バイクはハンドルを切った方と逆の方へ曲がります~初心者の方は立ちゴケ防止対策として~


初心者の方は立ちゴケ対策として、ベテランの方はコーナリングのスパイスとしてこの特性を利用できます。


あなたは立ちごけしたことありますか?ありませんか?立ちごけは怖くないですか?

僕は全然怖くなかったのですが、去年初立ちごけを経験してから立ちごけが怖いです。全力で阻止したいです。



立ちごけ対策ってなかなか思いつかないですよね。


乗りたいバイクを我慢してアメリカンに乗る?絶対嫌です。



今回紹介する記事は、数少ない技術的な立ちごけ対策にもなります。

バイクはハンドルを切った方と逆の方へ曲がる






知ってる人には「そんなの当たり前じゃん」
知らない人には「え?哲学的な話?」

という記事です。哲学ではありません。物理です。



言い方を少し変えると


バイクはハンドルを切った方と逆の方へ倒れる

と言えます。少しピンときましたでしょうか。

○車のハンドルとバイクのハンドルの違い



車のハンドルは左に切れば左に曲がります。右に切れば右に曲がります。
バイクのハンドルは逆です

左に切ると右に曲がり、右に切れば左に曲がります。

言葉を付け足すと

左に切ると車体が一瞬右に傾くことで、舵角がつき、セルフステアによって右に曲がります。
右に切ると車体が一瞬左に傾くことで、舵角がつき、セルフステアによって左に曲がります。

です。



セルフステアとはは>>>こちら



あなたの左脳に説明するとこんな感じですが念のため右脳にも説明しときますね。


簡単な図解(ライテク説明っぽくて緊張する僕)


ハヤブサ先輩は今直進しています。 

コーナーのクリップ=クリッピングポイント(ここで曲がるぞってポイント)に来たので・・・↓


①・・・意図的にハンドルを左に切る
②・・・①と同時にタイヤが左に向く
③・・・直進して安定していた車体①②の結果バランスを崩して右に傾く


③・・・上の写真の続き
④・・・③で右に傾いたときにハンドルを抑えていなければ「傾いた車体につられてハンドルとタイヤが右に切れる」(←セルフステア)
⑤車体もハンドル=タイヤも全て右を向いているので車体が強く右に曲がっていく





えええ・・・脳内ライダーなのに凄くわかりやすくないですかこれ・・・。自画自賛。あなたの右脳歓喜してますよ今。



まあ難しいことはそれぞれ調べて頂いて、僕が伝えたいことの本題はここからです。

○初心者の方の立ちゴケ対策としてハンドルを切る


信号などで停車するときは左足を地面について、右足はリアブレーキの上に置きます。


たまにボーっとしていたりラフにフロントブレーキで制動したりしたときにバランスを崩して車体が右に倒れそうになる。



あるいはまっすぐ止まってしまって意図せず妙にバランスをとってしまうということがあります。

右にも左にも傾かず、曲芸のようにバランスしてしまい「左足を付けばいいのか、右足をつけばいいのかわからない」という宙ぶらりんな状態になってしまう。



バイクを左に傾けて、左足を地面に着けようととしているのにバイクが右に倒れてしまうと「あわわ」になります。最悪右足が間に合わず立ちごけとなってしまいます。


そんなときはハンドルを右に切りましょう。


すると車体は左に傾いて、無事左足を着くことができます。



毎回停車直前の直前に右に少しハンドルを切って左足を確実につけるようにするとバランスを崩して立ちゴケする確立をうーーーんと減らせますよ。

○ベテランの方はクイックな倒しこみができる


ハンドルをこじるのであまりおススメはしませんが、上記特性を利用して



右コーナーのクリップで一瞬ハンドルの右端を押し、わざとハンドルを左に切った状態を作ってあげればそれをキッカケにして鋭く車体を倒しこむことができます。


80~90年代走り屋ブームのときは良く使われていた手法だそうです。コーナリングの味付けにスパイスとして試してみてください。



○まとめ



いかがでしたでしょうか。




知ってる人には「そんなの当たり前じゃん」
知らない人には「え?哲学的な話?」


という話でした。

初心者の方の停車直前~停車時の車体コントロール技術として強くおススメします。だらしなく右足ついたりしなくて済むように。

足つきについては>>>こちら

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