大沢あかね論~バイクが下手だと落ち込んでいるあなたへ~
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走りが別次元の人にがいる。僕はその次元に行けない。
この記事に辿り着いた方は
・大沢あかねのファン
・有吉のファン
・バイクの運転が下手だと思っている
・理解を超えた速さのライダーにびびっている
と言う方ではないでしょうか。僕は特に大沢あかねさんのファンというわけではないのですが今回の記事は「大沢あかね論」です。
この大沢あかね論は、ムキにならずに、マイペースで楽しく安全にバイクに乗るために僕が考えた考え方です。もしあなたが「おれはなんでこんなにバイクが下手なんだろう」と落ち込んでいるならば是非読んでいってみてください。
バイクめっちゃうまい人いる
たまに峠でめっちゃくちゃ速い人いますよね。色々勉強して練習して「そこそこ走れるようになったなー」と思って奥多摩周遊あたりに行くと次元が違うほど速い人がいて「おれはなんてバイクが下手なんだ」と落ち込みます。なーんで最新のパニガーレでフルバンクできるんだ。命知らずのお金いらずかよ・・・。
次元の違うライダーの例
以前大好きな椿ラインを無理膝で走っていたとき、(多分CB1100?の)白髪の男性に追い付きました。
当時の僕はアドレナリン出ちゃってるんで(危険なことです)、膝擦りながら「じじいはこんなとこ来ねーでSA行ってハーレーの横で駄弁っとけや!」と思いつつ車間を詰めました。
すると3コーナーほどミラーを見ながら走っていた白髪の方が
「お前さん格好だけ一丁前で腕はそんなもんかい。つまらんのー」
と、飽きれ気味に呟き(脳に!直接話しかけてくる!だと!)、次の2コーナーで見えなくなってしまいました。
VFRより100キロ近く重いであろう巨躯を、大袈裟に腰を入れることもなくリーンウィズでひらりとバンクさせる様をみて、僕は一瞬ポカーンとしたあとにヘルメットの中で「かっっけぇぇええ!参りましたー!!」と叫んでいました。
峠で遊んでいるとこんな感じの「ちょっと理解を越えた速い人」に出くわすことがあります。そんな人のことを「(全く違うレベルにいる)あっち側の人」と読んだりしています。
速い人=偉い人という物差し
バイクに真面目に乗っていると「バイクが上手い人は凄い人」という物差しができてきます。野球部の部員が「メジャーリーガー野球うまいなあ」と単純に思うのと一緒です。単純な思考です。何事も下手よりも上手い方がいいですもんね。
上手いというのは駐車場での取り回しだったり、峠やサーキットでの速さだったり様々です。その中でも一番分かりやすいのは「速さ」ではないでしょうか。 「いやいや安全にゆっくり走った方が楽しいよ」と言う方もいると思います。が、やっぱり速くかっこよく走れたほうが楽しいと思います。どうせ野球をするなら球は速く投げられた方がいいですよね。単純な話です。
僕もそんな偉い人、あっち側の人になりたくて日々勉強していますが、最近思ったことがあります。
「今僕が一生懸命勉強して、考えて、練習して、経験を積み重ねた延長線上にあの人たちはいない」
勉強に勉強を重ね、練習に練習を重ね、今自分がやっているライディングの精度を極限にまで高めても「あっち側」にはいけない。
今のライディングの延長線上に「あっち側」はない。ということです。
つまり、あっち側の人がやっているライディングと、僕がやっているそれは似て非なるものということ。僕がどんなに努力しても、僕が行き着きたい場所へは到達できないということです。
僕のバイクの技術が「0」から始まって色々積み重ねて「100」に到達したとします。しかしあっち側の人は「僕の0-100の過程」なんですっとばしてもっと高い位置から「0(ぼくにとっては150位)」経験を重ね、しかも重ねる経験も僕とは種類の違うシュッとしたもののような気がしています。
今やってることの精度を上げてもあのレベルに行ける気がしません。
彼らのスタートが得体の知れないものであるので、>>>ほんの小さな出来事で行けるような気もするし、そうではない気もするし、一生いけない気もします。多分一生無理。
多分にはあの走りをする才能がないんだと思います。それを努力で何とかしようとしていますがその努力の積み重ねの先には僕が望むものはないのです。
とっても寂しいですが仕方ありません。
と、思い至ったとき一人の女性の顔が思い浮かびました。
「大沢あかね」
そうです。>>>ブス界一の美女、大沢あかねさんです。(2:10~)
大沢あかねさんがどんなに努力しても檀れいや石原さとみにはなれません。しかし別の世界、「ブスの世界」では一番の美女なのです。似て非なる世界。
僕も「下手な世界のうまい方の人」を目指して頑張ろうと思った次第です。大沢あかねさんにはとても励まされます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。圧倒的な実力の差を見せ付けられると、人は飛んでもねーナイスな解釈を思いつくようです。やはりこの世界は解釈次第でもっともっといいものになっていきます。
「次元が違う人はもともとの素質と本人の努力、素質がない人がどんなに努力してもその次元には到達できないので、できることの最大範囲で無理せず楽しく走りましょう」
という考え方を「大沢あかね論」と呼んでいます。
※例えで使わせてもらいましたが大沢あかねさんはとても素敵な人だと思います。檀れいの次に素敵な方だと思います。
僕にロッコルを履かせて!
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