【動画よりわかる】0から始める!ベイプRDAビルドの仕方【写真47枚】
!!目次!! (右のボタンでOFF→)
この記事を読みながら巻けば誰でも巻けます。小さなコツも散りばめています。
この記事に辿り着いた方は
・ベイプ初心者
・ベイプでRDAをビルドしたい
・ベイプをより趣味として楽しみたい
という方ではないでしょうか。この記事では日本ではかなり早い時期、2014年から僕が趣味として続けているベイプの知識を総動員して、誰でも手巻きができる方法を書いています。47枚もの写真を駆使しているので、動画よりもわかりやすいです。
ネットの情報では見たことがない細かいコツのたくさん散りばめているのでぜひ読んでいって下さい。
自画自賛で恐縮ですが
めっちゃ有益なハウツー記事
になっていますので参考&参考にして下さい。
今日のレシピ
今回セッティングするものは
・カンタル24ゲージのワイヤーで
・内径3mmのコイルを
・5周巻いたものを
・2つ
セッティングします。
ベイパー風に言うと
カンタル24ゲージ3mm5ラップのデュアル
という感じです。
すでにそれっぽい雰囲気が出ていていい感じですね。
使用しているワイヤーについての注意点
今回使用しているワイヤーは「ni80のツイスト」という自作した特殊なワイヤーを使用しています。初心者の方は「24gのカンタル」で巻いてください。
「24gのカンタル」でこの記事と同じ巻き方をすればほぼ同じ抵抗値になるはずです。
自宅に「24gのカンタル」がなかったため、申し訳ないですがそんな感じに置き換えてお願いします。
ベイプRDAビルドに使う道具【ベイプコイルの巻き方】
まずは道具と材料がないと始まらないので紹介します。
・ワイヤー
・ビルドツール
・コットン
・モッド
・アトマイザー
・バッテリー
です。
何故紹介しているワイヤーやコットンがおすすめかという根拠が知りたい方はあとで別記事を参照してください。
何故紹介したグッズがいいのか根拠が知りたい方は「>>>vapeカテゴリー」の記事を読んでいただければと思います。
アトマイザーのトップキャップを洗浄【ベイプコイルの巻き方】
アトマイザーのトップキャプを外して水洗いします。洗剤で洗っても良いです。
ドリップチップ洗浄の注意点
レジンのドリップチップを熱湯で消毒すると艶がなくなってしまうので絶対にやめましょう。経験者は語ります。
古いコイルを外す【ベイプコイルの巻き方】
古いコイルを外して捨てます。今までありがとうさようなら。
イモネジは亡くさないように外さないようにしましょう。コイルが外れれば十分です。
コイルを外す時の注意点
必ずモッドの電源をoffにして作業をしましょう。ドライバーが接触しているときに誤って通電させてしまうとショートしてコイルが焼き切れるだけではなく、モッドとバッテリーにダメージを与えてします可能性があります。火傷してしまうかも。
ここから新しいコイルのチェックをするまで電源はoffのままです。
デッキを洗浄する【ベイプコイルの巻き方】
綿棒に洗剤をつけて、綿棒が届く範囲で洗浄します。イモネジは外し切らずにこのまま洗い切ります。流水で洗剤成分を流し切りましょう。
デッキ洗浄の注意点
前の工程でイモネジを外す直前まで緩めていると、外れてさようならになる可能性があるので気を付けましょう水で流されれば再会の可能性は非常に低いでしょう。
モッドとアトマイザーの接点を拭く【ベイプコイルの巻き方】
ティッシュをコヨリにしてモッドの接点部分を拭きます。
洗浄したアトマイザーの接点をティッシュできれいにし、水分を失くします。
拭き掃除注意点
モッド側にはリキッドが付着しているので良く拭きましょう
巻くやつを組み立てる【ベイプコイルの巻き方】
内径3mmのコイルを巻くので 「30の記載がある黒い小さいの」「30の記載がある棒」を使います。内径を4mmにする場合は「40の記載があるもの」を使う感じです。
コイルの内径の注意点
僕は3mm以下だとコットンワークがしづらいので3mmか4mmのコイルしか巻きません。お好みでどうぞ。
ワイヤーの切り出し 【ベイプコイルの巻き方】
あろうことか写真を撮り忘れました。写真の可愛い小指から親指までの長さのものをニッパーで2本切り出してください。
ワイヤー切り出し注意点
写真がなくて大変恐縮ですが、ワイヤーを切るとケース側に「ヒュン!」って飲み込まれますのでうまいこと対処してください。見ればわかります。
ワイヤーセットする【ベイプコイルの巻き方】
切り出したワイヤーを組み立てた黒いものにセットします。
ワイヤーセットの注意点
親指で抑えるところをケチって短くすると抑えがきかなくなるのでギリギリを攻めない様にしましょう。経験者は語る。
ワイヤーを巻く【ベイプコイルの巻き方】
短い黒いやつに金属の出っ張りがついているので、その出っ張りにワイヤーが引っかかるようにして「クセ」を付けた方向に巻いていく。今回は5周です。5ラップともいいます。
ワイヤーを巻く注意点
ワイヤーの巻きが「隣に隣に」行かずに、直前に巻いたワイヤーの上に巻かれてしまうと失敗です。あまり力を込めずに優しくゆっくり巻きましょう。
どうしてもうまくいかない場合はワイヤーを右手の小指などに引っかけて、ワイヤーが右にある状態で巻けばきっとうまくいきます。上の写真ではワイヤーが左手側に来ていますがそれを右側にするという意味です。
足をいい感じに切り落とす【ベイプコイルの巻き方】
今回はデュアルコイルなので同じものを2つ作ります。複数のコイルを使用する場合は必ずすべての同じものを作ります。そうしないとそれぞれのコイルの通電量に偏りができてしまいます。
コイルの足を切り落とす際の注意点
ここで足を切りすぎると失敗です。アトマイザーにセットするのに若干長い程度の足が残るようにします。写真を参考にしていただければ問題ありません。
コイル調整しながらをデッキに乗せてみる【ベイプコイルの巻き方】
コイルを巻くときに使った黒いやつとシルバーの棒をバラして銀色の棒だけをコイルに差しなおします。こうすることで作業中、コイルの形が崩れることを防ぎます。
足が長すぎれば切り落とします。
足を調整するときの注意点
ここで切り落とす量はすごく少ないので、何も考えずにきると破片がどこかへ飛んでいきます。3日後くらいに足で踏んで不快な思いをするのでツーリセットのスポンジ部分にあてながらカットしましょう。
コイルをデッキに乗せる【ベイプコイルの巻き方】
前の工程で足の長さを調整したので今度はいい高さにセッティングできます。左右のバランスを取りながら銀色の棒を使って微調整していきます。上から見たり横から見たりします。この工程が「ベイプ職人っぽい雰囲気」が1番出るポイントです。存分に雰囲気を楽しみましょう。
コイルをデッキに乗せるときの注意点
イモネジをしっかり締めないと後で抵抗値の表示が不安定になってしまいます。ねじ山がなめない程度にしっかり締めましょう。
コイルの最終カット【ベイプコイルの巻き方】
イモネジより下に出ているワイヤーをニッパーでカットします。このときに発生する破片はとても小さいので注意しましょう。デッキの中に破片があると、通電したときにショートしてしまうので水を勢いよくかけて破片を流します。
水で流す際の注意点
デッキの中に破片が残っていると大変危険です。目視で破片が見えなくても必ず流水で流しましょう。
ショートしていないか確認【ベイプコイルの巻き方】
一度トップキャップをつけて電源を入れ、通電させてみます。パフボタンを押すたびに全然違う抵抗値が表示されるなど、抵抗値が不安定だったり「short!」などの表示がでる場合は下記の内容を確認してください。
・デッキに破片が残っていないか?
・イモネジはきっちり締まっているか?
・コイルの位置、大きさが悪いためトップキャップに接触していないか
破片は取り除いてイモネジは締めなおしましょう。コイルの位置が悪い場合は位置を低くしましょう。
ショート確認の注意点
トップキャップとコイルの接触は目視することが難しいので「破片残留→イモネジ→接触」の順に調べましょう。対処してもどうしても不安定な場合は新しくコイルを巻きなおします。
パフボタンを押していないときの抵抗値表示と押しているときの抵抗値表示がずれていることがありますがこれは正常な状態です。問題なのは「パフボタンを押すたびに毎回違う抵抗値が表示される」という場合です。
通電させて左右のコイルを同期させる【ベイプコイルの巻き方】
出力を弱め(30W程度)にしてパフボタンを長押し押してコイルに熱を入れていきます。
初めは左右の光り方がバラバラですのでピンセットで撫でながら調整します。
パフボタンを押してうっすら赤くなったらボタンを離してを繰り返してコイルがうっすら赤くなっている状態をキープしつつピンセットで撫でる感じです。
これを繰り返していると左右の光方が同じになってきます。
同期をとる時の注意点
金属のピンセットで撫でることもできますが、パフボタンを押して通電している状態でコイルに触れるとショートしてしまうのでシリコンが付いたもので撫でるのがおすすめです。万一ショートさせてしまった場合は新しいコイルを巻きなおす必要があります。
撫でるだけでは同期できない場合はコイルをピンセットで挟んだり、銀色の棒で位置を修正したりすると同期できます。棒を入れるときはパフボタンを押さないようにしましょう。ショートします。
シングルコイルの場合は?
シングルコイルの場合でも全体が同じバランスで光るように調整しましょう。方法はデュアルの場合と同じで撫でるだけです。
同期できたら水で冷やしてコイルを固くする
同期が取れたらアツアツの状態のコイルを水で冷やします。こうすることでコイルを固くすることができます。水に触れさせるときはもちろんパフボタンは押さないようにしましょう。
熱しては水で冷やすを3回程度繰り返し行います。濡れたコイルは通電させることで一瞬で乾くので繰り返し行いましょう。
コイルを冷やすときの注意点
繰り返しになりますが、水をかけている間はパフボタンを押さないように気を付けましょう。皆様は今カンタル線で巻いているので青くはなりません。
モッドの表示を正確にする【ベイプコイルの巻き方】
今の状態だと恐らく「パフボタンを押しているときと話しているときの抵抗値の表示が合っていない」状態だと思います。
1度バッテリーを抜いて、入れなおすことで表示を合わせることができます。
モッドの表示を合わせる注意点
通電状態では正しい抵抗値が表示されるので、このズレによる弊害は正直理解していません。しかしベイプのバッテリーは非常に大きなパワーを持っているので取り扱いには万全を期したいです。この操作は念のため必ず行うようにしましょう。
コットンワーク【ベイプコイルの巻き方】
慣れてくるとこの状態でも美味しそうに見えてきます。本当はコイルをデッキに乗せた時点で美味しそうに見えています。
コットンの通し方は別記事で詳しく説明しているのでそちらを参照してください。
コットンワークの方法は>>>こちら
リキッドを垂らす【ベイプコイルの巻き方】
コットンに染み込ませるだけではなく、コイルにもかけてあげます。ちなみにni80のワイヤーはすぐに黒くなるので美しいワイヤーはここで見納めです。
できた!
0.3Ωであれば60Wくらいの出力が1番おすすめです。電圧が4.2Vを超えない範囲で運用する