バイク通勤のすべて【雨は?最強は125?250?大型?】

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バイク通勤の7つのメリット5つのデメリット、他の手段との比較も


この記事にたどり着いた方は

・バイク通勤しようと思っている
・バイク通勤での服装は?
・どれくらいの時間ならバイク通勤辛くないの?
・雨の日はどうしてる?


という方ではないでしょうか。
バイク通勤通学16年目、ビッグスクーターから大型バイクまで一通りのバイクで通勤通学してきた僕
があなたの疑問、悩みを全て解決する記事になっていますのでゆっくりしていって下さい。

バイク通勤は費用面で得なのか?


バイク通勤を始める多くの方の動機が交通費の問題ではないでしょうか?
そもそもバイク通勤は費用面でお得なのかということについて触れておきたいと思います。

バイクを動かすのに必要な費用は30円/km程度(車検のあるバイク)


一般的なメンテナンスサイクルとバイクの燃費から割り出すと、車検のあるバイクを動かすのに必要な費用は約30円/km程度のコストがかかります。1km動かすのに約30円かかるということです。


タイヤの消耗、オイルの消耗、チェーンの消耗など全てのメンテナンスサイクルにある全てのパーツとガソリン代を考慮したものです。


タイヤ交換は10000kmごとに工賃含めて50000円かかるので1kmあたり5円


といった感じに計算していったものです。


ちなみに1番費用がかかるのは7.5円のガソリン代
次は5円のタイヤです。あとは細々。

考慮している消耗品は

【全32項目】これを気にしていればバイクメンテナンスは完璧一覧 は>>>こちら


に記載しているものです。リンク先の記事には金額を載せていませんが距離やサイクルなどは参考になるかと思います。

ずっと前に自分の大型バイクで計算した数字です。車検があるバイクであれば概ね変わらないという解釈でいいかと思います。気になる方は自分のバイクや欲しいバイクで計算してみて下さい。計算面倒ですよ・・・。

もう30円でいいよね!

自家用車(車、バイク、原付)での通勤手当の算出方法


自家用車による出勤の交通費の算出方法は勤め先によって異なります。

一般的なもので言うと「だいたいのガソリン代」です。

10円/kmを支給
10km未満は2500円/月
10~20kmは5000円/月

などということもありますし、いい加減な会社は「距離に拘わらず10000円/月」など様々です。

この交通費算出の規定はバイクでも4輪でも原付でも同じです。

一般的に車よりもバイクの方が維持費がかからないので費用的には車よりも有利になります。

燃費がいい、パーツ代が安いということからバイクや4輪よりも原付が最もコスパが高いです。

燃費のいいバイク、悪いバイクの見分け方。燃費最強のバイクとは? は>>>こちら


ちなみに上の記事で書いていますが、最も燃費が良い車種はホンダのスーパーカブです。

公共の交通機関との通勤手当の比較


電車やバスなどの公共の交通機関を利用する場合、交通費はだいたい全額支給かと思います。

会社依っては「往復1000円を上限にします」など規定があるかと思いますが、基本的に全額支給ではないでしょうか。

基本的に全額支給で、上限が設定されている場合でも自家用車と比べると手当の金額は大きいです。ですので費用だけを見るとバイク通勤よりも公共の交通機関の方が金銭的には有利、お得といえます。


費用面から考えるバイク通勤をした方がいい人


費用面だけを考えると

公共の交通機関を利用している方はバイク通勤をするべきではないです。

で通勤されている方はバイク通勤をするべきです。

バイク通勤の7つのメリット


通勤手当以外のバイク通勤のメリットを説明していきます。

通勤時間が短くなる

バイクは車と比べてストップ&ゴーがとても得意です。加速が車との比ではないため、すり抜けを一切しなくても車よりも早く目的地につくことができます。もちろんすり抜けをすれば更に早く着きます。

3億4000万円の車と比較してわかったバイクの恐るべき性能~パワーウエイトレシオ~ は>>>こちら

通勤時間が読みやすい

すり抜けをする場合は道路の混み具合の影響を受けづらくなるので通勤時間が安定します。遅刻しなくなるのはもちろん、車と違って

「今日は道が混む日だから早めに出よう」
→「混んでないやんけ!早めに着いたわ!も少し寝れたわ!」

ということにもなりません。

満員電車から1人で出勤に変わる

知らない人と密室に詰め込まれる殺伐とした満員電車から解放されます。「サラリーマンの疲れの7割くらいって満員電車じゃね?」と思っている僕からするとものすごく大きいことです。

通勤が楽しくなる

バイクが趣味の場合、通勤に趣味要素が入るので楽しく感じられます。電車やバスで嫌々通勤していた、車でイライラしながら渋滞に並んでいた時間を全て「うっひょーい!」な時間に置換できます。

通勤費用が下がる

先述した通り、車で出勤するよりは費用を抑えることができます。
ただし、公共の交通機関で通勤されている方はこの限りではありません。

ツーリング先でバイクが故障する確率がかなり低くなる

通勤で使っているバイクで休日のツーリングも楽しむ場合、ツーリング先でトラブルになる確率が下がります。

バイクをツーリングでしか使わない場合、突然クラッチワイヤーが切れるのは当然ツーリング先でしか切れません。


しかし、通勤でもバイクを使っていれば家か勤め先に近いところで切れてくれる可能性がかなり高くなるので対処しやすい上に休日のツーリングを中止しなくて済みます。


※これは僕が「ツーリング>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>仕事」と考えているためであって、そうでない方には遅刻の可能性がでてくるのでデメリットになります。しかし、この話をすると車でも当然状況は同じ(出勤途中の故障)なのでなんとも言えません。

昼休みにバイクに触れる

昼休みにバイクを磨いたり油を差したりできます。お昼を食べて仕事を再開するまでの良いリフレッシュになります。バイクを磨くことは心を磨くことです。

世の中には昼休み中にバイクに乗ってプチツーリングをするという猛者がいるようですが、バイクはエンジンをかけたらある程度走行してからエンジンを切らないと調子が悪くなってしまうので、僕は「昼休みツーリング」はおすすめしません。

ちなみに僕のバイクは「エンジンかけたら最低30kmは走ってね」とバイク屋さんから言われています。


エンジンの調子を良くするためのハーレーエンジンの始動方法7ステップ は>>>こちら
バイクの日常的にシリコンスプレーで注油すべき9箇所

バイク通勤の5つのデメリット


たくさんメリットがあるバイク通勤ですが、ここからはデメリットについて書いてきます。

多くのサイトは「メリットごり押し」でデメリットについてはほとんど触れていない程度の低い記事しか見当たらなかったのでここでしっかりデメリットを知っていただければ幸いです。

違反で捕まる可能性が高くなる

特に大通りを通勤ルートにすると取り締まりの対象になる可能性が高くなります。僕はすり抜けをしなくてもいい住宅街を通勤ルートとして選んでいます。

たくさんの荷物を運べない

当然の話ですが、車と違ってたくさんのものを運べません。

通勤で大荷物を運ぶことはあまりないと思いますが、何か頂き物をしたり逆に何かを差し入れする場合などのときはリュックなどを利用しなければなりません。


>>>【疲れる】「バイク荷物積載最悪の方法がリュック」を証明する5つの理由

天候によってはバイク通勤が辛い、できない。特に雨雪


雨が降るとかなり通勤が億劫になります。カッパを着るのか電車でいくのか・・・。念のため出勤後の着替えも必要です。

電車を使うのはこちらの都合なので別途会社に電車賃を交通費と請求することはできません。


ですので交通費を浮かすという目当てでバイク通勤にしても、雨や雪によって電車やバス通勤が増えるとどんどん金額的なメリットが失われていきます。


僕は小雨の日はバイク、本降りの日は電車で出勤しています。他にも雨雲レーダーを見て、雨が弱まる時間帯があれば、そこを狙って早めに出勤したりもしています。

>>>バイクに雨の日に乗らないと1000000円得をするという話

寄り道しづらい


他のサイトではバイク通勤のメリットとして「寄り道しやすい」と説明していますが僕は全く逆の考えです。

バイクはさっと乗り降りできません。ヘルメットを被ったりBluetoothレシーバーと接続したりグローブを着けたりしなければならないので寄り道はかなり億劫に感じます。

>>>バイクグローブを洗濯せずに済み、操作性も上がる激安便利グッズインナーブローブ



先述の通り荷物を運ぶのに適していないため「買い物してから帰る」という気になりません。

電車であれば降りた駅で買い物・・・ということもしやすいですよね。

紫外線によるバイクの劣化が早まる

勤め先で屋内保管ができない場合、バイクは一日中紫外線にさらされることになります。外装や樹脂パーツの劣化が進むので自宅用とは別にカバーを用意しましょう。


7つの条件を満たしたおすすめのバイクカバー1選 カバーは>>>こちら

バイク通勤の距離、時間の目安

あまりにも長い距離をバイク通勤するのは辛いです。

距離が長いのであれば電車に乗りながら本を読んだりスマホで調べ事をしたほうが有意義に時間を使えると言えるでしょう。


僕はツーリングの時につまらない道を走るときは1時間に1回、15分程度の休憩を入れるようにしています。これ以上続けて走ると集中力が下がり、疲れが蓄積され始めるためです。

バイクツーリングの疲れを激減させる休憩タイミングの考え方 は>>>こちら


出勤は毎日しなければならないということも考えると、出勤時間はツーリングのときの1時間よりも短い、45分以内であった方がストレスなく出勤できると思います。

バイクでの通勤時間が45分以上であればバイク通勤をおすすめしません。

バイク通勤の服装

通勤ではコーナーを攻めることはないと思います。毎日のことということもあるのでツーリングにいく装備よりはカジュアルな格好で出勤します。

・フルフェイスのヘルメット
・バイク用のグローブ
・バイク用のジャケット
・長ズボン
・スニーカー


であれば問題ありません。毎日レザーパンツ、レーシングブーツを履くと傷みが早くなってしまいますし、面倒になってバイク通勤をやめてしまうかもしれません。


ちなみに僕は面倒くさがりなのでバイク用ジャケットは着ていません。通勤では走りを楽しむ局面がないのでこれでいいかなと思っています。あくまでも自己責任で。

バイク通勤に適した車種


もちろんどんなバイクでも通勤できてしまうのですが、ここではいくつかのパターンに分けて、おすすめのバイクの種類を紹介していきます。


バイク種類~知っておくべき12種~ は>>>こちら

通勤でしかバイクを使わない場合は125ccスクーターが最強


125ccのスクーター
が最強です。

50cc未満の原付と違い、30km/h制限も二段階右折などの縛りがありません。車体が小さいためすり抜けも楽です。

シティユースでは必要十分のパワーがあります。


MTのバイクと違って、加速時に常にスロットル全開にできるため、停止状態から法定速度+αまでの加速は公道最速の部類に入ります。

出勤用の荷物をメットインに入れて、会社に着いたらメットインにヘルメットとグローブを入れておけます。

車や他のバイクを所持している場合、ファミリー特約を使えば格安で任意保険に加入できるのも魅力です。

車検もなく、パーツ代も他のバイクと比べればかなり安い部類に入るので経済的にもお得です。

通勤でしかバイクを使わない場合は250ccのビッグスクーターも魅力的


通勤の荷物が多い方はメットインが大きな250ccのスクーターもオススメです。中古のものであれば125ccのスクーターよりも安く手に入る場合もあります。


125ccのスクーターと比べると車体と排気量が大きいのですり抜けのしやすさや、維持費的には少しだけ不利になりますが、それと引き換えに暴力的に便利なメットインスペースを手に入れることができます。

通勤というのは建前で実はツーリングもいこうと思っている

バイク通勤というのは誰かに対する建前で、本当は新しい趣味としてバイクに目を着けている方であれば250ccのモタードがおすすめです。


軽い車体で取り回しも楽、速度を出さずとも「走る喜び」を味わえる稀有な車種です。


125ccのスクーターとは違い、高速道路も乗れるのでツーリングに行きやすいのも魅力です。
モタードについて詳しく知りたい方は下の記事を読んでみて下さい。

バイク初心者におすすめする、バイクの全てが詰まった車種1選 は>>>こちら

もしファミリー特約で任意保険代を抑えたいのであれば高速道路は乗れませんが、125ccのモタードもいいかと思います。

大型バイクではバイク通勤は難しいのか?

大型バイクでの通勤はやめた方がいいという意見もありますが、それはあくまでも

125ccのスクーター
250ccのビッグスクーター
他の中排気量のバイク
と比べての話


です。大型バイクでも通勤はできます。

しかし、大型バイクの多くは「趣味の道具」として作られているので、年式が古いなど車種に依っては「短い距離しか走らせずにエンジンを止めると車体に良くない」ということがあるかもしれません。

バイクは毎日乗ってあげた方が調子を維持できるものなのでそことのバランスもあるかと思います。

ちょっと話し散らかしてきたので無理やりまとめると

大型バイクでの通勤も慣れてしまえば全く問題ないです。


実際僕の職場には3人大型バイク (R1、VFR800、V-max)で通勤している方がいます。
僕も長くツーリングに行けていないときや洗車やメンテをしたいときは大型バイクの方で出勤したりします。


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バイク通勤の始め方

みんなでバイク通勤

①まずは会社の許可を取りましょう。

バイク通勤不可の職場であっても電車の場合とバイクの場合の所要時間の差を説明し、万が一のときの一切の責任を負う約束などを書面で交わせば許可が降りるかも知れません。


もしも許可が降りなくても後に続く後輩がバイク通勤を求めたときに「要望が多いから検討するかー 」みたいな雰囲気になるかもしれません。

後輩のためにもダメ元で交渉してみましょう。

②バイク置き場の確保

なるべく邪魔にならない場所を探して会社と交渉しましょう。

③バイク通勤ルート選びのコツ

先述しましたが、毎日バイクに乗るということは、それだけ取り締まりに合う可能性があるということです。大通りは避けて、取り締まりの少ないルートを選びましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

バイクは危ない乗り物なのでおすすめしませんが、あなたがもし「バイク通勤すると決めた!」のであれば参考になれば幸いです。

他人にバイク趣味をおすすめしてはいけないたった1つの理由 は>>>こちら



既にバイクに乗っていて、車で通勤している方はバイク通勤に切り替えましょう。


会社まで空気を積んで運んで道を混ませているのはあなたですよ!



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