エンジンOK!シリコンスプレーとバイクの相性の良さまとめ
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正直、タイヤとシート以外全てに使えます。エンジンにも。
この記事に辿り着いた方は
・バイクのお勉強中
・少しでも愛車をメンテナンスしてあげたい
・バイクにつかう油ってたくさんあって面倒くさい
・バイクのエンジンにシリコンスプレーかけたい
という方ではないでしょうか。このブログでは「このブログはシリコンスプレーでできてんのか」ってくらいシリコンスプレーを推しています。シリコンスプレーを扱った記事も増えてきたのでここいらで一丁、シリコンスプレーの素晴らしさと使い方をまとめて紹介したいと思います。
少なくとも僕はこの方法で16年間絶好調でバイクに乗り続けています。
バイクに最も身近なオイル、シリコンスプレーの世界へあなたを誘います。他のグリスはバイク屋さんが使ってくれればいいのです。
バイク初心者がメンテナンスに対する不安を240秒で払拭できる記事 は>>>こちら
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シリコンスプレーがバイクと相性が良い理由【エンジンOK】
バイクは一見金属の塊ではありますが、よくよくみると
・樹脂パーツ
・ゴムのパーツ
・プラスチックのバーツ
だふんだんに使われています。シリコンスプレー以外のオイル類は往々にしてこのようなパーツへの攻撃性を持っています。
良かれと思って適当なオイルを差していると逆に劣化が早まったりします。オイルはたくさん種類があり、適切な場所へ適切なオイルを差せれば1番良いのでしょうが、その知識を得るにはある程度の知識とお勉強が必要になってきます。
シリコンオイルは
・樹脂パーツ
・ゴムのパーツ
・プラスチックのバーツ
への攻撃性がない
のでそんな知識とお勉強をすっ飛ばして使用することができます。さらに信じられないことに、攻撃性がないだけではなく
パーツを保護してくれる
という効果もあるのです。僕がシリコンスプレーを崇め奉っているのはこの
パーツへの攻撃性がない
パーツを保護してくれる
という大天使ミカエルのような存在だからです。
大天使シリコン・・・それっぽい!
シリコンスプレーの役割は2つある
そんな大天使シリコンの役割を少し詳しく説明します。
パーツの潤滑
1つは「パーツの潤滑のため」。これはパーツの接点の摩擦を減らしてスムーズに動くようにするためです。「注油」といえばこのことを目的をしています。
金属パーツの稼働部分に吹いてあげることでいい感じに潤滑させてくれます。シリコンスプレーは粘度が低いので、一見隙間が空いていないように見えるところでも毛細管現象でスルスル入っていってくれます。
また、ゴムを使用しているベアリングにも安心して使用することができます。
パーツの劣化防止、艶出し【エンジンOK】
もう1つは「パーツの劣化防止、艶出し」です。シリコンスプレーは他の油脂類と違って、樹脂パーツに対する攻撃性がなく、逆に経年劣化から保護してくれます。艶も出るので見た目も美しくなります。
ワックス代わりにカウルを吹いても艶がでますし、耐熱性があるのでエンジンに吹きかけてつやつやにすることもできます。
シリコンスプレーを使用するバイクの場所【エンジンOK】
タイヤとシート以外に使うことができます。「きれいに見せるためにタイヤのサイドにならスプレーしても平気だよ」と教えているトンデモサイトがありますが、
タイヤへの使用は絶対にやめましょう
転倒するリスクを考えたらとんでもないことというのがわかると思います。タイヤをきれいにしたければ水を付けてブラシで磨けばいいのです。
シートに使用しない理由もタイヤと同じで「滑りたくない」からです。シートにスプレーをするとブレーキングの時に「スーーーー」っと前に滑ってしまい、まともにライディングできなくなります。シートをきれいにしたい場合は水拭きすれば良いでしょう。
シリコンスプレーでバイクの「各部注油」
主にバイクの可動部分、間接部分に注油するものです。メンテナンスの本を見ても「たまには各部注油しようね!HAHAHA!」と書いているだけで具体的な注油箇所が書かれていなかったりするので写真付きで詳細に紹介しています。僕が注油し続けているところなのであなたのバイクにも効くはずです。月に1度程度のペースで行えばより長く愛車と付き合っていくことができるでしょう。
艶出し、保護についてもこの記事で詳しく言及しています。
バイクの日常的にシリコンスプレーで注油すべき9箇所は>>>こちら
シリコンスプレーでバイクのシフトペダルの動きを軽くする
上の内容と被りますが、よりシフトペダルの動きを軽くする方法だけに焦点を当てて、詳細に書いています。
シフトペダルの動きが硬くてイライラする方や、ニュートラルがなかなかでなくて気づいたら青信号になっている方は必見です。
ニュートラルに入らないシフトペダルがスコスコ動くたった1つの裏技は>>>こちら
シリコンスプレーでバイク用チェーンロックの動きを良くする
シリコンスプレーを使う局面は何も車体だけとは限りません。チェーンロックにも注油して快適に過ごそうよという内容も書いています。
4つの理由に基いたおすすめのバイク盗難防止チェーンロック1選は>>>こちら
シリコンスプレーをバイクの給油口に使う
古い年式のバイクに乗っていると給油口の動きが渋くなってきます。そんなときにもシリコンスプレーは使えます。ここはタンク密閉のためにゴムパーツが使われているので特に有効です。
バイクの給油口の動きが固いときのたった1つの対処法は>>>こちら
バイクヘルメットクリーナーとしてシリコンスプレーを使う
チェーンロックと同じで、車体以外のものに使うパターンです。ヘルメットの艶出しをしてくれます。
バイクヘルメットのメンテナンス代がほぼタダになる代用品5選は>>>こちら
ウインカー、パッシングボタンが効かないときにやるたった1つのこと
厳密には556ですが有益な記事なのでここで紹介させてもらいます。スイッチボックスの接点をきれいにしてあげるという発想です。
ウインカー、パッシングボタンが効かないときにやるたった1つのことは>>>こちら
シリコンスプレーをフロントフォークに使って寿命を延ばす
これも超有益記事です。まぁ全て有益だと思って書いてはいるんですが特に有益です。うむうむ。
理解を深めてもらいために前置きと本編を分けて書いています。前置きも読んだ方が効いている感じが高くなるので両方どうぞ。
フロントフォークの寿命を3倍延ばすメンテナンス方法~前置き編~は>>>こちら
フロントフォークの寿命を3倍延ばすメンテナンス方法は>>>こちら
バイクのエンジンにシリコンスプレー
シリコンスプレーをエンジンに直接吹きかけるとエンジンにツヤがでます。うっすら吹いてウエスで拭き上げてあげれば最高です。吹き上げないと汚れを拾いやすくなってしまうので注意しましょう。僕は手が届かないところは吹きかけるだけで諦めますけど・・・。
使うべきは無溶剤のシリコンスプレー
シリコンスプレーには「無溶剤タイプ」と「石油系溶剤タイプ」があります。石油系だとゴムやプラスチックヘの攻撃性があるので使用できません。シリコンスプレーなのに使えないやつです。
ですのでみなさまは「無溶剤タイプ」のものを使うように気を付けてください。無溶剤のシリコンスプレーであればなんでもいいのですが、心配性の方はクレのものを使うと安心かと思います。
余談:クレ556はバイク整備にほとんど使いません
余談ですが、クレ556は僕レベルのメンテナンススキルではほとんど使いません。
バイクで556を使うのはほとんどが「錆落とし」です。シリコンスプレーではサビは落とせないので錆落としの役割は556が担います。
以前自分でメンテナンスを一生懸命やっていたときは錆びたボルトなどに使ったこともありますが今はお店任せなのでほとんど使いません。
余談:シリコンスプレーで汚れを落とせます
水性ペンは水で落とせます。油性ペンは油で落とせます。油汚れは油で落とせます。なかなか洗車でおちない汚れにシリコンスプレーを1拭すれば落ちるかもです。
余談:シリコンスプレーは家具などにも使えます
紙や木にも使えるので、引き戸のレール、カーテンレール、ドア金具などお家の中のありとあらゆる「レール」「関節」部分に使えます。
使った後は少し匂いが残るので、お出かけ前に施工して、換気扇を回してお出かけすればストレスフリーに生きていきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。バイク整備とシリコンスプレーの相性の良さがお分かりいただけたでしょうか。自分の記事をまとめて紹介するというのも変な感じですがユーザーさんがあれこれ探すのも手間かなと思いまとめてみました。
一通り読んだ後にこの記事に来てくれた方はごめんなさい。手間を取らせました。
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僕にロッコルを履かせて!