【通勤】バイク2台持ちは対極にあるバイクを選ぶのがおすすめ【趣味】
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用途を分けて、対極にあるバイクの2台持ちがおすすめ!
この記事にたどり着いた方は
- バイクが大好き!
- バイク2台持ちしたい!
- バイクの複数持ちって実際どうなの??
という方ではないでしょうか。
世の中にはたくさんのかっこいいバイクがあって、というかすべてのバイクがかっこいいので「あれも欲しいこれも欲しいもっと欲しいもっともっと欲しい!」となってしまう方もおられるかと思います。
経済的に余裕がある方はかっこいいバイクを並べておくのもいいですが、なかなかそうはいかないブルーハーツな方のために自分の経験をもとに
バイク2台持ちするならこの方法がいいかも!
ということを書いていきます。
まずは一般的に言われるようなバイクを2台持ちすることのメリットデメリットを挙げていきます。
バイク2台持ちのメリット
- 2種類のバイクを楽しめる
- 常にバイクに乗れる
- シチュエーションで乗り分けられる
2種類のバイクを楽しめる
大は小を兼ねるですかね。単純に多い方がいいということです。バイクが増えてもライダーは1人なので楽しさが単純に2倍になるかは難しいかもしれません。
常にバイクに乗れる
片方が車検や故障で手元になくても常にバイクに乗ることができます。通勤や通学で日常的にバイクに乗っている方にとってはとても大きなメリットです。しかし、バイク屋さんから代車を借りられればその方が楽です。自宅⇒バイク屋⇒自宅の移動は2台目のバイクで行けないからです。
シチュエーションで乗り分けられる
わかりやすいのがオンロードバイクとオフロードバイクの2台持ちです。ツーリング用のバイクと街乗り用のスクーターというのもわかりやすいですね。
バイク2台持ちのデメリット
- 維持費が倍になる
- 駐輪する場所が増える
- すぐにバイクを買う癖がつく
- バイクの調子を維持するのが難しくなる
- 乗るバイクに偏りができる
維持費が倍になる
車検代や保険料、メンテナンス代、駐輪場代やバイクカバーなどの小物まで単純に維持費が倍になるというのがセオリーですが、考え方によってはそれほどではありません。特にメンテナンス代に関してはコスパが良くなるかもしれません。後述します。
駐輪する場所が増える
一軒家や庭付きのお宅にお住まいの方は問題ないかもしれませんが、特に賃貸住宅にお住まいの方はバイクをもう1台止めるスペースを確保することも結構大変です。
すぐにバイクを買う癖がつく
「2台も3台も同じだわ!」とタガが外れてしまうかもしれません。それはそれで楽しいことですが・・・。
バイクの調子を維持するのが難しくなる
バイクは乗り続けないと調子が悪くなってしまいます。バイクが2台あっても体は1つですし、ツーリングに行ける休日が増えるわけでもありません。
乗るバイクに偏りができる
後述する少年僕のように乗るバイクに偏りができてしまうかもしれません。全くの半分というわけにもいきませんし何とも言えない問題です。
2台持ちを満喫したいなら用途を分けるべき
考え方としては「このバイクでは何をして、こっちのバイクでは何をする」と、用途を分けるということが大切です。
現在の僕の場合、
- ツーリングなど趣味としてだけの大型バイク
- 通勤、買い物など移動手段としての250ccモタード
の2台を所有しています。モタードは乗っていてとても楽しいので街乗りだけではなくたまにツーリングに行くこともありますが、比率としては大型バイクでツーリングに行く方が圧倒的に高いです。通勤で大型バイクを使うこともありますが、「昼休みにメンテしたい」「しばらくツーリング行ってないから少し動かしたい」という理由があるときだけです。
現在はうまいこと用途を分けてバランスよく乗り分けられていると思っています。
乗り分けなかった少年僕の例
実は子供のころにも2台持ちをしたこともあったのですが、このときはバイクを自己顕示欲を満たす道具のように使っていたような気がするので、ツーリングの楽しみも走ることの楽しみも知らずに乗っていました。
当時は
- 街乗りとしてビッグスクーター
- 街乗りとしてKH125
に乗っていました。2台とも用途が同じだったので気分で乗り分けていましたが、あるときKH125に乗っていて信号待ちをしている僕の横にノーマルのマジェスティが止まりました。マジェスティのタンデムシートには女の子が乗っていたのですがマジェスティライダーがこっちを見て勝ち誇ったような顔をして去っていきました。
狭い世界しか知らず、物心もついていないDQN少年僕は
「お前の彼女よりずっとかわいい彼女いるし!たまたま一人で乗ってただけだし!」
「カリカリのスカイウェブあるし!たまたまKHだっただけだし!」
と悔しがり、それからKHにほとんど乗らなくなってしまいました。当時は「女の子を乗せていた方が偉い」とか「バイクはいじっていた方が偉い」とか「目立った方が偉い」とかそんな青虫の食べカスにも劣るヒエラルキーを持っていたのです。
もちろんあなたはこんな阿呆ではないと思うので心配ないと思いますが、用途が同じだとどうしても「好み」の方が出てきてしまって片方に偏ったりということがでてきてしまいます。
そういう意味で「2台持ちの用途は分けた方がいい」と思っています。
対局にあるようなバイクを選ぶ
ツーリング用のバイクと通勤用のバイクというように用途をわけると良いです。もっというとなるべく離れた性格のバイクを選ぶのが良いです。
離れていればいるほどいいです。
性格が離れているというのは例えば
- 排気量の大小
- オンロードオフロード
- スタイル
と言った感じ。同じ車種の色違いは最悪で、排気量が離れているオンロード、オフロードの2台持ちが最高!という感じです。その間には「4気筒と単気筒」「SSとネイキッド」などそういったものが含まれます。
もっともいいのはリッターSSと125ccのオフロード
この考えに照らし合わせるともっとも離れているのはリッターSSと125ccのオフロードくらいになるかと思います。
125ccであれば車検もないし、任意保険もファミバイ特約を使えばものすごく安くなります。
現状オフロード走行、林道走行に興味がない方でも「その気になればいつでも始められる」という状況はなんだかいい感じな気がしませんか?
オフロードバイクは軽くて取り回しも楽なので街乗りも得意です。
ツーリング+サーキット走行用のリッターSS
と
普段の移動手段+林道用の125ccオフロード
いい感じです。
用途を分けたバイク2台持ちのメリットデメリット
僕が実際に通勤用とツーリング用でバイクを分けて感じたメリットデメリットを説明します。
メリット
雨の日でもバイクに乗れる
僕は雨に日はツーリングに絶対に行きません。濡れた道を走っても楽しくないし、バイクを濡らすと劣化が早まるためです。通勤は走っていて楽しい道を走らないので濡れていてもいいし、水に強いオフロードバイクであれば濡れるのも許容できるかなと思えてきました。劣化は早めたくないですが、オフロードバイクのパーツはツーリング用のバイクと比べて安価なので目を潰れます。
>>>バイクに雨の日に乗らないと1000000円得をするという話
バイクツーリングにカッパを持って行く素人を全否定する記事
高いパーツ代を節約できる
バイクは距離に応じて、あるいは期間に応じて適切なメンテナンスをしなければならないものです。ツーリングでも通勤通学でも同じバイクを使っているとあっという間に距離依存のメンテナンスサイクルに達してしまいます。上で説明した通り、通勤用のバイクのパーツ代が安いので通勤分の距離に関しては安い方のバイクが受け持ってくれるので、パーツ代が高価なツーリング用バイクのメンテナンス代を抑えることができます。特にパーツが高かったり、パーツ自体が手に入りづらい、旧車や外車に乗っている方には恩恵が大きいです。
>>>【全32項目】これを気にしていればバイクメンテナンスは完璧一覧
デメリット
ツーリング先でバイクが故障する「確率」が高くなる
ツーリングと通勤両方で同じバイクを使っている場合、故障が起きるのは当然「ツーリング中か通勤中」です。「ツーリングのみ」とするとそのバイクに故障が起きるのは「ツーリングのときのみ」になってしまいます。1台もちであれば通勤中に起こったかもしれない故障が自宅から遠く離れたツーリング先でしか起こらなくなるのでデメリット考えることもできます。
>>>バイク通勤のすべて
まとめ
いかがでしたでしょうか。
なるべく離れたバイクを、用途を分けて使用するとメリットがたくさんあります。3台目からはもはやコレクションの領域なので好きなだけ集めましょう!でも体は1つ!バッテリー上がりには気を付けて!
僕にロッコルを履かせて!