燃費のいいバイク、悪いバイクの見分け方。燃費最強のバイクとは?

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排気量とエンジンの気筒数で考えるが、趣味バイクに燃費は考慮しない方が楽しい


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・燃費のいいバイクを探している
・バイクの燃費はどんな要因で決まるんだろう?


という方ではないでしょうか。この記事では燃費のいいバイクはどんなバイクなのか、燃費が悪いバイクはどんなバイクなのか。ということを考察していきます。


燃費とはなにか?


「燃費ってなんだ?」


そもそも燃費とはなにか?ということを説明します。

燃費とは、燃料1ℓで何km走行するか


ということを表す数字で、「km/ℓ」という単位で表されます。この数字が大きければ大きいほど「燃費がいい」、逆に数字が小さければ小さいほど「燃費が悪い」といいます。

例えば燃費が20km/ℓであれば「燃料1ℓで20km走る」ということです。

バイク燃費を決定づける車体の要因は何か?



燃費に影響する要因は様々ありますが、もっともわかりやすいのが


エンジンの排気量と気筒数です。


排気量が大きければ大きいほど、気筒数が増えれば増えるほど燃費が悪くなります。
より大きなエンジンを、より複雑な機構を動かさなければならないので当然です。

排気量だけだと思っているブロガーさんがいますがそれは大きな間違いです。気筒数も大きな要因になります。



主な排気量、気筒数の代表的なバイクの実燃費とカタログスペックの燃費を紹介・・・その前に・・・

主な排気量、気筒数の代表的な車種の実燃費とカタログスペックの燃費を書き出していくので参考にして下さい。



・・・と、その前に1つだけ注意点をお伝えします。



カタログスペックは全くあてにならない


メーカーがカタログ値として発表している、車種ごとの燃費があります。「スペック表」、或いは「諸元」と言われる、車種の性能を数字で示した表に燃費の項目があります。

例えば、スペック表で「40km/ℓ」というカタログスペックでも実燃費はどんなに良くても「30km/ℓ」だったりします。

これはカタログスペックは「一定の速度で、まっすぐで平らな道を走行する際の燃費」を指しているためです。実際は登り坂や 下り坂、凸凹道があったり信号で止まったり加減速を繰り返しながら走りますから当然カタログスペックよりも実燃費の方が悪くなります。

バイクの実燃費はどうすればわかるか?


バイクを購入する前に、欲しい車種の実燃費を知りたい場合は「車種名+燃費」で検索すれば、その車種のオーナーさんが実燃費を書いている記事をすぐに見つけることができます。

特に>>>みんカラは平均燃費などをみることができるのでお勧めです。

主な排気量、気筒数の代表的なバイクの実燃費とカタログスペックの燃費を紹介


ではここから主な排気量、気筒数の代表的な車種の実燃費とカタログスペックの燃費を紹介していきます。本当は全車種紹介したいのですが僕にも寿命があるのでそれぞれのエンジンの形で代表的な車種を書いていきます。

排気量クラス:
気筒:
車種:
カタログスペック(※ 国交省届出):
実燃費:


という感じで書いていきます。
燃費のカタログスペックは国交省届出のものを記載していきます。
ミドルクラス以上からは排気量が様々になるのでちゃんと記載しています。

原付バイク(50cc)の燃費

排気量クラス
・・・原付(ミッション車)50cc

気筒数
・・・単気筒(シングル)

車種
・・・スーパーカブ

燃費カタログスペック
・・・ 105km/ℓ

実燃費
・・・50km/ℓ

排気量クラス
・・・原付(スクーター)50cc

気筒数
・・・単気筒 (シングル)

車種
・・・ジョグ

燃費カタログスペック
・・・ 80km/ℓ

実燃費
・・・42km/ℓ

排気量クラス
・・・ ミッション車 125cc

気筒数
・・・単気筒 (シングル)

車種
・・・グロム

燃費カタログスペック
・・・62.7 km/ℓ

実燃費
・・・53km/ℓ

排気量クラス
・・・ スクーター 125cc

気筒数
・・・単気筒 (シングル)

車種
・・・アドレス125

燃費カタログスペック
・・・52.0km/ℓ

実燃費
・・・40km/ℓ

250ccクラスのバイクの燃費

排気量クラス
・・・ 250cc

気筒数
・・・単気筒 (シングル)

車種
・・・CBR250R

燃費カタログスペック
・・・50.1 km/ℓ

実燃費
・・・32km/ℓ

排気量クラス
・・・ 250cc

気筒数
・・・2気筒(ツイン)

車種
・・・ninjya250R

燃費カタログスペック
・・・ 37 km/ℓ

実燃費
・・・ 27km/ℓ

排気量クラス
・・・ 250cc

気筒数
・・・4気筒(マルチ)

車種
・・・ホーネット250

燃費カタログスペック
・・・ 32km/ℓ

実燃費
・・・ 22km/ℓ

400ccクラスのバイクの燃費

排気量クラス
・・・ 400cc

気筒数
・・・単気筒(シングル)

車種
・・・SR400

燃費カタログスペック
・・・40.7km/ℓ

実燃費
・・・26km/ℓ

排気量クラス
・・・ 400cc

気筒数
・・・2気筒(ツイン)

車種
・・・Z400

燃費カタログスペック
・・・32.0km/ℓ

実燃費
・・・26km/ℓ

排気量クラス
・・・ 400cc

気筒数
・・・4気筒(マルチ)

車種
・・・CB400SF

燃費カタログスペック
・・・31.0km/ℓ

実燃費
・・・21km/ℓ

ミドルクラスのバイクの燃費

排気量
・・・ 688cc

気筒数
・・・2気筒(ツイン)

車種
・・・MT-07

燃費カタログスペック
・・・38.4km/ℓ

実燃費
・・・26km/ℓ

排気量
・・・675cc

気筒数
・・・3気筒(トリプル)

車種
・・・デイトナ675

燃費カタログスペック
・・・記載なし

実燃費
・・・16km/ℓ

排気量
・・・636cc

気筒数
・・・4気筒(マルチ)

車種
・・・ZX-6R

燃費カタログスペック
・・・26.0km/ℓ

実燃費
・・・18km/ℓ

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リッタークラスのバイクの燃費(ほぼリッター含む)

排気量
・・・984cc

気筒数
・・・2気筒(ツイン)

車種
・・・XB9R

燃費カタログスペック
・・・記載なし

実燃費
・・・22km/ℓ

排気量
・・・845cc

気筒数
・・・3気筒(トリプル)

車種
・・・MT-09

燃費カタログスペック
・・・29.4km/ℓ

実燃費
・・・20km/ℓ

排気量
・・・999cc

気筒数
・・・4気筒(マルチ)

車種
・・・GSX-R1000

燃費カタログスペック
・・・22.1 km/ℓ

実燃費
・・・16km/ℓ

リッターオーバークラスのバイクの燃費

排気量
・・・1202cc

気筒数
・・・2気筒(ツイン)

車種
・・・XL1200R

燃費カタログスペック
・・・記載なし

実燃費
・・・20km/ℓ

排気量
・・・ 2294cc

気筒数
・・・3気筒(トリプル)

車種
・・・ Rocket III

燃費カタログスペック
・・・記載なし

実燃費
・・・18km/ℓ

排気量
・・・ 1339cc

気筒数
・・・4気筒(マルチ)

車種
・・・ハヤブサ

燃費カタログスペック
・・・28km/ℓ

実燃費
・・・18km/ℓ

最も燃費がいいバイクは?


上の内容で分かる通り、最も燃費が良いバイクはマニュアルの原付です。
特にスーパーカブの燃費は素晴らしく、燃料タンクにはわずか4ℓしかガソリンが入りませんが、200kmも無給油で走ることができます。


燃費がいいバイクが欲しければスーパーカブが最も適したバイクであるということが言えます。


趣味のバイクに燃費という概念を持ち込まない方がいい


この記事に「燃費のいいバイク」などの検索ワードで来られら方は


「いやいやカブとか原付じゃなくてさ・・・」


と思ったに違いないでしょう。ということはあなたはバイクのことを「移動手段」としてではなく、「趣味の相棒」として捉えているということです。そういう方は燃費を気にしない方が良いと僕は思います。

実際、上で説明したいくつかの車種はスペック表に燃費の記載がありませんでした。ヤマハのR1などもそうです。これは何故か?

メーカーからの
「移動の道具じゃないから燃費なんてどーでもいいでしょ。」
というメッセージ


として僕は受け取りました。趣味としてバイクに乗るのであれば、燃費を気にすることなく、自分が気に入って楽しめるものを選ぶのがこのメーカーのメッセージとも合致するのではないでしょうか。

トヨタの社長が「どんな車に乗りたいか」という問いに対して
「ガソリン臭くて、燃費が悪い、音がいっぱい出る野性味溢れる車」
と言ったそうです。
これはトヨタの社長が、車を「移動手段」としてではなく「楽しみで乗るもの」として捉えているということだと僕は思います。


それでも諸々の事情で燃費を気にしなければならない場合は

排気量が小さく、気筒数が少ないもの


を探してみてください。



燃費のいいバイクを選ぶよりも燃費がいい運転を心がけるべき

バイクは趣味のものなので、燃費のいい車種を選ぶよりも「本当に欲しい車種を買ったあとに低燃費走行」を行った方が精神衛生上良いと思います。


バイクの低燃費走行のやり方

・エンジンの回転数を低く保つ
・普段より高めのギアで走る
・なるべく停車しない
・スロットルを一定に保つ
・シートの後ろ側に座ってリアタイヤに体重が乗るようにする(気休め)
・前傾姿勢をとって風の抵抗を減らす(気休め)
・高速道路では一番高いギアで80km/h巡航



別記事で詳しく解説しています。

わお!ガス欠直前!バイクの低燃費走行スキルを実行しよう!は>>>こちら

まとめ

いかがでしたでしょうか。バイクの燃費の良し悪しを決めるものと、その例を挙げてみました。


・燃費は排気量と気筒数で決まる要素が大きい
・趣味のバイクに燃費の概念は持ち込まない方が楽しい
・排気量が小さく、気筒数が少ないものの方が燃費はいい
・低燃費な車種を選ぶよりも低燃費走行をしたほうが精神衛生上良い


という記事でした。




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