【バイク、原付、車も】初めて公道を走る際の11個の注意点【不安払拭】

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公道に出ることを国に認められているという認識、自信を持つ【バイク、原付で初公道】


この記事に辿り着いた方は

・免許を取得したが公道に出るのが怖い
・公道を運転しているドライバーはすごいと思う
・初めて公道を走る際の注意点が知りたい


という方ではないでしょうか。まずは免許取得おめでとうございます。それともう1つ、あなたに伝えたいことは

「この記事を読んでいる時点であなたはグッドドライバー、グッドライダーです」


つまり、今あなたは「初めて 公道 不安」などという検索でこの記事に辿り着いたわけですが、「なにも考えずに運転している危険な連中」はそんなことを調べないからです。

この記事に辿り着いた時点であなたは「安全に運転しようとする前向きな優良運転者」であるといえます。あなたの前向きな姿勢、精神性に報えるように僕からあなたに「初めて公道を走る際の注意点、具体的なスキル」を書いていきます。


教習所では教えてくれない、正確に表現すると「教習所ではコンプライアンスの関係で教えられないこと」を書いていきます。


車とバイクの運転者の意識の違い

バイク初心者


この記事を書くにあたり、「初めての公道」「初公道」という検索ワードについて、世の中でどれくらい検索されているのかを調べました。 それを調べられるツールがあるのでネットに記事を投稿する我々はまず、「これから書く記事の検索ワードがどの程度世の中で検索されているか」「どんな単語と組み合わせて検索されているか」ということを調べます。



その結果「初めての公道」「初公道」というキーワードよりも「初公道 バイク」というワードの方が、多く検索されていました。2つの単語を合わせたワードよりも1つの単語の方がボリュームが少ないものは初めて見たので驚きました。


例えば「ドーナッツ」と「ドーナッツ 美味しい」を比べると当然「ドーナッツ」の方が多く検索されているものなのですが、「初公道」と 「初公道 バイク」を比べた場合、「初公道 バイク」の方が検索されているということです。


通常、それだけ検索意図が絞られるので、単語が増えれば増える程、検索されている数は減ります。その逆転現象が起きていたということです。


しかも車のドライバーの数に比べて、バイクを運転するライダーは圧倒的に少ないです。初めて公道を走る局面はドライバーもライダーも等しく経験します。しかしドライバーが検索する数よりライダーが検索する数の方が多いのです。

この現象が何故起きるかというと、僕には1つ心当たりがあります。

運転に対する意識が高いライダー


話は変わるようで変わりませんが・・・


車とバイクはワインディングロード(グネグネ道)をどちらが速く走れるかご存じでしょうか?車体の構造上は車の方が速く走れます。これは路面とタイヤの接地面積がバイクと比べて圧倒的に広いからです。接地面積が狭く、車体を傾けて走るバイクの限界は車よりも低いのです。


しかし、実際にワインディングを走るとバイクの方が速いです。1部の「走り屋」と呼ばれるような、運転を趣味とするドライバーのさらに極1部の方でないとバイクより速く車を走らせられません。

「車とバイクは公道ではどちらが速いか」ということを調べたときに印象に残っている説明があります。それは

バイクは危険だし、趣味で乗るものなので「安全意識」や「操作に対する探究心」が強い。一方で車は移動手段として漫然と乗っているドライバーが多いから


という趣旨の説明です。


つまり、先述した「心当たり」とはこのことです。

ライダーは安全意識や操作に対する探究心が強いため、それについて前向きに勉強しようとします。それが検索ボリュームの差にも表れたのではないかと考えています。



この文章を読んでいる初心者ドライバーさんは「安全意識」「操作に対する探究心」が強い

ネット検索


つまり何が言いたいかというと、この記事を読んでいるドライバーのあなたは「前向きなライダー並みに安全意識と操作に対する探究心が高い」ということです。

これは検索結果が示すように他の多くのドライバーにはないことです。

そういう意味で僕は冒頭に


「この記事を読んでいる時点であなたはグッドドライバー、グッドライダーです」


と申し上げたのです。ですのでこれから公道に出るのが不安で怖くて仕方ないと思いますが、あなたは他の多くのドライバーよりも「良い運転をする可能性が非常に高い」ので自分の資質的なもの、精神性的なものには何の心配も必要ありません。

あとは情報を仕入れて、実践していけばいいだけなのです。その最初の情報はこの記事にかいてありますのでご安心ください。


このブログは「趣味としてのバイク」のことについて書いていますが、新人ドライバーのあなたにとっても役に立つ記事があるかもしれません。たまに遊びに来ていただければ幸いです。


初めての公道で注意すること【バイク、原付で初公道】


前置きが長くなってしまいましたがここから本編です。
公道の運転に一番大切なものは「経験」です。しかしあなたの経験値は「0」ですので「0」を「1」にするときに注意した方がいい11のことを書いていきます。

・免許所持者であることに自信をもつ
・大通りを走る
・右の車線を走る
・ナビに目的地をセットする
・車線の真ん中を走る
・制限速度を守らず走る
・車間距離は周りの車両を参考にする
・運転に慣れていないことを隠そうとしない
・後ろの車からどう見えているかを意識する
・周りの車は自分より運転がうまいが常に自分に危害を加えようと考えている
・周囲の車の死角に入らない


という11のことです。それではそれぞれを解説していきます。


免許所持者であることに自信をもつ

免許取り立て


まず1番大切なことはあなたは国に認められた運転免許証を所持しているということです。正当な方法で免許を取得し、あなたには公道走行する少なくとも最低限の知識とスキルが身についているということに国が太鼓判を押してくれているということを理解し、自信を持ちましょう。

あなたに公道を運転する資質とスキルがなければ運転免許証は交付されません。もしあなたが資質とスキルを持っていない場合、そんなあなたに運転免許証を交付した国が悪いということになります。

国はしっかりあなたのことをテストしたわけです。そのすべてのテストを、少なくとも最低限のことはクリアしてきたのです。自信を持って公道に出ましょう。

緊張はしても委縮する必要はありません。公道は初心者、ベテラン、歩行者、自転車、四輪、二輪に関わらずみんなのものです。

あなたはマナーとルールを守れば堂々と公道を走る権利があるのです。自信を持っていきましょう。


大通りを走る【バイク、原付で初公道のコツ】

運転するドライバー

あなたはどんな道が特に怖いと思いますか?
高速道路?片側二車線以上の大通り?片側1車線の道?

僕の経験からするともっとも安全な道路は高速道路です。飛び出してくる自転車や歩行者も、最も事故が起こりやすい交差点もないからです。

次に安全なのが片側二車線以上の大通りです。流れに乗ってしまえば狭い道を走るよりも格段に運転しやすいです。

多くの初心者ドライバーが怖いと感じるのとは逆ではないでしょうか?実際には走りやすいが、怖いと感じている道路を初公道の場として選ぶことで運転の自信をつけることができます。とはいえさすがに初めから高速道路では緊張してしまうと思うので、まずは大通りをまっすぐまっすぐ走る練習をしてみましょう。

なんとなく怖いと思っていた道が意外と「まっすぐ進むだけじゃん・・・」と思えてきますよ。



右の車線を走る【バイク、原付で初公道のコツ】


車がまっすぐ進んでいるときは前にしか進みません。当たり前のことです。しかし、車線変更時は前にも進むし横にも移動します。それは「事故の可能性が増える」ということです。アクションの数が多ければ多いほどその可能性は上がっていきます。

という理由でなるべく車線変更はしない方が良いです。

二車線の道路を走る場合、初心者の方は速度を出すのが怖いので左車線を走ってしまいがちです。しかし、左車線には「路上駐車」の車両が止まっていたり、「左の店舗に入るための左折車」が多くいます。これらの車と遭遇するたびに車線変更をしなければなりません。 その度に事故をする確率を上げているのです。

初めから右の車線を走っていれば車線変更の回数は最小限にとどめられます。


ナビをセットする【バイク、原付で初公道のコツ】

カーナビをセットする女性


右の車線を走っていると「右折レーン」が怖く感じるかもしれません。右折レーンが渋滞していたり、誤って右折レーンに入らないようにするために心強いのが「カーナビ」です。

「大通りをここまで行ってみよう」という場所にナビをセットすると、あなたが走っている間、「右折レーンがあるので注意してください」などと丁寧にアナウンスしてくれます。

おそらく目的地をセットしないとこのような丁寧がアナウンスはしてくれないので不安な方はナビをセットして運転してみましょう。
バイクの場合ナビを使うことは難しいのですが、バイクは車と比べて機動力があるので修正がしやすいのでナビなしでも大丈夫です。


車線の真ん中を走る【バイク、原付で初公道のコツ】


初心者の方は対向車が怖いので車線の左側を走ってしまいがちです。怖くて速度も上げられないと、右に空いたスペースを狙って無理に追い越しをかけてくる車がいます。これを防ぐためにも堂々と車線の真ん中を走りましょう。

特にバイクの場合は「間違ったキープレフト」の解釈が蔓延しているので注意が必要です。キープレフトとは本来「両側一車線」の場合に正面衝突を避けるために左側を走るというものです。

通常の中央線がある車線の場合はキープレフトの義務はありません。バイクの場合は車よりも車体が小さいので、左に寄ると右側の空きスペースが大きくなります。さらにノロノロ走っていると後続車は「譲ってくれているのかな?」と勘違いしてしまいます。

交通の流れに合わせて堂々と車線の真ん中を走りましょう。



【初心者必見】車線の左側を自分のペースで走るのは危険で超迷惑な理由 は>>>こちら



制限速度を守らず走る【バイク、原付で初公道のコツ】


スピード違反を推奨するわけではありません。これは耳触りのいい言葉にすると「流れに乗って運転する」ということです。


公道では制限速度を守って走っている車は稀です。
「制限速度を守っているのだから安全だ」と考えているのは間違いです。
50km/hで流れている道を30km/hで走行し続けると20km/hもの速度差が発生します。追突の可能性もありますし、なにより後ろの車に煽られたり、危険な追い抜きをされる可能性が高くなります。

「速く走る」ためではなく「周りと概ね同じ速度で安全に走る」ために制限速度は守らない方が賢明です。



車間距離は周りの車両を参考にする【バイク、原付で初公道のコツ】


教習所で教わるような車間距離を公道で取ると危険です。車間距離は狭くてもダメですし、広すぎてもだめです。

何故車間距離が狭いのがダメなのは「追突」「無意識の煽り運転」など、お分かりのことだと思いますが何故広すぎてもだめなのでしょうか。


車間距離が広いとダメな理由



コンビニの駐車場や信号のない交差点からあなたが走行中の道路に入ってきたい車に「あら?いけるかも?」と思わせてしまいます。あなたが予期しないタイミングで入られると慌ててブレーキを踏んだりしてしまうかもしれません。

公道に信号がある限り、動いている車列はどこかで必ず途切れます。そのタイミングであなたが走っている道路に入っていくればいいだけです。

道を譲るとかそういうことはあなたがもっと公道に慣れてきてから、心の余裕ができてから行えばいいことだと思います。


それと、車間距離が広いとき、あなたの後続車に危ない運転をするドライバーが乗っていた場合、無理な追い越しを仕掛けてくる可能性があります。そういった危険なドライバーに対してあなたができることは「追い抜きを考えさせないようにする」ということのみです。そういう意味でも車間距離が広すぎることはあまり良くないことだと言えます。


適切な車間距離とは


走っているスピードによって変わるので適切な車間距離を説明するのが難しいのです。かといって教習所で教えるような「速度から15を引いたメートル」「100km/h以上のときは速度と同じメートル」というのでは広すぎます。

僕が思うに、対向車線や並走する隣の車線を走る車を見てみましょう。流れに乗って走っている車間距離を参考にしてみます。その距離でもしあなたが「ちょっと怖いな・・・」と思うのであれば怖く感じない距離まで車間距離を広くします。

その距離で走ればきっと無理な追い越しにも合わず、横から合流してくる車両も少なく安全に通行することができるはずです。


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運転に慣れていないことを隠そうとしない【バイク、原付で初公道のコツ】

特に若い方は「馬鹿にされたくない」「舐められたくない」という自己顕示欲や競争意識から格好をつけて運転したがる方が多いです。高校を卒業したての若者が友人を乗せたまま電柱に突っ込んでいく事故がこれの典型です。

車の場合は初心者マークを貼らなければならないのであなたが初心者ということはみんな理解しています。多少運転に下手な部分があってもそれを過度に恥ずかしいと思わず、「初心者なので!運転うまくなる過程ですので!」という気持ちで運転しましょう。
恥ずかしがってパニックになると周りが見えなくなって大変危険です。

バイクの方は初心者マークを貼る義務はありませんので周りにあなたが初心者であることはパッと見ではわかりません。しかしそこで「ベテラン風」に振舞っているとなにかやらかしたときに焦ってしまいます。バイクがふら付いても、立ちごけしてしまっても「すみませんね。慣れていないもんで」くらいに思えるようにしておきましょう。

どうせ周りの車両の多くは二度と会わない方ばかり、一期一会です。(迷惑をかけなければ)そんな人にどう思われようがどうでもいいですよね。

気負いせずに気楽な感じで走りましょう。

周りの車は自分より運転がうまいが常に自分に危害を加えようと考えている【バイク、原付で初公道のコツ】

仮面を被った男


僕は仕事で運転の仕方を教える機会がたまにあるのですが、そのときに使う言葉です。この言葉の意味は「常に最悪の想像をして自分の安全は自分で確保しましょう」ということです。車に限らず歩行者も自転車もバイクもです。

周りの車はあなたよりもずっと運転がうまいのですが、常にあなたに危害を加えようとしていると思ってください。隙をみせるとぶつかってきて保険金をだまし取ろうとしているイメージです。

例えば

・右折しようとしている対向車が急に前に出てくるかもしれません
→アクセルを離してエンジンブレーキで様子を見る
・車線変更の為にウエインカーを出したが車間をわざと詰めてくるかもしれない
→車線変更直前にもう1度目視で他の車両を確認する
・原付を追い越す時に急に右にあるコンビニに入ろうとするかもしれない
→コンビニを過ぎてから注意深く追い越そう


など、挙げればキリがないので


周りの車は自分より運転がうまいが常に自分に危害を加えようと考えている


と考えることが大切かなと思います。

周囲の車の死角に入らない【バイク、原付で初公道のコツ】


特にバイクの方が注意すべきことです。バイクは車体が小さいので周りから見落とされることがあります。教習所で教えてもらったと思いますが、特に車の横を走行するときは注意しましょう。

一番の解決策は「隣の車が車線変更してきてもぶつからない位置を走る」ということに尽きます。つまり、隣の車線の車の横を走らずに、斜め後ろを走ればその車両がこちらに気づかずに車線変更してきてもぶつかりません。そして斜め後ろは車のミラーに移りやすいので死角の入る可能性も減らせます。



後ろの車からどう見えているかを意識する【バイク、原付で初公道のコツ】

前進する車


これは僕が「安全運転の最大のコツの1つ」だと思っているものです。後ろの車から見て、自分は今どういう運転をしているのかを意識します。「自分の前を自分が走っていたらどう感じるか(不快に感じないか)」と言い換えることもできます。

例えば

・前の車が、減速しなければならない局面ではないときにブレーキランプを頻繁に光らせているとうっとうしいですよね。「減速するのかな?」と思ってこちらがブレーキを踏むけれども先行車はブレーキランプを光らせただけで減速はしなかった。これが何回も続くと迷惑ですよね?

・右折レーンのない交差点で先行車が道の真ん中で右折待ちをしていると、あなたは「もう少し右によって右折待ちしてくれれば直進車が進めるのに・・・」と思いますよね。あなたの後ろには何台も詰まっています。

・先行車が左ウインカーもハザードも出さずに減速して路上に停車した場合「合図してくれれば前もって追い越しできたのに・・・こっちも停車したから出づらいよ・・・」と思いますよね。


などなどです。つまり自分がやられて嫌なこと、迷惑に感じることは自分もやらないということです。これには経験と想像力が必要ですがこの記事を読んでくれているあなたはあとは経験を積めばいいだけなので安心してください。


まとめ【バイク、原付で初公道のコツ】


いかがでしたでしょうか。少し気が楽になりましたでしょうか。
あなたはまだ気づいていないかもしれませんが、世界は美しくありません。あなたの努力と選択によって、自分の身の周りの世界を美しくにしていくことは可能ですが、多くの人が登場する公道ではそれは不可能です。

見たこともないような下衆な輩もたくさん公道を走っています。美しくない世界の特に汚い部分を凝縮したようなドライバー、ライダーもたくさんいます。

この記事を読んでくれたあなたがそんなドライバー、ライダーとトラブルにならないように、また、あなたが無意識のうちにそんなドライバー、ライダーにならないように願っています。




あなたが安全に人生を全うできますように!



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