【注意】春のトンネルの落とし穴【喚起】
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雪解け水で恐ろしい氷が道の真ん中にあったりします
この記事に辿り着いた方は
・バイクの勉強中
・春はたくさんツーリングに行く
という方ではないでしょうか。この記事では春に僕が経験した恐ろしいできごとを書きます。
一瞬で目を通して頭の片隅の隅にしまっていただき、春に小さなトンネルを通ることがあれば思い出していただければあなたの愛車と命を守れるかもしれません。
春のビーナスラインへ!
夏が過ぎ秋が来て、秋が過ぎたら冬が来る冬が過ぎたら温かい春がきますので、冬の間冬眠したりお家でこたつに入ったり、海沿いツーリングとかで我慢していたライダーが一斉に山を目指します。
僕もご多分に漏れず山を目指しました。
季節ものの桜は走るための口実になりやすいので、適当に各地の桜の名所を適当に縫って走っていました。
ちょっと盛り上がっちゃったので宿泊ツーリングに切り替えてその日は諏訪湖に泊まることにしました。
翌日は山梨メインで別の桜を適当に縫っていくことになりましたが、宿泊先からビーナスラインがめっちゃ近いことに気がついてしまいました。
「モーニングビーナスできんじゃんね」
こういう意味不明の供述をしたときは碌な事が起こらないのは世の常ですが、山梨の桜を周る前にモーニングビーナスに行ったわけです。
小さいトンネル
このトンネル↓
ビーナスに向かう途中で「相互通行の小さなトンネル」がありました。このトンネルはビーナスに来るとたまに通るトンネルです。
トンネル内ですれ違えないので、車両は信号で管理されて交互に通行するというスタイルです。つまりトンネル内は1車線。これポイント。
信号が青になったので進んでいくとトンネル内は真っ暗で路面の状況はほとんどみえません。凍結が心配だったのでゆっくりゆっくり進んでいました。
凍結を警戒するときは「車のタイヤが通過する轍」を通るようにしています。そこの方が凍結しづらいからです。
トンネルの真ん中にさしかかったとき路面を注視していたぼくの視界の横に異物が映りました。一瞬で視界から消えたので、なんだったのか確認したかったのですがこの先の路面状態を注視しなければならなかったので振り返って確認などせずにトンネルを抜けました。
その先からいよいよ楽しいビーナスラインだったのですが・・・
安定の通行止め
冬季通行止め
「モーニングビーナス♪」とか言ってないでもっとちゃんと計画すれば冬季閉鎖なんで気づけるのですが・・・。まあ通れないもんは仕方ない。見慣れた光景なので特に感情も揺らがず、来た道を引き返します。
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せっかくなんでさっきトンネルにあった異物を確認しようとおもいました。
戻りのトンネルは1度走っているおかげで路面状況も分かっているのですこし余裕を持って走れます。
トンネルの真ん中あたりで目を凝らしてみると、それはなんと
氷の塊
でした。これ踏んだらバイクは一瞬でひっくり返りますというサイズの氷でした。トンネルの真ん中に盛り上がった氷です。超危険!
恐らく、
雪解け
↓
雪解け水、山に染み込む
↓
トンネルの真ん中からしずくが垂れる
↓
路面に落ちる
↓
凍る
↓
車のタイヤのラインの水は氷塊にならず、道の真ん中だけに氷塊が生成された
という流れなのだと思います。
まとめ
春が来たからひゃっほいしたくなるのはわかりますが、どんなときも注意深く安全第一で走って、ライフ&バイクライフを長く続けられるようにしましょう。
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僕にロッコルを履かせて!