【マスツーのルール】千鳥走行のやり方と6つメリットと3つのコツ
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比較的広い道路は千鳥走行。メリットたくさん千鳥走行。臨機応変に千鳥走行。がマスツーのルール
※今回は前後の写真をよーく見比べながら読んで頂けると理解が深まるかと思います。
この記事に辿り着いた方は
・今度マスツーリングに初めて参加する
・マスツーリングのマナー的なもの、ルールを知りたい
・千鳥走行って言葉は知っているけどどーやるの?
・マスツー仲間に迷惑をかけるわけにはいかない
と言う方ではないでしょうか。マスツーリングの基本と言うべき走り方が千鳥走行です。
この記事では千鳥方法のやり方と、これを行う理由、そのコツを書いていきます。
みなさまのマスツーリングへの不安が少しでも払拭できて、楽しくツーリングから帰ってこられます様に!うむうむ!
千鳥の足跡、千鳥走行の陣形【マスツーのルール】
あなたは「千鳥走行」はご存知でしょうか。
こーゆーやつです。マスツーのルールの代表的なやつです。
千鳥の足跡のような並び方です。
前後に左右に互い違いに並んで走るマスツーリングの基本的な走行方法です。
ツーリング先で見たことありますよね。これは台数が少ない2台のときでも同じです。
国道等の比較的広い一般道を走行するときにこの陣形を取ります。ペースを合わせて走る場合は高速道路でも使います。マスツーリングの基本陣形と心得てください。
ペースを合わせないときや、楽しいワインディング路に入ったらこの陣形を解除して各々好きなラインで走り始めることが多いです。
マスツーのルール千鳥走行をするメリット
千鳥走行をするのには、ちゃんと理に適った理由があります。交通社会マイノリティのバイクがマジョリティに迷惑をかけない配慮だったり、仲間との接触事故を防止するといった、実に考えられたものです。
隊列を短くできる
→周りの車への配慮です。1列になって行列で走ると他の車からみるとかなりウザイですよね。まあバイクが集団で走っているだけでうざいっちゃーうざいんですが・・・。追い越しかけるのも距離が必要だし。バイク側にもメリットがあって、隊列が短いと信号なんかで分断される可能性が低くなるんですよね。いいと思います。
車間距離を確保できる
→隊列は短いのに車間距離は変わらないという素晴らしいメリット。隊列が短いのに2列になって走ることでしっかり車間距離を保てます。もし1列で走って同じ隊列の長さにしようとしたら必然的に車間距離は半分になってしまいますもんね。いいと思います。
横移動を制限されない
→自身の右か左、どちらかは空いている状態になるため落下部を避けるなど、咄嗟の横移動ができます。単純な2列ではなく、互い違いに並ぶことで横のスペースに空白を作っておけます。真横にライダーがいると窮屈だし接触が怖いですが千鳥走行では自分の横は空いているので安心です。とっさの逃げ場にもなりますしね。
前を走るかっこいいバイクを斜め後ろから見られる
→個人の感想ですが、バイクは真後ろより斜め後ろから見た方がかっこいいです。これが千鳥走行の一番のメリットかも。マスツーリングでは僕はなるべく後ろを走りたがります。色んなバイクを見ながらバイクに乗れるなんて幸せ!それとバイクに見とれていると、他人のバイクの不具合に気付けたりします。以前マフラーが落ちかけているのを見つけて教えたことががあります。奇跡的にボルトとナットがアンダーカウルの中に落ちていてツーリングは続行されました。なんという幸運。
前車の動きが見易い
→先頭のバイクが出すウインカーやブレーキランプが見易くなるので余裕を持ってアクションを起こせます。1列だとほとんど自分の前のバイクしか見えません。そうすると合図が渋滞して、「ウインカー出して曲がる!」→「ウインカー出したらすぐ曲がる!」→「ウインカー出す間もなく曲がる!」→「いや曲がれない!」といったことになりかねません。が、互い違いで千鳥走行することで台数によっては先頭のバイクも後ろから視認できるので合図を出しやすくなります。余裕ができることは素晴らしいことです。
最後尾を走ると凄くいい
→圧巻です。かっこいいです。マスツーリングの醍醐味のひとつです。特に千鳥走行を解除して一列になる辺りは鳥の群れの様に統率がとれていてきれいです。うまく言えないけど鳥の群れがきれいに曲がっていくみたいな感じ。マスツーリングの醍醐味の一つです。
メリット多いなぁ。これはやらざるを得ない。
マスツーのルール千鳥走行のコツ
ただなんとなく互い違いに走ればいいというわけではありません。千鳥走行の効果、メリットを最大限引き出すためにちょっとしたコツがあるので頭の隅に入れて行ってください。
前車のミラーから見える位置を走る
→前を走るバイクのミラーに、運転しているライダーのヘルメットが入っていれば前を走るライダーからこちらが見えている、ということです。もしヘルメットが映っていなければ距離が遠すぎたり近すぎるのかもしれません。意識して走行しましょう。
後ろを走るバイクが自分のミラーに入っているか気にする
→後続の方が自分のバイクのミラーに入っていれば安心できますよね。上で説明した内容とあわせて「自分は前のミラーに映っていて、自分のミラーには後続車が映っている」ときに綺麗な千鳥走行ができているということです。
入っているの越したことないですが入っていなくてもシビアに気にすることはありません。どうしても気になるなら休憩場所で「僕のミラーにあなたが入るようにしてくれると安心できます」と伝えましょう。
まあ頻繁に一緒にツーリングへ行く方でなければほっといてもいいでしょう。
千鳥走行から外れた人、知らない人がいても気にしすぎない
→千鳥走行を知らず、あっちへフラフラこっちへフラフラしている方がたまにいますが、まあそんなに気にせず、道のりはまだまだ長いので休憩場所で千鳥走行の旨伝えましょう。
千鳥走行を知らない方とのマスツーは>>>こちら
マスツーリング以外で千鳥走行をするとき
全然知らない人に追いついたときに千鳥走行するとマスツー感、奇妙な一体感がでて、ソロツーリングに花を添えることができます。
更に後ろから知らないライダーが追いついて数珠繋ぎになったり・・・。楽しんでみてください。
後ろのバイクが車間詰めて来たり、抜きたい意思表示をされたらスマートに譲りましょう!
別れ際に手を挙げると返してくれたりしますよ。「じゃあねー僕こっちなんで」「はーいまたねー」みたいな。
まさに一期一会。素敵。
マスツーのルール千鳥走行まとめ
いかがでしたでしょうか。千鳥走行いい感じですよね。
千鳥走行の メリット
◯隊列を短くできる
◯車間距離を確保できる
◯横移動を制限されない
◯前を走るかっこいいバイクを斜め後ろから見れる
◯前車の動きが見易い
◯最後尾を走ると凄くいい
千鳥走行のコツ
◯前車のミラーから見える位置を走る
◯後ろを走るバイクが自分のミラーに入っているか気にする
◯千鳥走行から外れた人、知らない人がいても気にしすぎない
マスツーリングは大の大人が複数集まるのでどーしよーもないトラブルが起きたりします。ライダーはただでさえ我が強いどーしよーもない人たちなので、基本を押さえて何事もなく平和に楽しく走りましょう!
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