悲惨なバイク事故で怪我をしているライダーにできることのバランス

自分ができる範囲を予め設けておく。その範囲は各々の想像力や優しさのようなものに依ると思う。



この記事に辿り着いた方は

他人の悲惨なバイク事故に居合わせたとき、どんなことができるんだろう・・・


と思っている想像力が豊かで優しい方ではないでしょうか。


この記事では、事故に居合わせたときにどんな行動をするのが、相手、そして自分にとって一番良いのかということを書いていきます。

正直、この記事の内容はお手本のような内容ではありません。褒められた内容ではないですが、僕が調べた限り、そして想像しうる限りでベストな対処方法を書いていこうと思います。

幸いにも僕は今まで重篤なダメージを負ったライダーに遭遇したことがありません(自分が重篤なライダーになった経験はありますが)。


1つの事故からバイクウエアの重要性を説く記事~瀕死の重傷を負った体験談~ は>>>こちら


ですのでここに記している方法はこのブログの他の多くの記事と違い、僕が実践しているものでも経験してうまくいったものでもありません。無限のネット海や書籍などから引き上げてきた情報を様々な天秤にかけて導きだした「僕の答え」です。



一般的な事故対応としてはかなり精度が低いです。

一般的ではないのですが僕の中の諸々のバランスを考えて僕の答えとしています。最後の方に諸々のバランスについて書きますので良ければ最後まで読んでみてください。


今まで「他人の事故に遭遇した時のことなんて考えたことなかった」という方も多いかと思います。自分や身近な人が事故を起こした等、きっかけがないとなかなか思い至りませんよね。


この文章を読んだことがあなたのきっかけなのかもしれません。是非この機会にあなたの「ベストな対処方法」を考えてみて下さい。もしかしたらあなたが誰かの命を救うことになるかもしれません。


①自分の安全を確保


心を落ち着かせて自分のバイクを安全なところに停めます。下手に土の上などに停めると自分のバイクもコカしてしまうので注意しましょう。


【4つの知恵で】サイドスタンドエンドは甘え【対処】 は>>>こちら


注意しなければならないのは「安全な場所」とは通行する他の車にとっても「安全な場所」ということです。

周りの車からすればコーナーの真ん中の路側帯やコーナー出口の路側帯に車道にはみ出るように止めてしまうと危ないですよね。

他の車にとって安全な場所はあなたのバイクにとっても安全な場所になります。

通行する車両に注意して転倒者のところへ向かいます。


バイクを駐輪するとき、絶対に行うべきの5つのルーティン は>>>こちら

②助けが来たことを知らせるため正面から声をかける


「大丈夫ですか?救急車を呼びます。安心してください。」と声をかけます。この時、後ろや横からではなく、正面に回って声をかけます。


この時点で頸椎などを骨折していることに気づいていないとき、声がけで振り向かせてしまうと重大なダメージになってしまうためです。


声がけで「助けが来たこと」を知らせて転倒したライダーを安心させます。

③救急車を呼び、警察に通報する


救急車と警察を呼びましょう。


スマホで現在位置を確認します。道路の名前、目印、目印からどちら方向にどれだけ進んだ辺りなのか、電話した相手が事故現場を「言葉で理解できる情報」を得ます。


電波が届かない場所で現在位置がわからない場合は、近くの電柱を探せば住所が書いてあります。

④現場の状況を写真に撮る

現場の写真を撮影するのはなかなか思いつかないかもしれません。僕もこの記事を書くにあたって初めて知った情報です。

「あなたのバイクを動かす前に現場の写真を撮ります。」と告げて事故現場の全体を写真に撮ります。

・転倒したバイクの位置
・複数が絡む事故であれば車両の位置
・ライダーが倒れている場所


がわかるように撮影しましょう。


これは救急隊員に事故の状況、大きさを理解してもらうためです。また、警察が事故の資料にするかもしれません。

あなたの写真で怪我をしたライダーへの処置がより正しい方に変わったり、事故の過失割合が変わるかもしれません。

⑤自分のバイクと転倒したライダーと通行する車両の安全を確保する


通行する車両に注意して転倒したバイクを引き起こし、道路の端に移動させます。


バイクの起こし方は>>>こちら


ライダーが道路の真ん中などにいた場合は背中を抱きかかえるようにして安全な場所まで引きずっていきます。体の右側を下にして、回復体位を取ります。

⑥救急隊や警察がが来るまで


通行する車両に向かって手のひらを下に向けて上下させる「速度落として」のサインをします。

もし他にも手を貸してくれる人がいれば交通整理をします。

⑦救急隊、警察がきたら


状況を説明して、あとは任せて指示があればその場を去ります。

悲惨なバイク事故で他人の命に関わるかもしれないということのバランスについて


僕が行う対処方法のポイントは

・自分と転倒したライダー、通行する車の安全を最優先に考える
・転倒したライダーには極力触らない
・救急隊や警察などプロフェッショナルが来たら任せる


ということです。かなりあっさりした内容です。


一般的に言われる対処法方では

・ヘルメットを脱がせる
・気道を確保する
・心臓マッサージをする


という内容ですが、僕はこれらの処置をするつもりはありません。何故ならばそれらのことに関して僕は素人だからです。


素人の僕が生半可な知識で専門的な処置をしてたまたまうまくいけばいいですが、もしそれが原因で相手が再起不能になってしまったりしたら、善意で行ったことであったとしてもご家族に謝りようがありません。それに僕の心に一生消えない大きな傷を負わせてしまいます。



冷たいように聞こえるかもしれませんが見ず知らずのライダーのことを一生背負う覚悟は僕にはありませんし背負いたくありません。



僕ができることの全力は尽くします。その全力が上記に書いた流れということです。


「あなたがあのときちゃんと処置していてくれれば」と遺族の方に恨まれるより「あなたの素人処置がなければ助かっていたかも知れないのに」と恨まれる方がキツイです。


悲惨なバイク事故できることまとめ


いかがでしたでしょうか。なんだか嫌な感じの記事になってしまったかもしれません。



もし転倒しているライダーを見かけたら同じ趣味の仲間なので「自分のできる範囲のマックス」のことをやりましょう。それぞれのマックスはそれぞれであらかじめ設けていた方がいいという話です。


もしあなたが僕よりも想像力が豊かで、愛に溢れる人であればメディック・ファーストエイド(MFA)の講習を受けたりするのもかなり有効な対策になると思います。


興味がある方は
>>>MFA JAPAN


僕にロッコルを履かせて!


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