追うバイク、追われるバイクという2つの概念について
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追う方でいた方が気楽
この記事は
- バイクに興味がある
- バイクの車種を決めようとしている
- どんな車種がいいか迷っている
- 初めてのバイクで大型に乗ろうと考えている
- 排気量コンプレックスがある
と言う方に特に読んで欲しい記事です。その他の方も「こんな考えがあるのかー面倒くさいことに囚われてんなぁ」という生温かい目で読んで頂ければワイは幸いわいだワイ。
バイク速い人はスゴイ人という物差しができる
バイクに真面目に乗っていると「バイクが上手い人は凄い人」という物差しができてきます。
野球部の部員が「メジャーリーガー野球うまいなあ」と単純に思うのと一緒です。単純な思考です。何事も下手よりも上手い方がいいですもんね。
上手いというのは駐輪場での取り回しだったり、峠やサーキットでの速さだったり様々です。その中でも一番分かりやすいのは「速さ」ではないでしょうか。
大沢あかね論~バイクが下手だと落ち込んでいるあなたへ~ は>>>こちら
峠で追いつかれて譲ったら2コーナーで背中が見えなくなった。「あの人スゴいなぁ」と感じる物差しです。
「いやいや安全にゆっくり走った方が楽しいよ」と言う方もいると思います。が、やっぱり速くかっこよく走れたほうが楽しいと思います。どうせ野球をするなら球は速く投げられた方がいいですよね。単純な話です。
こんなシチュエーションのとき、あなたはどう感じるでしょうか
R1 vs CBR1000RR の場合~リッターSSで峠~
あなたがR1【ヤマハのすごい速いバイク】に乗っていて、抜いていった相手がCBR1000RR【ホンダのすごい速いバイク】だった場合、あなたは「CBRはえーなー。あの人うまいなぁ」と思うはずです。
排気量やカテゴリが同じ車種だからです。
R25 vs R1の場合
あなたがR25【ヤマハの250ccのバイク】に乗っていて相手がR1だとなんとなくしっくり来ますよね。「リッターはえーなー」と思うはずです。1000ccのSS【スーパースポーツの略】と250ccのスポーツタイプでは大きな性能差があるので当然の帰結だとみなさん感じると思います。
R25 vs R1の場合
抜く側と抜かれる側が逆だったら・・・
しかし、車種が逆だった場合しっくり来ますでしょうか?R1がR25に峠で抜かれる局面です。この局面は現実的です。十二分に在りえます。現実的ですがしっくりきませんよね?
「性能が圧倒的に高い方が遅いという違和感」
これが僕の思う「追われるバイク」と「追うバイク」が存在すると言う根拠です。
追うバイクと追われるバイクをざっくり分けると
追うバイクと追われるバイクをざっくり分けるとこんな感じ↓
追われるバイク
・リッターバイク(ハーレーやゴールドウィング除く)
・ミドルクラスのSS
→追われるバイクは速く走るために生まれてきたのでトコトコ走っても楽しくないし速く走らなければならない十字架を背負っています。
追うバイク
・それ以外
→ 追うバイクは速く走るために生まれてきていないのでトコトコ走っても割と楽しめたりします。速く走らなければならない十字架は背負っていません。
という感じです。
バイク種類~知っておくべき12種~ は>>>こちら
僕の中にこんな基準があるので、もし僕がリッターSSに乗るならもっともっとバイクが上手くなってからにしようと思っています。GSX-R750乗ってみたい。
これは初バイクで大型はやめておきましょうと思う根拠の一つでもあります。こんなことも含めてバイク選びをしましょう。
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ビューエルは984ccだしエンジンハーレーだしSSじゃないから全然追う側です。良かったー。リッターSSに追い付いて後ろトコトコ走れるー!
追うバイク追われるバイクは状況によってすぐに変わってしまう
一見安泰に見える我がビューエルさんですが「追う追われる」は状況毎に目まぐるしく変わります。
例えば僕がVTR250に追い付いて「抜いた」とします。その瞬間僕は「追われる側」になります。排気量が約4倍と、圧倒的に上だからです。抜くということは抜かれたバイクより速く走らなければならないということです。
だから僕は250ccに追い付いてもすぐ抜くことはしません。相手をよーく観察して技量を見極めて「抜いたあと無事で済むかどうか」「このあとの道は上りか下りか(下りはライダーの腕次第)」を考えて次のアクションを起こしたり起こさなかったりします。
ライダーって面倒臭いですよね。先日タイヤがドロドロのVTRに追い付いた(先行車がいた)ので後ろで大人しくしていました。僕は腕がないので上り専門ですし。向こうの方が物差し上格上!危ない危ない!
※この記事は完全に僕の主観ですが「言ってることわかるわ」ってバイク乗りも結構いると思います。このブログはぜーんぶフィクションです。
※「速く走れ」ということではないです。バイクと真面目に向き合って安全に楽しく乗れるように努力すると必然的に「そうでない人」より速く走れるようになれます。真面目にバイクに乗りましょうねということ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ここの記事で言いたいことは
- 最初から大型バイクはやめたほうがいい
- うかつにバイクを抜かない方がいい
- 真面目にバイクに乗って楽しく安全に走りましょう
ということです。
僕にロッコルを履かせて!
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