【ビルド初心者必見】ベイプのワイヤーの素材太さ形状抵抗値まとめ

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カンタル24Gを使っていれば間違いないのだけれども、たまには浮気したいよね


この記事に辿り着いた方は

・ベイプに興味がある
・ベイプ初心者
・最近ビルドを始めてワイヤーの種類に興味がある


という方ではないでしょうか。

初心者の方は24Gのワイヤーを使えば幸せになれると信じて止まない僕ですが、まぁたまには違うワイヤーも使いたくなるよね!ということでワイヤーの種類を書いていきます。自分が「使えない」と思っているものや興味がないものはかなりあっさりになりますが予めご了承下さい。



ワイヤーの素材

ベイプのビルドに使われるワイヤーの素材は主に

・カンタル
・ステンレススチール(SS)
・ニッケル(ni200)
・ニクロム(ni80)
・チタン


の4種類です。それぞれの特徴を説明していきます。

カンタル

最も一般的な素材です。ワイヤーの硬さも硬く初心者にも扱いやすいです。出力を任意に選ぶワッテージモードやボルテージモードで使用します。温度管理には対応していませんが、温度管理なんて機能を使う人は稀なので問題ありません。

抵抗値が高いので巻き数や内径ををいじりやすいのでビルドの幅が広く、練習用にも最適です。練習というか本番です。カンタルに始まりカンタルに終わるのが正しいvaporです。偏見です。バイクで言うと250ccのオフロードバイクです。「色々乗ったけどこいつが一番いいだわなー」という感じです。

ステンレススチール(SS)

カンタルのように任意に出力を選ぶモードでも使えますし、温度管理でも使えます。他の温度管理対応のワイヤーと比べて、有害物質がでないので安全性も頭1つ出ています。しかも劣化し辛く、リキッドの味もはっきり出るという神様のようなワイヤー。

しかし、冷却が遅いので連続でvapingすることに向いていません。カンタルよりも柔らかいので細めの単線だとビルドがし伝いです。僕が使ったものはクラプトンでしたがそれでも柔らかすぎて「キー!!!」となったのでずっと引き出しの奥にいます。

ニッケル(ni200)

高温になると有害物質が出るので温度管理専用のワイヤーです。僕は使ったことがありません。少しでも健康へのリスクを減らしたいし、すでにワッテージモードで美味しく据えている僕には温度管理という面倒な機能は全く必要ないためです。

ニクロム(ni80)

ニッケル(ni200)と比べてニッケルの含有量が少ないのでカンタル線と同じ扱いです。つまり温度管理不可。カンタルよりも抵抗値が低い。カンタルとの最も大きな違いは「ビルドした後に青白くなる」という点です。この青白さの美しさを見るために僕も愛用しています。カンタルより若干柔らかいのでツイストに加工して使っています。ちなみにni80の26Gをいい感じにツイストしたものはカンタル24Gと同程度の抵抗値です。硬さは少し柔らかいかも。

チタン (Ti)

ni200と同様、高温で有害物質が出るので温度管理専用のワイヤーです。というわけで僕は興味がありません。

ワイヤー素材まとめ

こうしてみると安全に使えるものが

・カンタル
・ステンレススチール
・ni80


といことになります。正直カンタルで十分ですが、浮気性の方は ・ステンレススチール
・ni80 を試してみて下さい。

ワイヤーの形の種類

ベイプのワイヤーの形の種類は5種類に分けられます。

・単線
・パラレル(要自作)
・ツイスト
・クラプトン
・クラプトン派生

単線

最も一般的で単純な形です。形というかワイヤー1本です。単線は単純なので完成後の抵抗値が読みやすく、加工もしやすいので初心者におすすめです。

パラレル(要自作)

2本の異なる太さの単線ワイヤーを並べて設置するものです。僕は作ったことがないので説明割愛。勉強した感じメリットが薄く手間がかかる印象でしたので不採用にしました。
市販されていないので使いたい方は自作するしかありません。

ツイスト

複数の単線をねじって1本にしたものです。市販でも購入可能ですし自作することも簡単です。単線に比べて硬いので、単線を買ったけど柔らかすぎてイライラしたときは問答無用でツイストに加工しています。

僕のツイストワイヤー自作方法

①単線のワイヤーをケースから全て取り出します。
②適当な柱とかにワイヤーを通して半分に折る感じにします。ワイヤー全体の中心が柱に来て、ワイヤーの両端は手元に来るようにします。
③手元にあるワイヤーの両端をインパクトドライバーの先端にテープで固定します。
④巻きます
⑤柱側をニッパーで切ったら出来上がり

クラプトン

ギターの弦にように、1本の太いワイヤーに細いワイヤーを巻き付けたものです。複数のワイヤーを使うのでサイズ表記が難しいです。

26G+32G・・・ 26Gのワイヤーに32Gのワイヤーを巻き付けてあるよ!
26G*2+32G・・ 26Gのワイヤー2本束ねたものにに32Gのワイヤーを巻き付けてあるよ!

という感じです。自作もできますが買った方が無難な気がします。

クラプトン派生

変なワイヤーに変なワイヤーを巻き付けたものです。たくさん種類があるので割愛。

ワイヤーの形で変わること

・形が複雑になるほど抵抗値は低くなります。
・ワイヤーの抵抗値が低くなるということはより多く巻いて抵抗値を上げなければならないということ。
・より多く巻くということはコットンに触れる表面積が増えるということ。
・表面積が増えるということはミストが多くなるということ。

・形が複雑になるほどワイヤー同士の隙間に入るリキッドが増えます。
・隙間にリキッドが入るということはリキッドとワイヤーが触れる表面積が増えるということ
・表面積が増えるということはミストが多くなるということ
・複雑なワイヤーに触れたリキッドは複雑なミストになるということ。
・複雑なミストとは細かくシルキーなミストということ
・シルキーなミストは美味しいということ

・形が複雑になるほどワイヤー全体の太さは太くなっていきます
・ワイヤーが太いということはよりワイヤーが熱せられるまで時間がかかるということ
・時間がかかるということは立ち上がりが遅くなるということ

・形が複雑になるほどワイヤー全体の太さは太くなっていきます
・ワイヤーが太いということはワイヤー冷めにくいうこと
・冷めにくいということは連続して吸うことに向いていないということ

・形が複雑になるほど材料費と制作の手間が増えます。
・材料費を手間が増えるということは高価になるということ。

ワイヤーの形でかわることまとめ

・ミストが増える
・ミストが細かくなる
・味が良くなる
・立ち上がりが遅い
・チェーンスモークに向いていない
・高価格

ワイヤーの太さによって変わること

ワイヤーは多くの場合「ゲージ」で表記されます。「ga」「G」というのも全てゲージのことです。
数字が大きければ大きいほど細くなり、小さければ小さいほど太くなるということになっています。

太い  22G>24G>26G>28G>30G・・・  細い


太ければ太いほど抵抗値は低くなります。

低い  22G>24G>26G>28G>30G・・・  高い


同じ抵抗値のコイルを作る場合、抵抗値が低い方が巻き数を増やさなければなりません。
例えばカンタル単線で内径3mmの0.5Ωのコイルを作った場合
22G・・・8巻
28G・・・2巻
という感じ。

多い  22G>24G>26G>28G>30G・・・  少ない

まとめ


いかがでしたでしょうか。だいたいコイルの説明ができたかなと思います。色々試して「これだ!」というものに落ち着くのが1番いいかなと思います。キリがないので・・・。


ちなみに僕の「これだ!」は・22Gカンタル単線・ni80 26G ツイストです。
これをデュアルで組んで0.3Ωくらいで吸っています。



みなさまも色々楽しんでみて下ださい。面倒な方は色々なクラプトンが入っているプリメイドを使うのがおすすめです。宝箱セットと呼んでいます。


僕にロッコルを履かせて!





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