バイク原付の完全なる一時停止~違反、事故、立ちゴケを防げる6ステップ~
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交通社会全体のための一時停止(=取締りの対象)と、自身の安全のための一時停止をそれぞれ分けて2回一時停止をする
この記事に辿り着いた方は
・一時不停止で捕まった
・バイクや原付は両足をつかないと違反なの?
・一時停止してからの発進のときにフラついてしまう
・もっと安全にバイクや原付を操作したい
と言う方ではないでしょうか。一時停止で捕まると「自分では一時停止したと思うんだけど・・・釈然としないなあ・・・」という感じになることが多いですよね。恐らくあなたが「したと思っている」のは安全確認のための一時停止であって「停止線での一時停止」ではありません。
この記事では、どうすれば一時停止で捕まらずに済むのか、理不尽に捕まった場合はどのように対処するべきか、一時停止後、安全に、フラつかずにスムーズに発進する方法等を書いていきたいと思います。
一時停止違反の本編にまったく関係ないですが・・・梅雨真っ盛りの時期にこんな記事があったので紹介
この梅雨真っ最中、梅雨ランキング堂々年間第1位のこの時期に「>>> ツーリングの季節真っ只中!バイク楽しんでますか〜?」と、日焼け止め関連の記事を公開するホンダのライターさんは頭のネジぶっ飛ばしているなぁと感じているどーも僕です。このホンダの記事7月6日っすよ。
この時期にも日焼けを気にするくらいバイクや原付に乗らないとホンダのライターにはなれないのですね。
日焼け止めの記事を書くなら「ジェットよりフルフェイス!」「ジャケットとグローブの隙間が焼けるから手首には日焼け止めしっかり塗って!」「首の後ろはたっぷり塗って!」「休憩の度に日焼け止め塗って!」とか書かないとね。。。ホンダの方は本当にバイクや原付乗ってるんですかね。僕もこのブログを>>>フィクションでやっているので人のこと言えませんが。
雨の日は全くバイクや原付に乗らない僕は梅雨時期の日焼けより一時停止の方が気になるので記事書きました。
突っ込み所が多い記事をたまたま見つけてしまったので前置きが長くなりましたが梅雨時期に日焼けを気にする記事よりは役に立つ記事が書けましたので良ければゆっくりしていって下さい。
指定場所一時不停止等違反とは?~バイクや原付は右足に注意~
一時停止違反で捕まったことがある人は多いのではないでしょうか。僕もあります。
停止線の手前で一時停止をしないと違反になります。
見通しがよかったりするとついうっかり減速するだけで通過してしまったりしていました。自分では一時停止しているつもりでも、2人以上のお巡りさんが目視して「停止線を越えて止まった」「足をついていなかったから停止ではない」「左右を確認していなかった」等といわれればこちらがいくら反論してもダメです。切符きられます。
正式名称は「指定場所一時不停止等違反」というらしいです。
二輪車の場合
・違反点数2点
・反則金6000円
です。
こちらはしっかり止まったつもりでいてもこの点数と反則金が課されます。
非常に悔しいです。こうならないためにも普段僕がやっている完全なる一時停止をご紹介します。
停止線の目的を理解しようバイクや原付一時停止違反で捕まらないために
完全なる一時停止のために、道路に設置してある停止線の意味や目的について理解していきましょう。
停止線が左右の見通しが悪い位置に設置してある理由
だいたい引かれている停止線の位置は交差する道路の左右を見通し辛い位置にあります。
ですので自分のことしか考えていないと停止線を越えてから一時停止をし、左右を確認するという感じになってしまいがちです。
自分の通行だけ考えると「見通しの悪い位置にある停止線」は非常にうっとおしいのですが、停止線の位置は交わる道路から自分が通行している道路に(大型の)車両が入ってくるときに邪魔にならない位置で止まる線なので交通状況全体からみると非常に理に適った位置にあるのです。
優先して曲がる車両を理解する
通行している道路に一時停止の標識があり、停止線が引かれていれば交差する道路が優先です。
つまり停止線の位置で止まったときに右左折してくる車両があればその車両が通行したあとに、こちらが通行しなければなりません。
よく四輪が狭い道でわざわざすれ違いをしにくくしてこんな感じになっていますが停止線で止まっていればいいだけの話です。どんだけ後先考えていないのかと、見るたびに思います。
交通社会全体の為の一時停止~取締りの対象になる一時停止~
この一時停止は取り締まりの対象となる一時停止です。
下記の動作で一時停止を行えば取り締まられることはない(と思う・・・)です。
・フロントタイヤが停止線の直前で一時停止
・完全に停止するときはリアブレーキで止まる※1
・接地するのは左足のみ。右足はリアブレーキ
・ニュートラルには入れずにクラッチをレバーは握ったまま(すぐ発進するので)
・右左右を「首を振って」確認します。※2
※1 フロントブレーキで止まると、沈んだフロントサスが戻ってくるのでカックンってなりやすくなるので美しくありませんし、バランスを崩しやすくなります。停止の仕上げはリアブレーキを使うというクセをつけましょう。
※2 首振りで実際に確認できる範囲は狭いですのでこの時点で自身の安全は確認できていません。取り締まりを行う警察官に対して「左右確認してるよ!」というアピールの為の首振りです。
ここまでの動作で違反切符を切られることはなくなりました。
自身の安全のための一時停止
次は、取締りを受けないためではなく、自分の安全を確保するための一時停止です。
先ほど確認できた狭い範囲の安全地帯まで前進します。この時点ではグレーの車がを確認できていないので交差点内は安全地帯内ではありません。停止線から交差点に入るところまでが安全地帯です。
※このとき右を見ながら前進しがちですが初心者の方は止めたほうがいいです。右を見るということは首を右に向けるということ。首を右に向けるということは肩、腰、ニーグリップしている太もも、くるぶし等、体全体も多少右を向くということ。前進したいんだけど体が右を向いてしまいバランスを崩してしまう可能性が高まるからです。ジャイロ効果が働かないのでバイクや原付は低速走行が苦手ですよね。
みなさん教習所の一本橋に苦労されたかと思います。ですので先ほど安全が確認できたエリアはまっすぐ前を見て進んだほうが良いです。
○安全地帯の先にきたらリアブレーキで止まり、左足をついて、クラッチを握ったまま一時停止する
○左右の安全が確認できたら発進
これで取り締まり的にも自身の安全的にもバッチリな完全なる一時停止です。しっかり乗っているライダーはかっこいいですよね。
理不尽な取り締まりへの対応
完全なる一時停止をしたにも関わらず取り締まりを受けてしまった場合は下記の対応をしてみてください。
両足をついていないと指摘されたら
「バイクや原付は停止線で両足をつかないと違反だ」と言って取り締まろうとするお巡りさんがいるそうですが、運悪くそんな人に当たってしまったら
「教習所では停止中は万が一の追突を考えて停止時はリアブレーキを踏むようにと指導された。理に適っている指導と思ったが、本当に両足をつかないと違反になるのであれば考えを改めなければならないので貴方の所属する警察署に電話をして確認してもいいか」
と伝えましょう。それでもダメなら「正式な回答としたいので電話は録音させてもらう」と言って本当に電話しちゃいましょう。
警察官が1人の場合
警察官が1人の場合は「僕がこの目でみたから違反です」とは本来できません。2人以上の警察官が現認した場合に証拠として認められます。
ですので警察官が1人の場合は
「こちらは完全なる一時停止をしたつもりでいるがあなたはそうではないといっている。そもそも警察官が2人以上いないと証拠にならないはずではないか。ここはひとつ、間を取って「厳重注意」にしてくれませんか。1人でも証拠になるというのであれば、自分の認識を変えなければならないので 貴方の所属する警察署に電話をして確認してもいいか」
と伝えましょう。
どちらも見苦しくない程度に交渉する
どちらも大事にはせず、「これで厳重注意になったらラッキーなのになー」くらいの気持ちで言ってみてください。これでダメなら大人しく捕まってください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。方法はうまく伝わりましたでしょうか。完全なる一時停止の方法を流れでまとめると
・停止線手前で左足をついて一時停止
・首を左右に振って左右確認(警官へのアピール)
・安全地帯まで前をみて前進
・安全地帯の先まできたら左足をついて一時停止
・左右の安全確認
・発進
と言う感じです。2回一時停止をするということですね。
皆さま、完全なる一時停止をする癖付けをして取締りを受けない、ふらつかない、グッドライダーで楽しくバイクや原付に乗りましょう!
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