SHOEI正規販売店認定制度とは?SHOEI通販で買えない問題
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みんなAraiを被れば問題なし!
2019年4月1日からshoeiのヘルメットのネット通販がほぼ全滅しているってみなさん知っていました?僕バイク系のブログをやっているくせについさっき知りました(この記事は2020年6月7日に書いています)。
ブログを初めて明日で1年なのですが、これまで様々な記事を書いてきました。その中でバイクに関して様々調べたりしてきたのですが、shoeiのネット通販がほぼ全滅していることに気が付きませんでした。自分では一生懸命やっているつもりでしたが、かなりいい加減なブロガーなんだなと思っています。
とはいえ「僕が今まで積み重ねてきた一般ライダーとしての知識を書いていく、この世に道とバイクが存在する限り価値ある記事を書いていく」というスタンスなので最新情報に疎くなるのは仕方がないかな・・・と一本筋の通った言い訳をしてみます。
「shoeiのメット高くねぇ?」なんとなく違和感はあった【通販禁止!で買えない!】
今まで記事を書いてきて、違和感はあったんですよね。
バイク用品を紹介するときに、写真ではなくて「Amazonの商品リンク」を表示させています。この方がブログの売上が上がるし写真を探す手間が省ける見ている方がすぐ買えるのでユーザー目線でその方が良いと思っていたからです。
しかしshoeiのヘルメットをAmazonで探すと数が全然ないんです。最新モデルのものは全く無いし、あったとしても定価より高い・・・。めちゃくちゃ高い。旧型モデルもめちゃくちゃ高い・・・。
僕はArai派なので、記事にshoeiのヘルメットのリンクを貼っても「結局おすすめはAraiだからいいや。shoeiにこんなヘルメット在るよってことだけ伝わればいいや」くらいの気持ちで貼っていたので、そこから先「なんでこんな状況になっているんだろう」という疑問を持って調べるということができませんでした。
で、適当にネットサーフィンしていた今、たまたまこのことを知ったという感じです。
shoei派の方にとっては今更のことでしょうが、shoei派ではない僕にとっては最新情報なので記事にしてみます。
shoei正規販売店認定制度とは?【通販禁止!で買えない!】
shoeiの公式、ネットにある情報を簡単にまとめるとこんな感じになります。
目的
バイクは危ないからヘルメットは超大事!ライダーのためにヘルメットの適切な案内、商品説明をして販売する!
内容
shoeiが認めたショプじゃないとshoei製品買えないよ!今後shoei製品を買うならSHOEI正規販売店で買ってよね!ヘルメット本体だけじゃないよ!補修パーツとかシールドとかも!全部全部!
SHOEI正規販売店条件
shoeiが認めたレベルの知識と技術を持っていて、ユーザーにサイズ提案とかアフターサービスをちゃんとできるショップ!もっと簡単に言うと「shoeiの講習を受けたショップ!shoei専門の窓口を設置しいること!」
こんな感じかなと思います。
ほぼ同じタイミングで始まった保証書制度
ちなみに同年6月3日から保証書制度というものが始まっていて、「普通に使って何かあったら購入後3年間は交換修理を無償でやるよ!対応は購入窓口でやるよ!」という保証書が入っています。購入後不良品だった場合はレシート持っていけばたいていどんなものでも交換修理は無償でしょうし、命に関わるヘルメットに何かあったらでは遅いとは思いますが、まぁ「正規販売店制度にしたから保証書制度ができたよ!難しいことは考えないで安心して使って!」ということなんだと思います。
わざわざ新しい制度として導入したのですから「買ったところにレシート持って不良品である旨を伝えて受ける返品交換」とは一味違うと思いますよね。もしかしたら事故ったときとか、経年劣化でだめになったときに「良きに計らってくれる制度」だと思いますよね。
残念!そんなワケない!
- 製品の材質に問題があったり、
- 製造上の瑕疵が認められた場合で、
- 保証適用の条件が認められた場合にのみ
- 対応します!
とのことなので普通に使っていて内装がだめになったとか、事故でだめになったとかそんな理由では保証書は使えません。まぁ普通のことですね・・・。わざわざ新制度を導入するほどのことではない気がします・・・。
ちなみにこういった保証書にはお決まりですが、色々と条件があります。書くのもあれなんでshoei公式から引用します。
引用元:https://www.shoei.com/stores/dealer.html
これも簡単にまとめると・・・
- 保証書がないと保証は受けられないし、右のページの「お客様氏名」から「販売店印」まで全て嫌いされていないと対象外。ちなみに保証書は再発行しません。
- 経年劣化、事故、説明書に書いてある用途以外の使用、改造、メンテンスしていない、純正部品以外を使った場合は対象外。
- 引っ越しや購入店閉店のときは別の店でも保証受けられるけど基本購入店で保証受けてね。
- 日本に住んでいない人は保証受けられないよ。
なんだかレシート対応の方が柔軟で良いような気がしてきます。レシート対応だったら日本に住んでいない人は保証受けられないよなんてこと言わないと思います。バイク用品チェーン店なら購入店舗以外でも対応してくれそうですしね。
ユーザーにいとって不便になる正規販売店制度を少しでも薄めようと無理くり作ったできの悪い、煙に巻くようなものに見えてしまいます。
shoei正規販売店認定制度のユーザーにとってのメリット【通販禁止!で買えない!】
shoei正規販売店認定制度のメリットを挙げるとだいたいこんな感じかと思います。それぞれに少し突っ込んでいきます。
購入時にヘルメットのメンテナンスを教えてもらえる!
バイクヘルメットのメンテナンス代がほぼタダになる代用品5選
【8ステップ】バイクヘルメットの洗い方【専用品不要】
休憩中にバイクヘルメットを置いておくべき最も適した場所1選
この辺りの記事で解決できるかも!
フィッティングしてもらえる!
サイズ合ってる?バイクヘルメットサイズを決めるたった1つの方法
この記事で解決できるかも!
購入したヘルメットの機能をすべて知ることができる!
shoeiの公式見れば全部載ってるかも!
あとなんかメリットありそうですかね?ユーザーにとってのメリット?
shoei正規販売店認定制度のユーザーにとってのデメリット【通販禁止!で買えない!】
- ネットで買えないので選べるデザイン、サイズの選択肢が狭くなる
- ネットで買えないので最安のものを買えない
- ネットショップ、実店舗とも販売店舗が減るので価格競争が起こりづらいので高い
- バイク用品店が近くにないと大変
- 現在出回っているshoei商品の高騰
- アフターパーツ、補修パーツ程度でも店舗に行かなければならない
こんなとこですかね。今パッと思いついた感じなので他にもありそうですが。
唯一?shoeiヘルメットが購入できるサイト【通販禁止!で買えない!】
ネットで買えない前提で話を進めてきましたが、実はWebikeはネットショップにも関わらす正規認定販売店を取得しているので購入することができます。
専用窓口を設置してチャットで有資格者の従業員が対応するからいいんだそうです。
ネット通販とは思えない購入方法
Webikeでshoeiのヘルメットを購入するには下記の手順を踏まなければなりません。
最後に
17, ショウエイ正規販売店認定制度の素晴らしさを理解できましたか?
○理解しました ○まじでまるっきりわかりません
という設問もほしいところですね。
ちなみに見なければならないのは17分34秒のこの動画です。
ネットショピングってこんなに大変なものになってしまったんですね。Webikeは相当苦労してshoeiを説得したのではないでしょうか「チャットとかしますからあ!」みたいな。ご苦労さまです。
shoei正規販売店認定制度の解決の方法【通販禁止!で買えない!】
ヘルメット本体だけでも結構不便ですが、アフターパーツまでっていうのがかなり不便ですよね。
価格競争が起きにくいので販売側からすればいいのかもしれません。
こんなにユーザーの利便性を損ねた販売方法をとっているshoeiは終わりにして、アライユーザーになれば解決です。
OGKもだめだしなぁ・・・。
>>>OGKカブトがJIS規格の認証取り消しになった問題の本質2点
shoei通販禁止!で買えない!まとめ
ショエイ三度目の経営危機到来の予感です。
>>>バイク乗りなら知っておきたいショウエイヘルメットの話
shoeiはものがいいだけにとっても残念ですが、仕方ありませんよね。企業理念でやってることですから当然海外でも同じ売り方してるんですよね?
公式では国内の正規販売店しか記載がありませんでしたがまさか海外は気軽にネットとか用品店で買えるなんてことないですよね?調べた感じでてきませんでした。
アライユーザーの僕としては次にヘルメットを買い換えるときに「今回はshoeiにしてみようかな・・・」と悩む時間がなくなるのでありがたいですわ!
僕にロッコルを履かせて!