既成概念に囚われたライダー必見!マスツーリングでは初心者を最後尾にする論

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初心者の方を最後尾にすることで初心者もベテランも全員が心に余裕を持ったツーリングができる

マスツーリングの様子
どんな車種でもみんなで楽しくマスツーリング




この記事に辿り着いた方は

・マスツーリングを計画中
・マスツーリングが何故か怖い初心者
・マスツーリングが楽しくないベテラン

の方ではないでしょうか。



「マスツーリングって難しそうだな・・・付いていけるかな・・・」と思っている初心者のあなた



「来週は初心者がいるマスツー・・・気使うなあ・・・上手くフォローできるかな」と思っているベテランのあなた




凄く気持ちが分かります。実際マスツーで全員が心の底から気持ち良く帰ってくるのって難しいと思いますよ。



バイク初心者のツーリングはソロツーかマスツーかどちらがいいのか は>>>こちら

初心者さんが
「あー楽しく走れた!」と思っているときに

ベテランさんは
「後ろに気使ってばっかりで楽しくなかったなー」

初心者さんが
「みんなについていけたなー!」と思っているときに

ベテランさんは
「ペース遅くてつまんなかったなー」

ベテランさんが
「意外とペース良く走れたなー」と思っているときに

初心者さんは
「みんな速過ぎ。何回も危ない目にあったー。マスツー怖いわ」

ベテランさんが
「初心者さん上手くついてきてたなー」と思っているときに

初心者さんは
「交差点で際どい信号何回もあったなーマスツー怖いわ」



ということがほとんどだと思います。みんなネガティブなことは口に出さないですけどね。優しさ優しさ。



「そんなこと思ったことないよ!」「なんてことを言うんだ!」という方は初心者さんでもベテランさんでも想像力が足りませんよ。


周りへの配慮が欠落しています。

「『そんなことないよ』というお前さんのそれは悪い意味の偽善ですぞ」




車種もスキルも資質もバラバラなのだから「全員同じペースで走って全員同じくらい楽しい」なんてことはありえないとは思いませんか?

・もう少しゆっくり走りたいな
・もう少しペース上げたいな

と1度も思ったことがないでしょうか。もし本当に思ったことがないならばあなた以外のツーリング仲間はあなたに相当気を使っていますよ。


そんな思いをしなくて済む、全員楽しく帰ってこれる可能性が非常に高くなる「僕なりの答え」をもっているので共有します。



それは目から鱗の

「初心者を最後尾にする」

ということです。もう少し言うと

「ペースが速い人、車種、経験値の高い順に走る」

ということです。

一般的なマスツーリングの並び方


一般的なマスツーリングの並び方はこんな感じです。

先頭

・・・ルートを把握している一番のベテランライダー。休憩や給油のタイミング、ペースの調整を一手に担わなければならない。
更に信号での分断やペースについて来れないライダーを気にするなど常に後ろに気を使って走らなければならない。

2番目

・・・最も経験が浅いライダー。先頭のベテランがすぐ後ろの初心者さんにペースを合わせるためにこの位置が最も好ましい。
信号で「行くか止まるか」の判断も先頭のライダーについていけばいいだけのでもっとも楽に走れる位置。

3番目以降

・・・経験値の浅い順に並ぶ。後ろに行けば行くほどベテランになるため、信号の分断にも対応できる。

最後尾

・・・経験値の高いベテランライダー。後ろから仲間全員に気を配り、常に異常がないか確認する。
何か異常があった場合は先頭のライダーに伝達したり他のライダーのフォローをしたりなど大切な役目を担っている。



組織立っていてとても素晴らしい、よく考えられたフォーメーションですが「バイクは自由な乗り物だ」っていうのの対極にあるように思うんですよね。



「え?そこまで一緒に走らなきゃいけないの??」



みたいな。




僕が推奨するマスツーリングの並び方


みんなが楽しくツーリングできるマスツーリングの並び方はこちらです。

先頭

・・・ツーリングの幹事でルートを決めた人or速く走りたい人

二番以降

・・・速く走れる順

最後尾

・・・一番ペースが遅く経験が浅い初心者





各々なんの役割もありません。なんか楽くない?なんかシンプルくない?なんか良く無くない?


みんなでソロツーリングしていると考える



周りに気を使うので疲れるし、ペースが合わないし、無理についていこうとしてオーバースピードになったり信号で危ない思いをすることになります。




初めから「周りに気を使う範囲」を意図的に狭くしてあげればそんなことにはならないのです。



つまり
「速くても遅くても自分のペースで走る環境を作る」
のがキモです。






ソロツーリングではそれぞれ「自分のペース」で走りますよね?それをマスツーリングでもやればいいのです。




同じペース域の人がいれば一緒に走ればいいし、そうでない人とはペースを合わせなければいいのです。


ツーリングの目的を「バイクに乗ること」にする理由と3つの成功例 は>>>こちら

初心者は置いていかれて当然と思う






信号ではベテランだけで走っていても台数が多ければ必ず分断されます。必ずです。




周囲に気を使わずに自分のペース、判断(行くか止まるか)で動きやすい環境であれば危険を感じず走る(止まる)ことができます。







ワインディングでも「置いてかれて当然」と思っておけばオーバースピードで走らずに、無理せずに済みます。


それができていないとこんなことになるということです。

というかこんな下らないところで転倒するということは周りは通常想定できないので、これはただ転倒したライダーが「マスツーリングに参加できるほどの技量に達していない」ということ原因ですね。

カーブの出口なのに道の真ん中でわらわら止まったり、逆走してきて停車するような集団なのでまあ色々とあれですが・・・。ジェットヘルメットでしたが顔を怪我しなくて良かったです。正直どーでもいいけど。



バイク初心者のツーリングはソロツーかマスツーかどちらがいいのか は>>>こちら
クルーザー、アメリカンに乗りたいと思っている方に伝えたい出来事 は>>>こちら

みんなが楽しく走れるマスツーリングの走り方


このマスツーリングの並びでの走り方です。

上記「僕が推奨するマスツーリングの並び方」で順番を決める。




→初めましての場合で「僕先頭いきます」という人がいなければ幹事が先頭を走る。


もしくは単に「排気量順(ハーレーの場合は無条件に最後尾)」や「バイク歴順」などに幹事の指示の元、並びを決める。


追い越しのルールを周知する





→速く走れる順に並んでも実は後ろの人の方が飛ばしたがりだったなんてこともあるので「後ろの人の方が速いかも?」と思ったら左ウインカーをつけて左に寄り、抜かせてあげましょう。


抜かせるのは危険がない様に1台ずつが好ましいです。



これを事前に周知して「嫌な感じの追い抜き」が起こらない様に予防します。


マスツーリング中に道を譲る

 「追い越し禁止」と「追い越し解禁」の区間を休憩時に伝える





→「ここからワインディングに入るんで追い越し解禁です。くれぐれも譲られてから抜いてください。皆さんいい大人なので自分のペース遵守で。」



「速く走りたい人を前に行かせるという配慮であり、決して競争ではありません。常識の範囲内で節度を守った運転をお願いします。」



「ここからつまらない国道なので順番は崩さないで下さい」



「次のガソスタ入るので順番崩さないで下さい」



等と、都度周知します。



先に行きたいバイクは前へ行かせる





その他マスツーリング成功のためのコツ


気の利いたコツです。

マスツーリングの休憩時に次の休憩場所(合流場所)を決める




「次は○○で休憩ね」
「3軒目のコンビ二で休憩ね。先に着いた人は道から超目立つところにバイク停めてね」

と次の休憩先を幹事が周知してから出発する。


マスツーリングの分岐では全員揃うまで待つ



先頭の人は交差点や、分かり辛い分岐で全車揃うまで待ちます。


「揃う」といっても全員停車する必要はありません。最後尾の初心者がこちらを認識できれば出発して構いません。あくまで「目印」になるために待ちます。

こうすれば初心者の方も道に迷うことなく不安なく走れます。


マスツーリングの休憩や目的地にて





速く走りたい人は先に目的地についてしまいます。到着してくるメンバーの写真や動画を撮ってあげたりすると喜ばれます。



初心者の方は目的地に着くのが遅くなってしまいますが所詮公道の遅い早いなので10分も20分も遅れるということはありません。「ごめんね待ったー?」くらいで大丈夫です。






ここで注意したいのが休憩の時間は最後に到着した人に合わせるということです。


最後尾の人が到着したときに「最初に着いた僕はもう10分休憩したから出発しよう」ではいけません。あくまで最後尾の人に合わせましょう。



とはいいつつも




>>>神奈川道や>>>魅力ロードなど走っていてつまらない道は「>>>千鳥走行でみんな仲良く」走ります。信号で分断されたら待ちます。




最初の説明と矛盾している感じがしますが上記スタイルで「 周囲に気を使わずに自分のペース、判断(行くか止まるか)で動きやすい環境 」が整っていれば信号で危ない思いをする可能性が低くなっています。



みんなが楽しいマスツーリングの並びまとめ




いかがでしたでしょうか。僕が伝えたいことはうまく伝わったでしょうか。


無理にペースを合わせると楽しくないので各々のペースで楽しみましょう

速く走りたい人は前へ、そうでない方は後ろへ

初心者ばかりを尊重せずお互いがお互いを尊重して走りましょう



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僕にロッコルを履かせて!

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