【SHOEI】ライダーが抑えておきたいショウエイヘルメットの話



この記事にたどり着いた方は

・ショウエイヘルメットについて知りたい
・ショウエイヘルメットが欲しいけど高くて手が出ない
・激安のショウエイヘルメットを探している


と言う方ではないでしょうか。




この記事は「ただバイクが好きで趣味としてバイクに乗っている」僕が ショウエイ ヘルメットについて説明する記事です。




一流のライダーや専門的な方が説明している記事も良いですが、僕と同じように 「ただバイクが好きで趣味としてバイクに乗っている」 という方は目線が同じなのでお役に立てると思います。




結論から言うと「激安の ショウエイ ヘルメット」は存在しません。この記事を読めば

・何故激安の ショウエイ ヘルメットが存在しないのか
・何故高価な ショウエイ ヘルメットがライダーに支持され続けるのか



ということがわかります。




その結果「 ショウエイ は高くてちょっと手がでないな・・・」という方の背中を押せるかもしれません。



ライダーであれば押さえておきたい ショウエイ ヘルメットの知識をすべて網羅する記事ですのでゆっくり読んでいってみて下さい。



現在ショウエイはユーザーの利便性を無視した正規販売店認定制度という販売網でのみ販売を行っています。綺麗事をならべてユーザーを無視するような販売体制は甚だ疑問ですが、製品としてはとてもいいものなので一応この記事を書きました。個人的には現在ショウエイ派の方はアライを被ればいいと思います。>>>SHOEI正規販売店認定制度とは?今更知った通販できない話

SHOEI


SHOEIは 東京都台東区に本社があるヘルメットメーカー

代表者代表取締役:
安河内曠文
売上高:
117億円

ドイツにSHOEI DISTRIBUTION GMBH 、 SHOEI (EUROPA) GMBH
フランスにSHOEI EUROPE DISTRIBUTION SARL
イタリアSHOEI ITALIA S.R.L.
アメリカSHOEI SAFETY HELMET CORPORATION
タイSHOEI ASIA CO., LTD.
を展開させているグローバルな会社です。



秋葉原に本社を置いています。近未来的なシェルのデザインは秋葉原から得ているのかもしれませんね。

近くに寄ったときはチラ見してみましょう。

ショウエイのヘルメットの歴史

1954年3月
鎌田栄太郎がポリエステル加工メーカー、鎌田ポリエステルを創業

1959年3月17日
昭栄化工株式会社を設立。

1960年1月
オートバイ用ヘルメット製造を始める

1965年
本田技研工業の純正ヘルメットに採用され、防衛省用、警察庁用としてもヘルメットを収める。

1968年7月
SHOEI SAFETY HELMET CORPORATIONをアメリカに設立

1987年7月
SHOEI EUROPE DISTRIBUTION SARLをフランスに設立


1992年
会社更生法の適用を申請
同年5月
株式会社シヨウエイ
同年8月に現社名SHOEIに変更

1994年3月
SHOEI(EUROPA)GMBHをドイツに設立

2001年10月
SHOEI DISTRIBUTION GMBHをドイツに設立

2011年4月
SHOEI ITALIA S.R.L. をイタリアに設立

2019年8月
SHOEI ASIA CO., LTD. をタイに設立


鎌田は新橋で旅館を経営していました。その旅館を利用したホンダの社員が外国製ヘルメットの不満を言っているのを聞いたことがバイク用ヘルメットを作るきっかけになったそうです。

そういう縁もあり、 本田技研工業の純正ヘルメットに採用されたようですね。

ちなみにこの旅館を改修して 昭栄化工株式会社の本社にされたようです。

会社更生法の適用を申請 し、立て続けに2回も社名を変えていることから会社の経営はあまりうまくいっていなかったようです。

ちなみに 2004年、ジャスダックに上場しましたが2007年10月7日には上場廃止になっています。


経営がうまくいかなくても手を抜かず良いヘルメットを製造し続けたのは素晴らしいですよね。




昭栄化工株式会社があった付近。新橋の駅前です。近くに「出世の石段」があるのはSHOEIの躍進に関係しているのでしょう。

ショウエイのヘルメットの安全性


ショウエイはSHOEI SAFETY CONCEPTとして2つの安全性を考えているとしています。その2つとは

万が一の事故を起こさない安全性
Active Safety

万が一の事故を起こしたときの安全性
Passive Safety

Passive Safetyとヘルメット規格


万が一の事故を起こしたときの安全性「Passive Safety」についてはヘルメットの規格を用いて説明することができます。


世の中にはヘルメットの安全性を示す、たくさんの規格があります。



ヘルメットを被る目的は「バイクに乗るときの安全性を高めるため」ですので、ヘルメットに一番求められることは「安全性」です。



しかし、この「安全性」は通常、目に見えません。可視化できません。諸々の衝撃実験や耐久試験を行う現場にいれば目視できますが、ユーザーが店頭で購入するときにその現場を見ることができないのでユーザーはメーカーを信頼して購入を決めざるを得ません。



ユーザーがメーカーを信頼する1つの材料として、たくさんの「規格」があるわけです。



その規格のクリア基準が厳しければ厳しいほど規格を通ったヘルメットの安全性は高くなります。



その中でも最も厳しいとされているのがSNELL規格という規格です。 自動車レースでヘルメットが原因で亡くなったピート・スネルさんの友人が作った「スネル財団」が作った規格で世界的にみて最も厳しい規格。しかも5年ごとに「最新のバイクに見合う規格」に見直しを行って、常に最新のバイク、ライダーが置かれている環境に合わせた基準を設定しているとっても信頼性が高い規格です。




また、日本には 流通や消費活動を国民が円滑、単純に行えるように国が定めた製品の寸法や品質、安全性等の規定値に基づいた製品 であることを示す「JIS規格」というものがあります。 SNELL規格が如何に厳しい基準を設けているかみるために JIS規格 と簡単に比較してみます。



落下テスト

ヘルメットを落下させて耐久性をみるテスト

JIS規格
1回目が2.5m、2回目が1.28mから落とし、ヘルメット内部の人頭模型に伝わる衝撃加速度が300G以下であればクリア
SNELL規格
1回目が3.06m、2回目が2.35mから落とし、 ルメット内部の人頭模型に伝わる衝撃加速度が275G以下であればクリア

貫通テスト

尖った落下装置をヘルメット上部に落としてヘルメットを貫通しないかのテスト

JIS規格
2mの高さから落下させて貫通しなければクリア
SNELL規格
3mの高さから落下させて貫通しなければクリア

あご紐テスト

あご紐に重りを付けて落下させるテスト

JIS規格
重り10kg高さ0.75mから落下させて、瞬間的に35mm以上伸びない、その後の伸びが25mmを越えていなければクリア
SNELL規格
重り38kg高さ0.12mから落下させて、あご紐が取れないこと、伸びが25mmを越えていなければクリア



他にもテストはありますが、わかりやすい3つを取ってみてもSNELL規格がいかに安全に対して厳しい規格かわかります。



ショウエイは、ヘルメットが壊れることで衝撃を吸収したり、シェル自体の強度を高めることによって、尖った対象物に強くしたりして、いずれも各規格に定められている基準を余裕を持ってクリアする性能が出せる様にヘルメットを開発しています。








「ライダーはショウエイ派とアライ派に分けられる」と言われることがあるようにショウエイは同じく国内一流メーカーであるアライと比較されることが多いです。


アライの最大の特徴は「徹底した安全性第一主義」にあります。



安全性の考え方は「ヘルメットの強度を上げる」「衝撃を吸収する」「衝撃をいなす」などと様々な方向性があるので、必ずしも「アライよりも他メーカーが安全性で劣っている」とは言えません。


例えば、アライはスネル規格以上に厳しい「アライ規格」を設けたり、ほぼ全てのモデルがSNELL規格を取得し、「レースユースでもエントリーモデルでも安全性に差はない」としています。


一方でショウエイはハイエンドのヘルメット、レースユースのようなモデルではSNELL規格を取得していますが、エントリーモデルでは取得していません。これはエントリーモデルやツーリングユースのヘルメットはSNELL規格を取得するよりもベンチレーション機能などを充実させた方が良いという判断なのだと思います。



現にアライはベンチレーションの穴をあけることを嫌がっているようなモデルが多いです。




ちなみに、先述の通り、ショウエイは ヘルメットが壊れることで衝撃を吸収したり、シェル自体の強度を高めることによって、尖った対象物に強くしたりという方向性ですが、アライは「衝撃を逃がす、いなす」という方向性で開発をしています。



SHOEIももちろん安全性に関して「アライと比較してどうこう」と論ずることは難しいのですが、SHOEIのヘルメットの安全性はアライと比較しても遜色ないものだと僕は理解しています。


ではSHOEIのヘルメットの特徴はどんなものがあるのでしょうか?


Active Safety こそSHOEIのヘルメットの特徴



先述した

ショウエイはハイエンドのヘルメット、レースユースのようなモデルではSNELL規格を取得していますが、エントリーモデルでは取得していません。これはエントリーモデルやツーリングユースのヘルメットはSNELL規格を取得するよりもベンチレーション機能などを充実させた方が良いという判断なのだと思います。



と言う部分がまさにショウエイの特徴、個性になる部分だと僕は思っています。



つまり、SNELL規格にこだわっていればできなかったであろうベンチレーションの配置やヘルメットの形状を持たせてヘルメットを作ることができます。






疲れたり、頭が熱いと当然集中力が落ちますよね。そこで「疲れにくいヘルメットを作る」と言うこと自体が 万が一の事故を起こさない安全性であるActive Safetyを実現しているということになります。ライダーを疲れさせないことで事故を未然に防ぐという考え方です。




そんなSHOEIのヘルメットの特徴としては

・快適性の追求
・空力性能へのこだわり
・静音性


というものが挙げられます。

ヘルメットの規格にとらわれなければ、縛りが緩く、制約が少なくなるので


  • 強度を気にすることなく思い切ったベンチレーションを設置できる
  • 路面とのひかっかりを気にすることなく空力性能に振った形にできる
  • 空力性能がいいので必然的に静音性を獲得できる


ことになります。




※念のため書いておきますが、「気にすることなく」というのは「ヘルメット規格に縛られるより気にすることなく」という意味ですのでご注意ください。



ショウエイの方向性を決めたエディ・ローソンの話




このショウエイの方向性を決定付けたと思われる話があります。




ショウエイは世界GPライダーのエディ・ローソンにヘルメットを供給いましたが、 エディ・ローソン はハイエンドのヘルメットではない、グレードの低いヘルメットを使っていました。


ショウエイが エディ・ローソン にその理由を聞いたところ、「ハイエンドモデルよりもこっちのほうが風切り音が少ないから」と答えたそうです。


ショウエイの技術者はそれをきっかけにより空気抵抗が少ないモデルの開発に注力したといいます。



ショウエイはハーフヘルメットを製造販売していない




ショウエイはフルフェイスヘルメットに力を入れていて、安全性に問題のあるハーフヘルメットは製造販売していません。 


ハーフヘルメットの危険性、頭部を守るヘルメットとしての性能が低いことを証明する1つの材料であり、ショウエイがヘルメットの安全に対して信念があると感じられます。



ショウエイのヘルメットの選び方




危険なバイクを趣味とするライダーであれば安全性、快適性に秀でたショウエイのヘルメットは購入の候補に挙がって当然だと思います。



「ショウエイのヘルメットは日本人の頭に馴染む」と言われています。日本のヘルメットメーカーですので日本人の頭に最も合う内装で作っているのだと思います。




ショウエイと同じく国内1流メーカーのアライと比べると

  • ショウエイは、頭の鉢と頬部分で固定させる
  • アライは、頭全体を包み込むようにフィット



という違いがあります。ここはあなたの頭の形や好みに依る部分なので実際に被ってみて試してみて下さい。



サイズ選びに関してはメーカーごとに「首を振ってヘルメットがずれないサイズ」を探す方法が最も良いです。詳しくは


サイズ合ってる?バイクヘルメットサイズを決めるたった1つの方法 は>>>こちら


をご覧ください。


ショウエイヘルメットの紹介


ショウエイのヘルメットは基本的に「快適性」「静音性」に優れています。


先述の通り「規格上の安全性」はグレードが上がれば付加されていく感じです。

ご自分の用途、趣味との向き合い方に応じて選ばなければなりません。

そういった意味では、どのモデルにするか、かなり迷ってしまうメーカーという事ができるでしょう。

ここからは各モデルの特徴を説明しつつ、「こういう人、用途に向いている」ということを書いていきます。

また、ショウエイはカラーバリエーションやデザインが豊富なのでより迷いやすいです。それを楽しんで選んで頂ければよいかと思います。


ジェットヘルメットは個人的におすすめできませんのでをお探しの方は>>>こちらをご覧ください。



ショウエイはネット販売だとめちゃめちゃ高いようです。定価より全然高いモデル多数です。購入される場合はバイク用品店で購入しましょう。間違えてもネットで買っては行けません。この金額は常識外ですので「こんな形のヘルメットなんだな」「」え!Amazonだとこんなに高いの?!」と言う感じでリンク先を見てみて下さい。


面白いので メーカー希望小売価格 も書いていきます。


X-Fourteen

メーカー希望小売価格 : 60,000 円 (税抜)

・X-Fourteenはレースのために作られたヘルメット
・JIS、MFJ、SNELL規格も取得。
・MFJ 取得済みでレースでの使用に対応
・レースユースなので空力性能がとても良い
・内装は前傾になることを考えて作られている



サーキットガンガン走る方や前傾がきついSSにお似合いかと思います。



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GT-Air II

メーカー希望小売価格 51,000 円 (税抜)

開閉式インナーサンバイザー装備
日差しの強いに便利
夜やトンネルはサンバイザーを上げればクリアのシールド


脱着を楽にするマイクロラチェット式チンストラップも強みとして謳っていますが、個人的にDリングしか信用していないのでチンストラップはマイナスポイントです。

スポーツタイプやネイキッド、デュアルパーパスなんかにお似合いだと思います。

Z-7

メーカー希望小売価格 45,000 円

小さく軽いヘので疲れ辛い
風切り音を抑えるイヤーパッド内蔵
吸放湿性に優れた快適な内装
ベンチレーション機能


スポーツタイプやネイキッド、デュアルパーパスなんかにお似合いだと思います。
小ささを謳ってますがショウエイは他メーカーと比べて大きいイメージがあります。

RYD


メーカー希望小売価格 38,000 円 

突出した性能はない。
内装フル脱着可能
安価


ショウエイらしからぬデザイン。デザインを受け入れられるならば安くていいと思います。

Glamster


価格未定

アライ!?

EX-ZERO



メーカー希望小売価格 38,000 円 (税抜)

収納可能なシールドを内蔵
スマートでコンパクトなデザイン
クラシカルな雰囲気

国産ヘルメットや海外含めたメジャーヘルメットメーカーから見放されていたような
「フルフェイス被りたいんだけど合うのがねーのよ・・・」とジェットヘルメットを嫌々被っていたネオクラシック、クラシック、ガチの旧車、アメリカン、SRなどのストリート系の人々が喚起しそうなヘルメット。

デザインはクラシックだがショウエイが出したという事でかなり革新的。

NEOTEC II(システムヘルメット)

メーカー希望小売価格 63,000 円

前部分がシールドごと開閉できる(アゴが上がる)
開閉式サンバイザー付き
チンガードを標準装備


アドベンチャーでゆったり遠くへ行く方にお似合いかと思います。個人的には重いのでお勧めしません。

VFX-WR(オフロードヘルメット)

メーカー希望小売価格 48,000 円 (税抜)

かっこいい


高速道路など使わずにツーリングするオフ車さんやモタードにお似合いかと。もちろん林道で汚しても最高に格好いいかと。

HORNET ADV(オフロードヘルメット)


メーカー希望小売価格 48,000 円 

シールドを外してゴーグルに変えられる。


アドベンチャーでまったり走る方にお似合いかと思います。

まとめ



いかがでしたでしょうか。


ヘルメットに快適性を求めるツーリンガーの方にはとても良いメーカーだと思います。
ただし、頭の形が合うか合わないかが最も重要ですので用品店でチェックしてから購入するようにしてください。


ライダーなら知っておきたいアライヘルメットの話のすべて は>>>こちら
バイクヘルメットメーカー9社のイメージと9種のランキング は>>>こちら
サイズ合ってる?バイクヘルメットサイズを決めるたった1つの方法 は>>>こちら





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