリ別れるから安易にタンデムツーリングをしないようにしましょう。
彼女にどーしてもとしつこく言われて「装備自分で用意したらね」と言って用意してもらって初めて最高に楽しいショートツーリングに連れて行ってあげてください。
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僕にロッコルを履かせて!