違反なし?煽りなし!追い越し車線を走り続ける車両の対処方法
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- グッドドライバーを目指すドライバーさん
- グッドライダーを目指すライダーさん
- 何故か煽り運転の被害を多く受ける方
でしょうか?
最近はドライブレコーダーの普及により「煽り運転」が注目を集める世界になっています。僕はこの現象を「1億総監視社会」と言っていて、神道を根っこに持つ日本人のモラルを縛る新しくも悲しい道徳規範だと思っています。
何故煽り運転が起こるのか~煽る側のポテンシャルにのみ依存しない原因~は>>>こちら
最近はわざと煽り運転の被害を受けて面白がったり撮影した動画をアップして再生数を稼いだりする「煽られ屋」という信じられないほど下卑た人たちも存在するようです。
なるべく被害に合いたくない煽り運転ですが、あなたも知らず知らずのうちに「煽られ屋になっているかもしれない」と言ったらどう思いますか?
あなたが「追い越し車線を走り続けることが交通違反である」ということを今初めて知ったのであればあなたは高確率で無意識の煽られ屋です。
この記事を読めば
- 追い越し車線ブロックをする車の対処方法
などがわかります。ぜひ最後まで読んでいってみてください。
!!目次!! (右のボタンでOFF→)
追い越し車線を走り続けるのは違反
高速道路を走行すると、とても多くの「追い越し車線を走り続ける車両」を目にすることができます。
違反だと知っていながら追い越し車線を走り続けていることも十分恐ろしいですが、違反だと知らずに走り続けていることはもっと恐ろしいと思っています。
高速道路を走行していると「追い越し車線↓」「走行車線↓」という表示を頻繁に見ますが、違反だと知らずに走り続けている人は、たくさんあるそれらの表示が目に入っていないということです。目に入っていれば違反の認識の有無に関わらず「今追い越ししていないからこの車線は走らないようにしよう」と考えるのが自然です。
もし「追い越し車線↓」「走行車線↓」という表示を認識しながら追い越し車線を走行し続けているのだとしたら「自分の運転によって交通の流れ全体にどんな影響があるか」などまったく想像できない人が運転しているということです。あるいは運転中にまったく後ろの様子を気にしない自分本位の運転をしている人ということです。
そんな人達が100km/hを超えるような速度で走っているのですからこんなに恐ろしいことはありません。
彼らが知ってか知らずか、想像力の欠如か否か、後ろを見ていないのかはわかりませんが、これは立派な交通違反です。
「通行帯違反」となり普通車の場合減点1点反則金6000円が課されます。
追い越し車線を走る車両を走行車線側から抜くのは違反
追い越し車線を走り続けている理由がなんであれ、その運転手は危険運転手です。
そんな危険人物とは距離を取ってやり過ごしたいのですが、恐ろしいことに追い越し車線を走行する車両を左側から抜く行為も交通違反になります。
しかも「通行帯違反」よりも重い「追い越し違反」という違反になり、普通車の場合で減点2点、反則金9000円の違反になってしまいます。
追い越し車線を走り続けるのは超迷惑
そうなのです。追い越し車線を走り続ける危険人物に遭遇した時点で手詰まりなのです。 道路交通法上はそんな危険で足りない人物のせいで交通の流れ自体が滞ってしまうのです。
たった1台でも追い越し車線を塞いでしまえば、法律上は誰もその車両より速く走ってはいけないのです。
ですので追い越し車線を走り続ける行為は超迷惑なエゴ運転なのです。
追い越し車線走り続ける車両の対処方法
そんな理不尽に蹂躙されるのは耐えられないのでなんとか対処方法を見つけたいのですが、世の中で多く行われている対処方法は煽り運転と変わらないことですのでやりたくなってもやってはいけません。
これらの行為を行うと、自分を煽り運転手という畜生道に堕としてしまいまい、まともな精神性を失ってしますにもかかわらずそもそも危険運転車に対して何の効果もありません。連中は後ろなんて見ない!
そんなリスクしかないことをするべきではありません。
やりたくなるけどやってはいけない対処方法
「追い越し車線を走り続ける車に譲って貰う方法」のようなネット記事でヘッドライトを点けて車間を詰める、パッシングする、右ウインカーをつけるなどといった内容が解決策のひとつとして紹介されていることがありますが、これらは当然煽り運転になってしまいます。その上、解決できることは非常に稀です。
ヘッドライトを点けて車間を詰める
車間を詰めればそれを嫌がって道を空けてくれそうな期待をいだいてしまいますが、ところがどっこい、前しか見ていない危険運転手がミラーを見たりすることはないでしょう。車間を詰めるという行為は「危険運転手をちゃんとした運転手だと期待してしまっている行為」です。まったくそんなことはありません。彼らは骨の髄まで危険運転手です。そうでなければ追い越し車線を走り続けるという奇行をするはずがありません。
パッシング
パッシングをすればこちらの「先行きたいから道譲って」という意思が伝わるのではないかと淡い期待を抱いてしましますが、ところがどっこい、前しか見ていない危険運転手がパッシングに気がつくことはないでしょう。パッシングという行為は「危険運転手をちゃんとした運転手だと期待してしまっている行為」です。まったくそんなことはありません。彼らは骨の髄まで危険運転手です。そうでなければ追い越し車線を走り続けるという奇行をするはずがありません。
右ウインカー
右ウインカーを出せばこちらの「先行きたいから道譲って」という意思が伝わるのではないかと淡い期待を抱いてしましますが、ところがどっこい、前しか見ていない危険運転手がウインカーに気がつくことはないでしょう。右ウインカーを出すという行為は「危険運転車をちゃんとした運転手だと期待してしまっている行為」です。まったくそんなことはありません。彼らは骨の髄まで危険運転手です。そうでなければ追い越し車線を走り続けるという奇行をするはずがありません。
僕はやっていない対処方法
煽り運転にならずに、なんとか危険運転手を遠ざける手段がないか3晩寝ずに3日昼寝して考えたことがあります。実際に僕が実践していることではないのですが適当に書いておきます。恐縮です。恐れ入ります。
完全なる並走でガン見
左から追い抜くと違反になってしまいますので並走します。ミラーは絶対に見ることはない危険運転手ですが、横であればあるいは気づいてくれるかもしれません。並走しながら危険運転手をガン見しましょう。
あなたがもし全然知らないおじさんに並走されてガン見されたらどうしますか?僕なら離れようとします。
危険運転手が加速しても並走キープです。そうすると追い越し車線のペースが上がります。車線変更をしてペースを上げた危険運転手の後ろを走行しましょう。
あなたがもしさっきまであなたをガン見していたおじさんが後ろからついてきたらどうしますか?僕なら道を譲って先に行かせます。解決です。
他の車に煽ってもらう
追い越し車線を走り続ける危険運転手に追いついてしまったら走行車線に戻ります。そのまま抜いてしまうと違反になってしまうので抜けません。そこで危険運転手の左後ろを走行します。
しばらくすると免許取得2年目くらいの活きいいのスポーツカーが危険運転手に追いつきます。この手のスポーツカーは通常であれば走行車線に移って左から抜いていくのでしょうが、こちらの車両が邪魔で車線変更できません。すると免許取得2年目くらいの良い活きのスポーツカーが危険運転手を煽り始めます。
結果自分で煽り運転することなく追い越し車線が空きます。解決です。
他の車に左から抜いてもらう
上の他の車に煽ってもらうものと似ています。免許取得2年目くらいの活きのいいスポーツカーが現れた段階で、自分の車両をエンジンブレーキを軽く効かせる程度に減速します。すると空いたスペースに吸い込まれるように免許取得2年目くらいの活きのいいスポーツカーが入ってきて危険運転手を左から抜いていきます。
その様子を見た危険運転手は「あれ?もしかしてワシ、ペース遅い?後ろの車も前に行きたがっている?」と思って走行車線に移ってくれます。解決です。
諦める
「解決です」などと書いてしまいましたが、実際にこの手法で解決することは稀です。何故ならば危険運転手はそもそも煽られていることに気が付かないし、「あれ?もしかしてワシ、ペース遅い?後ろの車も前に行きたがっている?」と思う想像力もないからです。あまりにもお話にならないとき、僕はハンドサインを出しながら左からぶち抜きます。
ですので結局は「諦める」という選択肢しかないのが現状です。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
法律も常識もモラルも善意も通用しない屈強な劣った人がたくさんいます。そんな人に遭遇しても心乱さず、精神性を落とさず「自分だけはグッドドライバー」「周りに流されずグッドライダー」でいられるようにがんばりましょう。
僕にロッコルを履かせて!