バイクにガニ股で乗っているライダーは高齢のザリガニ!?
この記事にたどり着いた方は
- たまにがに股でアメリカンに乗ってる人を見るけどなんでなんだろう
- たまにがに股でカワサキの旧車に乗ってる人を見るけどなんでなんだろう
- たまにがに股で125スクーターに乗ってる人を見るけどなんでなんだろう
- 千原ジュニアはがに股でバイクに乗っていたけどなんでなんだろう
というガニ股キニナル系ライダーの方ではないでしょうか。
この記事では
何故人はガニ股でバイクに乗るのか?
ということに深く迫っていく大変不毛な記事です。
暇を持て余している方のみ最後までお付き合い頂ければと思います。
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バイクにがに股で乗っている方々
高速道路を走っているハーレーの方や、街乗りしている125ccのスクーターの方、未だに絶滅しない旧車會の方やアメトーーークのバイク芸人に出ていたときの千原ジュニアさんなど、たまに見かけますよね「ガニ股ライダー」。
僕はつま先が外を向いているだけでも「バイク乗れてないライダー」と思ってしまう知見の狭い人間なので、ガニ股ライダーとなると形容しがた過ぎて言葉もでてきません。
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まったくニーグリップをせず、制動と加速のたびに可愛いお尻がズリズリ前後にずれ散らかしているのを想像しただけでこみ上げてくる笑いとひどい嫌悪感を抑えきれなくなります。
とはいえ、それは僕の知見の狭さからくる、僕都合の感情です。彼らにはガニ股にしなければならない理由があるはず!それを理解して僕は更にライダーとしての高みに一歩近づけるというものです。
まずはガニ股で乗りたくなる局面を考えていきます。
バイクにがに股で乗りたくなる局面
- エンジンの熱が熱い
- ハーレーはなんか出っ張ってるから
頭を捻ってみましたが、たったの2つしか思いつきませんでした。色々いらんことまで想像して膨らませて記事の文字数稼ぎをするのは十八番なんですが、これは嫌な予感しかしませんね。うむうむ。
①エンジンの熱が熱いからガニ股で乗りたくなる
エンジンの熱って熱いですよね。エンジンだけではなく、夏なんかだとフレームもバチバチに熱くなりますよね。
僕は普段、革パンでしかツーリングへ行きません。真夏も革パンなのでエンジンが熱いだとかフレームが熱いだとかはあまり感じたことはないのですが、たまーに近所をジーパンで乗ったりするとたしかに熱くてガニ股にしたくなります。
20分くらい乗るとニーグリップどころではない熱さで「ジーパンでツーリングしてる人って大変なんだなぁ」と感心してしまいます。
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でもよく考えてください。ライディングの基本はニーグリップ、それができないくらいエンジンが熱い状態なのにジーパンを履き続けるって
絶望的に頭悪くないですか?
ジーパン履いている人が頭悪いと言っているのではなくて、「ニーグリップできないくらいの熱さにガニ股で対応している人」が超頭悪いってことです。別にジーパンでもガニ股にならずに乗れていれば問題ないですもんね。
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②ハーレーはなんか出っ張ってるからガニ股で乗りたくなる
ハーレーの場合はエンジンの熱さとは関係ないようです。
エアクリーナーやら横に出っ張っているのでガニ股にしなければ乗れないので仕方がないんです。そもそもバイクの基本であるニーグリップをハナから捨てているバイクなのでニーグリップができませんですはい。ちなみに僕のバイクはハーレーのエンジンを使ったバイクですが、エアクリーナーは横に出っ張っていないので普通のバイクのようにニーグリップができます。ニーグリップもできないバイクなんて買いませんから僕。
とはいえ必要以上に(エアクリボックスを避けるだけではないくらいに)ガニ股のライダーが多いですよね。ハーレー様は。
学問で考えるバイクにがに股で乗る方
結局納得できる理由は見当たらなったので学問に頼ります。なにか下らない問題にぶち当たったときは学問に頼るのが一番です。今まで世の中の仕組みを解明してきたり、解明できなかったよくわからないことには無理やり解釈を与えてきたのが学問だからです。
体と心!人間の全て!ということで
- 体の構造から
- 心理学的視点から
それぞれ見ていきたいと思います。
何故ガニ股でバイクに乗るのか?~体の構造~
モモ裏の筋肉とふくらはぎの筋肉はそれぞれ、内側の筋肉と外側の筋肉の2つで構成されています。
内側の筋肉は走るときに使われ、外側の筋肉は歩くときに使われます。
適度に運動している方であればバランスよく内と外の筋肉を使うので問題ないのですが、年とともに走る機会ってどんどん減っていきますよね。そうすると走るときに使われる内側の筋肉はどんどん衰えていくわけです。年をとっても歩く機会はあまり減りませんから内と外のバランスが崩れていきます。
これが進行すると足がどんどん外側に引っ張られていき、ガニ股になるというわけです。
ご高齢の方にがに股の方が多いのはそういうことです。
何故ガニ股でバイクに乗るのか?~心理学的視点~
自分の大きさを実際のそれよりも大きく見せたいというのはパーソナルスペース、縄張りを大きく取りたいということの表れだそうです。
「自分は凄いんだぞ!」「自分は強いんだぞ!」という周りへのアピールで、動物が威嚇するのと同じです。
- 猫が毛を逆立てる
- ザリガニがバンザイする
- 鳥が羽を広げる
といった行動原理と同じ行動をとっているということです。
動物が威嚇するときは身の危険を感じた時や恐怖を感じたときです。ということは「自分を危険に晒す相手がいる」「恐怖を感じさせる相手がいる」ということになります。確かに公道には危険な人がたくさんいますので、がに股という威嚇行為でそれらを回避できれば素晴らしい効果があると言えます。
それであれば世の中のライダー全てがガニ股になっていても不思議ではありません。ガニ股ではない、ニーグリップをしっかりしているライダーは危機意識、恐怖を感じる心が足りないのかもしれませんね。
自分を大きく見せるということは日常の社会でも多く行われています。大声を出して大袈裟に話したりするのもその中の1つであると考えれば「がに股でバイクに乗っている人のバイクのマフラーだいたいうるさい説」の裏付けにもなります。
自分を自分以上の何かに見せたがる方は「自分に自信がない」という方が多いです。自信がないので都度「虚勢」「見栄を張った自分」「ありもしない自分」で乗り切っていこうとするので実力が身につきません。
自信がないからありもしない自分でその場を乗りきる
ありもしない自分でその場を乗りきるから実力が身につかない
実力が身につかないから自信がつかない
という恐ろしいスパイラルに入って何十年も抜け出せない方もたくさんいます。これをバイクに置き換えると
自信がないからガニ股で走る
ニーグリップができないから実力が身につかない
実力が身につかないから自信がつかないうまくならない
という感じでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ガニ股でバイクに乗るのは
- 単にお年を召した方が乗っている
- 運動をして来なかった虚弱が乗っている
はたまた
- 自分に自信がない子猫ちゃんが乗っている
- ビクビクしているエリマキトカゲが乗っている
という感じかなと思います。簡単に言うと・・・
バイクにガニ股で乗っているライダーは高齢のザリガニ
ということですね!納得!
いづれにしても臆病で虚弱で自信がない方なので、発見したら優しく見守りましょう。あなたが普通の人であればしっかりニーグリップして安全運転していきましょうね。うむうむ。
僕にロッコルを履かせて!