HONDA スーパーカブ50
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「カブは偉大です」
この記事に辿り着いた方は
・スーパーカブってどんなバイクなんだろう?
・カブってダサイ
・なんでカブでツーリングしている人はあんなに楽しそうなんだろう
・カブが欲しいがなんだかバカにされる気がする・・・
という方ではないでしょうか。僕とカブの話を少し記事にしたいと思います。
※海馬が>>>ビリヤード方式です。不確定な記憶を元に再構成しているかもしれません。予めご了承下さい。
世界1のバイク、スーパーカブ
あなたは「世界で1番のバイクは何?」と聞かれたらどんな車種を挙げるでしょうか?ドカティ?R1?H2?それともモトGPマシン?
僕は「スーパーカブですね」と応えます。
「スーパーカブですね」 と答えると多くの人が面食らうと思います。多くのスーパーカブは50ccだし、郵便配達にも、中華屋の配達にも使われている働くバイクですし、とても世界1には見えないかもしれません。
しかし、このバイクは紛れもなく世界で1番のバイクなんです。
スーパーカブは世界で最も売れたオートバイです。1億台生産されていて、これはどの2輪車、4輪車よりも多いです。ギネス登録もされています。安価で耐久性、積載性に優れ、メンテナンスを怠ってもどこにでもユーザーを連れていってくれる様はまさにホンダのロゴの「翼のマーク」の通りでしょう。1億人ものユーザーに翼を与えてくれています。
バイクオブバイク。
キングオブバイク。
カブオブカブ。
カブカブカブ。
カブに敬意を払えないバイク乗りは半端者です。
グロムを持っていてもカブを買う。カブは別腹。
ZZR1400とグロム125に乗る友人がカブ110を買ったという。
「グロムがあるのにカブですか?」
と聞いたら
「カブは別腹ですから」
と爽やかに答えた。痺れた。まじで。やられた。
僕とカブ
浪人中、地元の友人がスーパーカブ50を譲ってくれると言う。これはこれはと見に行くとちゃんとエンジンもかかるし動くではないか。
当時アルバイトもしていなかった自分がその一万円をどこから工面したか記憶にはないが敬愛する両親からせびったのは想像に固くない。最近「あなたは都合の悪い記憶はうまく消すからねぇ」と、敬愛する母に言われたが、こーゆーことか。納得。
人の記憶は都合のいいように改変されるものである。
無事スーパーカブが手元に来た(名義変更とか細かいことはまじで覚えていない。名義変更したのかすら怪しい。)。
しかし原付免許がないと目の前のスーパーカブに乗れないことは物心つく前の自分でも知っていた。ちなみに物心着いたのは19歳の頃。
これまた出所不明の費用で原付免許を取得しにいく。敬愛する父に貰ったか。
出所不明も>>>こちら(19歳編)
当時は半日程度の講習と実技で免許が交付された。と思う。そこもビリヤード方式。
親は泣く泣く?兎に角難なく免許は取得できた。
さて、いよいよ初めての公道。月並みな表現をすれば「期待と不安が入り交じる」である。
乗り始めてすぐ思ったのは「公道怖ー。車乗ってる人すげーなー。」だった。
実家を右に出てすぐ突き当たりの星アパートを右折、次のT字路を左折、そこから暫くまっすぐ。。。ここで海馬の限界。そのあとは覚えていない。恐らくそこで不安を乗り越え、割と楽しく走り出したのではなかろうかと思う。
その後スーパーカブは格安アパートから進学先の大学まで僕をたくさん運んでくれた。
左右の風除けを外して妙にスタイリッシュにされたり、マフラーの中の消音材を殺虫剤の火炎放射で焼かれて爆音にされたり、スパトラを無理付けされてかっこよくなったり(当時の感想です)と数奇な運命を辿った。
最後にスーパーカブをどう処分したか全く記憶にない。なんてだらしのない男なんだ僕は。
>>めぐりーめぐりーめぐりーめぐっぅってぇー
今は東南アジアの畑を走っていることにします。人の想像力は都合のいい方には無限大。
このときはまだバイクは僕にとって移動の手段であり、若さ故に上記の悪戯を施したという感じです。カブカブカブ様ごめんなさい。
そしてありがとう。
僕にロッコルを履かせて!
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