アマリングとは?「アマリングは気にしなくていい」を論破する記事
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アマリングとは接地していないタイヤのサイド部分が目立つこと
この記事に辿り着いた方は
- 一緒に走った人に「アマリング酷いね」と嫌な感じで言われた
- 道の駅でリアタイヤを見た春日が「ヘッ」って言った
- 最近アマリングという言葉を知って生き辛くなった
- ネットでアマリングという言葉を見たが意味を知らない
- アマリングが夢に出てくる
- 「アマリングなんて気にするな」とアマリンガーに言われたがやっぱり気になる
- バイクタイヤの端が1センチくらい剥けない
と言う方ではないでしょうか。うむうむ。
僕もアマリングという言葉を認識した途端、自分のリアタイヤと他人のリアタイヤが気になって仕方ない病になりました。今はお陰様で完治しています。
治療法は「アマリングを消す」しかありません。いや、「気にしない」とかありますけど気になっちゃうんだもんなー。
この記事ではそんなアマリングとはなんなのかについて書いていこうと思います。
アマリングとは
あなたはアマリングという言葉をご存知でしょうか。
タイヤは乗れば乗るほどタイヤの接地面が削れていきます。
接地していないところはいつまでも削れていきません。新品のままです。
乗っていると「接地しているところ」と「接地していないところ」が目に見えてタイヤに表れてきます。
「接地していないところ」はタイヤの両端に表れてくるので横から見ると◯に見えるわけです。この◯を「(タイヤを使わず)余ったリング」→「アマリング」と呼びます。
何故アマリングはタイヤの端にできるのか
何故アマリングがタイヤの両端に出るかというと・・・
- 直進状態ではタイヤの真ん中の部分が接地しているので真ん中部分が削れます。
- 少しバイクを傾けて交差点を曲がったりすると真ん中よりすこし外側まで削れます。
- 山道やサーキットで思いっきりバイクを傾けて曲がるとタイヤの端まで削れます。
からでございます。
何故、人はアマリングを消したがるのか
アマリングを消したがるライダーは多いです。というか「アマリング」という情報が頭に入った瞬間からあなたの「アマリングを意識するバイクライフ」の始まりです。この記事でアマリングを知った方はごめんなさい。生きづらくしてごめんなさい。>>>ドンマイ。
なぜ多くのライダーがアマリングを気にするかというと、大雑把に言うとアマリングは「バイクに乗れているかパッと見でわかるひとつの指標」になってしまうからです。
普段ツーリングをしてて「あの人うまいなぁ」とか「下手だなぁ」とか判断できるのは、一緒にツーリングに行った仲間だったり、追い付いたり追い抜かれたりして、その人と「一緒にコーナーを曲がったとき」くらいしか判断できませんよね?しかし、駐車している状態でだいたいのそれがわかってしまうのですから恐ろしい。やめてこっち見ないで。
アマリングの範囲が広ければ広いほど「乗れていない」と思った方がいいでしょう。
アマリングが広ければ広いほど「バンク角が浅く、且つタイヤを潰せないで乗っている」ということだからです。
逆にバンク角が深く、且つ体重を上手く後輪に乗せてタイヤを潰せればアマリングの範囲は狭くなっていきます。最終的にはなくなります。
少し無理がある「アマリング気にしなくていいよ論」
「アマリングなんて気にする必要ないよ。上手い下手は関係ない」と言うライダーがいたとします。というかいます。
この論法って結構無理があるな、成り立たないなと僕は思っています。
なーぜーなーらー
アマリングがない、バリバリの人に言われても説得力がない
「アマリングなんて気にする必要ないよ。上手い下手は関係ない」 というライダーがサーキットでバリバリ走っている上手い人であればなんとなく説得力がある感じがしますよね。
しかし、
その人のバイクにアマリングはないでしょう。
そんなアマリングがなくて、サーキットバリバリの人に言われても説得力なくないですか?「そりゃあなたはアマリングないからね・・・気にしないよね・・・」って感じですよね。
アマリングがバリバリある人に言われても説得力がない
逆にバイクにアマリングがある人がそんな事言っても説得力がないですよね。
大して速くない人がそんなこと言っても
いやいや
「かっこつけて言ってるけど
あんたアマリングバリバリじゃん!
あんた遅いじゃん!」
と思いませんか?どの口が言っているの?と僕なら思ってしまいます。
説得力があるのはアマリングバリバリでサーキットバリバリのライダーだけ
「アマリングなんて気にする必要ないよ。上手い下手は関係ない」 と言って、唯一説得力があるのはアマリングがバリバリあるにもかかわらず、サーキットや峠でめっちゃ速い人だけってことになります。
多分サーキットバリバリ走っている人でアマリングある人っていないんじゃないですかね?ということで
アマリング気にしなくていいよ論は成り立たない
と僕は思うわけです。
なので多くのライダーが自分のタイヤのアマリングを気にしているわけです。
道の駅に止まっている他のバイクのタイヤをみて
「うわーこの人うまいなー・・・」
「この人SSなのにコーナリングは下手そうだなー・・・」
「おれのアマリングの方が狭いもんねー・・・」
「この人コーナーつまんねーんだろーな・・・」
「こんなにいじってあるけど走りは純正以下か・・・」
とか下らないことに価値?を見出して、半ば被害妄想気味に一喜一憂することになるのです。
どーせなら「この人うまいなー」とまではいかなくても「へーそこそこ乗れてんじゃん」くらいには思われたいですよね。
下らないと言われれば下らないし、僕も下らないとは思いますがやっぱり、うん、アマリングはないほうが見た目がいいかなと思ってしまう下らない僕です。
アマリングまとめ
いかがでしたでしょうか。
- アマリングとはタイヤサイドの接地できていない部分が目立つこと
- バイクを傾けられないからアマリングができる
- 「バイクを傾けられないライダーなんだな」と思われる
- 「気にしなくていいよ論」は論理破綻している
否否片論あるでしょうが、否の方は、まあ、なんだ、アマリングぶら下げながら「こんな下らないものに囚われてている人がいるんだな・・・かわいそうに・・・」と思っていてください。コーナー手前で道譲ってねー!
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