バイク乗りが「いつもの峠」を持つべき理由5つといつもの峠の条件6つ
!!目次!! (右のボタンでOFF→)
自分の走りの基準となる道を持つこと
この記事に辿り着いた方は
・ライテクを磨きたい
・タイヤを慣らす場所が欲しい
・サスセッティングをしてみたい
という方ではないでしょうか。前向きにバイクに乗ることはとても楽しいことですよね。バイクがうまくなるということは「より安全に楽しく走れるようになる」と同義です。もっとうまく、楽しく、もっと安全に、といった感じで楽しんで生きましょう。
ライダーが「いつもの峠」を持つ重要性
「マスターいつもの」という訳ではないですが、自分と自分のバイクにとって「いつもの峠」を見つけることはとても大切です。その道を自分とバイクの基準の道にすることでたくさんメリットがあります。バイク選びと同じくらい大切なことだと思っています。
峠である必要はないよ
厳密には「峠」である必要はありません。自分がコーナーを気持ち良く走れるところならどこでも大丈夫です。僕が「峠」と表現したのは峠というところはだいたいタイトコーナーが連続しているので「スピードを出さずにコーナリングを楽しめる」ので「峠」としました。なんだか>>>走り屋見たいで抵抗があるかもしれませんね。
一定の区間があればいいよ
厳密に言うと「峠の中で特に気持ち良く走れる区間」を持つことです。「ここの峠のここからここまでが楽しいなぁ」という場所を指します。ますます>>>走り屋みたいになってしまいますね。
「いつもの峠」の最大のメリット
安全走ることができる
→コースが頭に入っているのでツーリング先の初見のコースより遥かに安全に走ることができます。
湧水でウエットになりやすいところ、ブラインドコーナーの先の路面に亀裂があるところ、高速で進入しそうになるけど奥でコーナーがきつくなるところ等自分の頭の中に次の走りのイメージができます。
一本目は路面状況や取締り等を確認しつつゆっくり走ります。
この単純明快なメリットから快適なバイクライフの全てが始まります。
いつもの峠で安全にできること
コースが頭に入っているので下記のことがより安全にやれるようになります。
ライディングの練習
→反復練習ができるのでとても良いです。このコーナーはここでブレーキをリリースしてみよう、うまくいなかったから次はここにしよう、等同じ環境で違う条件でトライ&エラーを繰り返すことができます。
サスセッティングができる
→同じコースを走ることで微妙な違いを感じることが大切なサスセッティングが捗ります。ツーリング先でサスセッティングをやると「毎回初めましてのコーナー」なので訳がわからなくなります。「ここは曲がりやすいかなー?」「でもここはだめかなー?」とかフワッとした感想になってしまいます。同じところを走ると条件が毎回同じなのでサスの具合の違いが格段に分かりやすくなります。
タイヤの皮剥きができる
慣れているところなので臆することなくタイヤの皮剥きができます。スピードを出すところは出して、緩めるところは緩めて、メリハリのあるライディングで皮剥きができます。
ツーリング先に迷わない
→色々なところに走りに行くのも凄く楽しいですが、「明日走りに行けるけどどこ行こうかー」となったときに気軽に行けます。「明日はいつものところでライディングの練習!」と割りきれれば前夜は安眠できます。
「昨日はどこ行ったの?」に「いつもの所だよ」と言える
→休みの日の次の日「昨日はどこ行ったの」と聞かれて「いつものとこ」って言えます。なんか良くないですか。もちろん「明日は?」「いつもの」という感じで使えます。なんか良くないですか。「マスターいつもの」みたいな。
いつもの峠の条件
全てに当てはまるところがある人は幸せです。凄い希だと思います。下記条件になるべく当てはまる方がいいです。
気持ち良くコーナリングできる道
→楽しくないと楽しんで作業できないので基本です。ちょっと気合い入れて走れるくらいのタイトコーナーがあれば尚吉。あまりテクニカルでもちょっと不安。40km/hくらいで抜けていくタイトコーナーが連続してるといいです。
自宅から高速道路、有料道路を使わずに行ける
→経済的にも気軽に行けるのがいいです。毎回高速代がかかっていると行くのが億劫になってしまいます。ガソリンと昼飯、コーヒー代くらいでいけるところがいいですね。
自宅から二時間以内にある
→距離的にも気軽に行けるのがいいです。二時間でもちょっと遠いですかね。近ければ近い方がいいです。行き帰りでくたくたにならないように。あんまり遠くに行ってクタクタになっても嫌になってしまいます。
片側一車線以上の道路
→両側一車線だと対向車が怖いです。片側一車線でもはみ出してくるアホがいるので気を付けてくださいね。他人と自分、両方信じてはいけません。
休憩できる場所が近くにある
→コンビニや道の駅が最高ですが、自販機、公衆トイレでもいいです。座れるベンチも欲しいです。ずっと走りっぱなしでは集中力が切れてしまうので適度に休憩をいれましょう。
ガソリンスタンドが近くにある
バイクもガソリン食べないと動けないです。いつもの峠のすぐ近くにガソリンスタンドがあれば「ここで満タンにしたガソリンがなくなったら帰ろう」など、キリのいい切り上げ方もできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今すぐ地図を開いて峠を探したくなりましたか?いつもの峠を探すには時間がかかります。まずはたくさんのツーリングをこなして良さそうな道を探してみてください。
- ライディングの練習
- サスセッティングができる
- タイヤの皮剥きができる
- ツーリング先に迷わない
- 「昨日はどこ行ったの?」に「いつもの所だよ」と言える
こんなことができる素晴らしい道を
- 気持ち良くコーナリングできる道
- 自宅から高速道路、有料道路を使わずに行ける
- 自宅から二時間以内にある
- 片側一車線以上の道路
- 休憩できる場所が近くにある
- ガソリンスタンドが近くにある
と言う条件で探してみてください!みなさんのバイクライフがより楽しくなりますように!自分の基準になる道があるととってもいいですよ!
4分でわかる!世界一簡単なバイクのサスセッティングの考え方まとめ は>>>こちら
バイクのサスセッティング参考資料14パターン は>>>こちら
アマリングを消すたった4つの方法 は>>>こちら
アマリングとは 「アマリングは気にしなくていい」を論破する記事 は>>>こちら
5000円で空気圧管理を始めたらバイクライフが劇的に良くなった話 は>>>こちら
僕にロッコルを履かせて!
“バイク乗りが「いつもの峠」を持つべき理由5つといつもの峠の条件6つ” に対して7件のコメントがあります。