ネイキッドバイク83選!小型~大型まで今乗れる新型旧型全車種
ネイキッドバイク83選ですよ!信じられます?アンビリバボー!
最後まで読めます?自分で書いておいてなんですが僕は読めません!でもこの記事を読めば、今手に入るネイキッドバイクの全てが見れます。
流し読みでも相当な知識が頭に入ります。
バイク選び、バイクのお勉強にどうぞ!
この記事に辿り着いた方は
- ネイキッドバイクに興味がある
- バイクに興味がある
- バイクのお勉強中
と言う方ではないでしょうか?この記事を読めば
- ネイキッドバイクがどんなバイクか?
- どんな人に向いているか?
- 排気量別のおすすめの車種
- おすすめの装備
が一通りわかりますのであなたにピッタリの記事です。是非最後までゆっくり読んでいってみて下さいね!
現在、常識の範囲内で手に入る車両のすべてを記載しているので、記事内のバイクが購入の現実的な候補になるかと思います。新しいモデルが出たりしたら追加し、手に入りづらくなった車種は削除していくので、常に最新の情報です。多分・・・。
!!目次!! (右のボタンでOFF→)
ネイキッドバイクとは?
あまたは「ネイキッドバイク」と聞いて、どんなバイクを想像しますか?
- 2連砲弾型メーター
- 丸目一灯
- 左右対称の4気筒エンジン
- ツインサス
- ティアドロップタンク
- 跳ね上がったテール
こんな感じでしょうか?
ネイキッドの直訳は「裸」で、カウルがついていないバイクということ。とても広い範囲のバイクがネイキッドということになります。
「naked」なので本来はネイクドなんですがまぁそんなことはどうでもいいのです。高めのハンドルと自然な位置のステップにより乗車姿勢も楽です。「NK」と略されることもあります。
日本発祥のスタイルでオンロードバイクの中で最も代表的と言える種類。非バイク乗りがバイクと言って頭に浮かぶのがネイキッドタイプかもしれません。海外では「standard」と呼ばれることもあるので、まさにバイクのスタンダードモデルと考えることができますね。
街乗りからツーリング、ワインディングまで幅広くマルチに楽しめる種類。真摯ライダーから暴走族のお兄さんにまで愛される懐の深い種類。
もちろん初心者にもオススメ。
ネイキッドバイクの定義
カウルがついていないことがネイキッドバイクであると定義とすると、オフロード、モタード、アメリカン、など、フルカウルバイク以外のほとんどすべてのバイクがネイキッドバイクということになりますが、バイク乗り界隈で言われるネイキッドバイクとは「SS、スポーツタイプのようなカウルはついていないけれどもそれらに迫る走行性能を有している車種」みたいな感じのバイクのことを指しているように思います。
ちなみにハーフカウル、アンダーカウル、ビキニカウルをつけているモデルもネイキッドと呼ばれることも多いです。
いずれにせよバイクの車種は明確な線引があるわけではないので「これはアメリカンの特徴があるからアメリカンで、こっちはオフロードともアメリカンとも言えないからネイキッドかな」みたいなふわっとした認識でいいかもしれません。
SSのほとんどのエンジンが4気筒、アメリカンのほとんどが2気筒、オフロードバイクのほとんどが単気筒であるのに対し、ネイキッドバイクはエンジンの気筒数がさまざまでバリエーションに富んでいるのも特徴です。
ちょっとすっきりしないのでここでバリッと「ネイキッドバイクの定義付け」を試みてみましょう。
- フルカウルではない
- シート高がオフロードよりも低く、アメリカンよりも高い
- 乗車姿勢がSSのように極端な前傾にならない
あれ?かなりしっくりきません?もうこれが定義で良いんじゃないかってくらいしっくりきました。ただし、これを定義とするとグース350やSDRが困るので便利な言葉を加えましょう。
基本的には
- フルカウルではない
- シート高がオフロードよりも低く、アメリカンよりも高い
- 乗車姿勢がSSのように極端な前傾にならない
でいきましょう。うむうむ。
バイク種類~知っておくべき12種~ は>>>こちら
ネイキッドバイクの歴史
ネイキッドバイクの歴史は=バイクの歴史です。なぜならば世界で初めて生産されたバイクのリートワーゲンにはカウルなんてついていませんでしたからね。そりゃそうだ。
ではいつから「ネイキッド」というバイクの種類が出現したのか?
これはバイクの歴史を見れば全然最近のことで、1985年にヤマハがFZ400Nのキャッチコピーとして「美しきネイキッド、FZ400N」と打ったのが初めてです。
このころは同じバイクをフルカウルモデルとカウルなしのモデルを分けて販売することが多かったため、「フルカウル」の対義語を作らなければならなかったのです。そこで誕生した言葉が「ネイキッド」というわけです。
バイクの種類としてのネイキッドの性能
ネイキッドバイクというバイクの種類での性能早見表です。もちろん車種、排気量によって変わってきますが、総じてこんな感じというものをまとめてみました。
用途 性能 | ★★★★★の5段階評価 |
| |
街乗り 通勤 | ★★★★★上半身が起きるので周囲の状況を把握しやすい |
ツーリング | ★★★★★自然な乗車姿勢で疲れにくい |
長距離ツーリング | ★★★★★柔らかいシートで疲れにくい |
高速道路 | ★★カウルがないので不利。常識の範囲内の速度なら問題なし。 |
コーナリング | ★★★★SSには一歩劣りますが低速コーナーはこっちかも? |
維持費 | ★★★★ 星が多いと安い オフ車に次ぐ維持費 |
タンデム | ★★★バイクは1人でも乗るもんですがシートが広いのでいいかも。 |
初心者におすすめ度 | ★★★★★標準的なモデルでクセがないのでおすすめ |
立ちごけ心配度 | ★★ シート高が低く、足つき良し |
ヤエーされやすい度 | ★★★車種によるがされにくくはない |
積載性 | ★★★シートバッグ装備で解決 |
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ネイキッドバイクのメリット
ネイキッドバイクのメリットは「標準的なバイクである」ということです。先述のように海外では「Standard」と呼ばれることもあるくらいです。教習車でも使われているくらいですからやはり操作感なども標準的なのだと思います。
初めてのバイクがネイキッドであれば、その後どんな種類に乗り換えてもそんなに違和感を感じにくいと思います。
カウルがついていないので転倒時の修理費もフルカウルモデルよりも高くなりません。
上半身が起きるので視界も広くなり、安全確認や景色を楽しむ幅が広がります。上半身が起きていると体から力を抜きやすく、シートもクッション性に富んでいるのでツーリングでも疲れにくいです。
走る、止まる、曲がるということを勉強できるモデルです。
丸見えのエンジンには様式美にも迫る機能美があります。エンジンがむき出しなのが男心をくすぐります。メンテナンスも覚えたいという方であれば、カウルがついていないので整備性も良く、バイクメンテナンスを覚えるのに向いていると考えられます。
フルカウルモデルが出力に特化しているのに対して、ネイキッドは「出力とトルクのバランス」を重視しています。ですので低速域の街乗りも得意です。
フルカウルの出力を公道で使いこなすことはできないので、公道使用に限定して言えばネイキッドの方が理にかなっていると考えることもできます。
ネイキッドタイプに多くついているバーハンドルは乗車姿勢を楽にするだけでなく、しっかり切れてくれるので取り回しやUターンもしやすいです。
最もバランスがいい種類なので、バイク選びに迷ったらネイキッドにしておけば間違いありません。
ネイキッドバイクのデメリット
バランスがいいネイキッドですが、デメリットというか弱い部分があります。
それは高速道路などでの高速走行です。
カウルがないので120km/hもだせば風圧で疲れるようになります。フルカウルバイクのように「風を切り裂いて走る」ということができず、風を浴びながらの走行になります。
とはいえこの弱点はフルカウル以外の種類全てにいえることなので特に問題ないかなと思います。高速道路は所詮つまらない道なので「高速道路が弱いからネイキッドはやめておくかー」というようにネイキッドを諦める理由にはならないということです。
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ネイキッドバイクはこんな人におすすめ
標準的なモデルなのでどんな方にもおすすめできます。通勤で使いたい、日帰りツーリングで使いたい、宿泊を含む長距離ツーリングで使いたい、など林道以外のバイクの使い方をすべて満たしてくれるでしょう。
おすすめのネイキッドバイクの紹介の仕方
あまりに古い、入手困難、維持費などが常識の範囲外な車種は除いています。
カテゴリーごとに必要な免許も記載してきます。まだ免許をお持ちでない方は、
最終結論!学生が運転免許を取得する1番賢い方法 は>>>こちら
土日に教習所へ行かない!社会人がバイク免許を取得する1番賢い方法 は>>>こちら
【教官に】バイクの教習に最も適した服装6選【好印象】 は>>>こちら
の記事を参考にしてみて下さい。
新車価格 | 円 |
エンジン | エンジンの形、気筒数 |
排気量 | |
車両重量 | ガソリン、オイルなどを入れた状態の重量 |
始動方法 | ボタンを押すだけのセルか、足でかけるキックか。 |
最大出力(PS) | 動いているものを更に動かす力 |
最大トルク(kgf・m) | 停まっているいるものを動かす力 |
変速機形式 | ギアは何速か |
ホイールベース | 前輪と後輪の中心の長さ。短いほど旋回性能が高い |
キャスター角 | フロントフォークの角度。小さいほど旋回性能が高い |
全長×全幅×全高(mm) | 車格。大きさ。 |
シート高(mm) | 足つきの参考に |
燃料タンク容量 | |
燃料の種類 | レギュラーかハイオクかハイオクの方が高価格 |
カタログスペック燃費 | メーカー発表の燃費 |
実燃費 | 口コミから割り出した実際の燃費 |
実燃費での航続可能距離 | 給油なしで走れる実際の距離 |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ 5段階評価。僕の主観 |
バイク通にみられる度 | ★★★★★5段階評価。僕の主観。 |
と言う内容で説明していきます。
雑で申し訳ないですが消費税ならなんやらかんやらあれなので統一されていません、価格は参考までに留めておいてください・・・。
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おすすめのネイキッドバイク125cc 普通二輪小型限定免許
125ccクラスは車や他のバイクを持っているとファミリー特約を利用して格安で任意保険に加入できるので2台目の車両としてもおすすめです。
通勤で使おうとしている方も125ccのスクータに乗るよりも通勤が楽しくなるかもしれません。
125ccは高速道路は走れませんが、下道トコトコツーリングには最高です。125ccというと非力に思う方もいるかもしれませんが、公道を常識の範囲内で走るには必要十分です。二人乗りも可能ですし、煩わしい二段階右折もありません。法定速度は60km/hと50ccの原付きと比べてかなり自由度が高くなっています。
CB125R ホンダ
引用元:https://www.honda.co.jp/CB125R/
小さい排気量を褒めるときに例えば「250ccに見えない!大型に見える!」とかいうのあるじゃないですか?あれ僕大嫌いなんです。250ccの軽くてコンパクトなところを無視してガワだけ褒めるっていうのが頭悪く見えてすっごい苦手なんですが・・・。
で、案の定このCB125Rも「250ccみたい!」という感じで絶賛されているのでとってもバカバカしいとおもうんですけれども・・・
うん、シンプルに超かっこいいです。
長くてダサいリアフェンダーを外したらカスタムする場所ないだろこれ・・・。
別にわざわざ自分の思考の浅さを露呈して250ccと比較しなくても、このバイク超かっこいいですよね。なんだよこれ。本当にホンダが作ったの?と思ってしまうくらいかっこいい。
大型のCBが近未来的なデザインになってしまって一抹の寂しさを感じている方でもCB125Rのかっこよさは手放しで受け入れちゃいますよね。
キャリパーも国産のこのクラスでは唯一のラジアルマウントで、しかも対向4ピストン、更に更にABS標準装備。ヘッドライトはLEDだし倒立フォークだしタイヤは標準でラジアル・・・。すごい豪華装備。
排気量が上のCB250Rより車高が高くよりスポーティに走れそう。フルデジタル液晶メーターがついていて、しかもCB250Rにはついていないギアインジケーターまで装備。これ下手したらCB250Rより装備が豪華なんじゃないかってくらい装備がいい。
同じ名前が付けられているモデルは排気量が上のモデルの廉価版とされることが常ですが、CB125Rに関して言えば全然そんなことないですね。同じ名前の排気量の呪縛から離れて、125は125で独立している感じが素晴らしい。ところでなんでホンダさんはこんないいバイク突然作ったんでしょう??
新車価格 | 456500円 |
エンジン | 単気筒 |
排気量 | 124cc |
車両重量 | 127kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 13PS |
最大トルク | 1.0kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1345mm |
キャスター角 | 24°12 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2040×820×1055 |
シート高(mm) | 815mm |
燃料タンク容量 | 10ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 53km/ℓ国土交通省届出値 |
実燃費 | 46km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 460km |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★ |
スーパーカブ系(スーパーカブ110) ホンダ
引用元:https://www.honda.co.jp/SUPERCUB/personal/
HONDA SUPER CUB (C125)が登場する回はこちら⇑
カブは1958年に発売され、累計販売台数1億台を超えるもっとも入れているオートバイです。中国で大量にカブのコピーバイクに悩まされたホンダは「コピーカブ作っている中国の会社と合同会社を設立して本家にする」という対応をしたため一時期カブの生産のメインは中国で行われていました。
それだけ中国の著作権無視がひどかったのです。ここで生産されたカブは今までのカブとは違い、日本のファンを失望させました。2017年、久しぶりに日本でスーパーカブが生産されるようになり、以前の形のスーパーカブが戻ってきて日本のカブファンは安堵しました。
そんな日本で、世界で愛されるカブは「商用車」というイメージが強いです。実際その頑丈さで高度経済成長をささえましたが、最近ではそのレトロで愛らしいデザインが趣味の乗り物として認知され、ツーリング先でも多くのカブを目にすることができます。
「日本一周中」という旗を掲げているカブも多く見られます。
本来カブは「ビジネスバイク」とかそんなカテゴリなのでネイキッドのカテゴリで紹介するのはなんとなく違う感じがしますが、ビジネスバイクのおすすめ記事を書くほどマニアックなブログではないのでネイキッド記事に入れ込みます。
何故そこまでしてカブを紹介したいかというと、カブはキングオブバイクであり、全バイクの頂点に君臨するバイクだからです。
カブは
- スーパーカブC125
- スーパーカブ110
- スーパーカブ50
- クロスカブ110
- クロスカブ50
- スーパーカブ110プロ
- スーパーカブ50プロ
など、実に様々な種類があります。ここでは最もスタンダードな「スーパーカブ」で他の125ccクラスと比較がしやすいように最も排気量が大きい「スーパーカブC125」について記載しようと思いましたが、C125は高級路線なのでやっぱりカブらしい110について記載します。
何故スーパーカブがバイクの頂点に君臨しているかなどの詳細については>>>こちらの記事を参考にしてください。
ビジネスバイクにカテゴライズされるカブですが、カブでツーリングを楽しむライダーはかなり多いです。タフさや燃費の良さは他のバイクとは次元が違います。玄人ほどツーリングにカブを使っている印象です。
大型バイク崇拝者のライターやブロガーが「下手くそはカブでも乗っとけ」などという言葉を使うことがありますが、ちゃんちゃらおかしなことです。
カブを崇められないバイク乗りはバイク乗りに非ず。そんな特異なバイクがカブです。
新車価格 | 280500円 |
エンジン | 単気筒 |
排気量 | 109cc |
車両重量 | 99kg |
始動方法 | セル・キック併設 |
最大出力 | 8.0PS |
最大トルク | 0.87kgf・m |
変速機形式 | 4速 |
ホイールベース | 1205mm |
キャスター角 | 26°30 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 1860×695×1040 |
シート高(mm) | 735mm |
燃料タンク容量 | 4.3ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 62km/ℓ国交省届出値 |
実燃費 | 55km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 236.5km |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★ |
グロム ホンダ
引用元:https://www.honda.co.jp/GROM/
いい意味で「おもちゃのような」かっこかわいいバイクです。
男と男の子の違い知ってます?持ってるおもちゃの金額の違いです。まさに男のおもちゃという感じで楽しめるバイクですね。
足つき?なにそれ?というシート高ですね。大きなバイクを操るのもいいですがこういった小さいバイクを派手派手にして下りで乗り回すのも楽しそうですよね。
初めにこういった「無理なく乗れるバイク」に乗っておくとバイクの挙動を掴みやすくなるのでスキルアップとしても最高の相棒になってくれるでしょう。
初めから大型バイクに乗るような人は一生たどり着けない境地に向かうことができると僕は思っています、
いきなり大型バイクでは真に楽しいバイクライフを送る機会を永遠に失ってしまう5つ理由は>>>こちら
新車価格 | 363000円 |
エンジン | 単気筒 |
排気量 | 124cc |
車両重量 | 104kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 9.8PS |
最大トルク | 1.1kgf・m |
変速機形式 | 4速リターン |
ホイールベース | 1200mm |
キャスター角 | 25°00 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 1755×730×1000 |
シート高(mm) | 760mm |
燃料タンク容量 | 5.7ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 62.7km/ℓ 国土交通省届出値 |
実燃費 | 52km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 296.4km |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★ |
MONKEY125 ホンダ
引用元:https://www.honda.co.jp/Monkey125/type/
MONKEY125が出てくる漫画はこちら⇑
1967年に最初のモンキーが発売されて50年間、「かわいい50cc」の第一線で活躍してきました。途中でインジェクションになったり、中国のコピー製品に押されたりしましたが2017年に生産中止になるまで多くの人の支持を集め続けました。
最初のモンキーを模した最後の限定モデルは限定500台のところに応募が殺到して、購入できる倍率は90倍だったと言われています。
2017年に惜しまれつつ幕を下ろしたモンキー50ですが、2018年に125ccのバイクとして生まれ変わりました。
もともと出ていたGROMをベースにして諸々をモンキー用に作り変えて「50ccより一回り大きな新モンキー」が完成しました。
同じクラスのGROMやZ125と比べると柔らかでおしゃれな見た目ですよね。東南アジアではバイク屋ではなく、アパレルのお店やカフェで販売されているそうです。
僕の中で「甘いコーヒーとストロベリーソースのパンケーキが似合うバイクランキング1位」のバイクです。なんの気負いもなく「ストトトトー」と駆け出すには最高のバイクではないでしょうか。
新車価格 | 407000円 |
エンジン | 単気筒 |
排気量 | 124cc |
車両重量 | 105kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 9.4PS |
最大トルク | 1.1kgf・m |
変速機形式 | 4速リターン |
ホイールベース | 1155mm |
キャスター角 | 25°00‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 1710×755×1030 |
シート高(mm) | 775mm |
燃料タンク容量 | 5.6ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 71km/ℓ |
実燃費 | 56km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 313.6km |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★ |
Z125 PRO カワサキ
引用元: https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/z125pro/
Z125【PRO】はマニュアルでZ125はオートマです。国内正規販売されているのは 【PRO】 の方です。
グロムと比べると少しだけ車格が小さくなっています。このサイズならとことん小さい方がいいという方はZ125を選ぶのがいいかもしれません。
僕はモンキーかな・・・。
最終的にはデザインですが、性能も見比べてみて下さい。
新車価格 | 352000円 |
エンジン | 単気筒 |
排気量 | 124cc |
車両重量 | 102kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 9.7PS |
最大トルク | 0.98kgf・m |
変速機形式 | 4速リターン |
ホイールベース | 1175mm |
キャスター角 | 26° |
全長×全幅×全高(mm) | 1700×750×1005 |
シート高(mm) | 780mm |
燃料タンク容量 | 7.4ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 50km/ℓ 国土交通省届出値 |
実燃費 | 38km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 281.2km |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★ |
GSX-S125 スズキ
引用元:https://www1.suzuki.co.jp/motor/lineup/gsxs125am0/
デザインがキモイ!
無理!
解散!
以上!
新車価格 | 360800円 |
エンジン | 単気筒 |
排気量 | 124cc |
車両重量 | 133kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 15PS |
最大トルク | 1.1kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1300mm |
キャスター角 | 25°30 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2000×745×1035 |
シート高(mm) | 785mm |
燃料タンク容量 | 11ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 48.2km/ℓ国土交通省届出値 |
実燃費 | 38km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 418km |
初心者にオススメ度 | ★ダサいためテンションが上がらない |
バイク通にみられる度 | ★ |
GN125 スズキ
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%82%AD%E3%83%BBGN125
1980年から色々ありつつも生産されているスズキのご長寿モデル。
現在は中国でライセンス生産されているので厳密にはスズキと言えるのか微妙なところですが・・・。
一見ビジネスバイクに見えてますが、よくよく見るとSRのようなおしゃれバイクにも見えてくる不思議なバイクです。もともとはアメリカンタイプとして売っていたものなのでそんな「おしゃれ感」があるのかもしれません。
で、このGN125はカスタムするとさらにめっちゃかっこよくなります。いよいよ125cc版のSRみたいな感じですよね。プラモデル感覚でカリカリにいじって乗るのが楽しそうなバイクです。
しかもこのバイク、激安なんです。コスパがめっちゃいいのも多くのGNファンがいる理由の一つでしょう。新車で20万切ります。
「ちょっと通勤を楽しくしたい」「ちょっとツーリング行きたい」「ちょっとバイクいじってみたい」「ちょっと趣味を増やしたい」なんて方に最高良いと思います。
新車価格 | 170000円 |
エンジン | 単気筒 |
排気量 | 124cc |
車両重量 | 113kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 13PS |
最大トルク | 1.0kgf・m |
変速機形式 | 5速リターン |
ホイールベース | 1275mm |
キャスター角 | 不明 |
全長×全幅×全高(mm) | 1945×815×1110 |
シート高(mm) | 738mm |
燃料タンク容量 | 10ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 64km/ℓ |
実燃費 | 40km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 400km |
初心者にオススメ度 | ★★★★★価格ゴリ押し |
バイク通にみられる度 | ★★★★★逆に |
125DUKE KTM
引用元:https://www.ktm.com/jp/naked/125-duke/?color=ORANGE#productHeader
モトクロスバイクのエンジンを使っているのでモタードとも言えなくないですが、どちらかというとネイキッドでいいと思い、ここで紹介します。
2011年に発売されたモデルです。その後200、250、390ccと排気量が大きいモデルが発表されていきます。初めが125ccというのもあまりないような気がしますね。125~390までのデュークは「スモールデューク」と呼ばれていてインドで生産することでコストを抑えています。この4車種はフレームが共通なので125デュークはかなり車体が大きく感じられる125になっています。
灯火類がLEDで統一されていたり、メーターがカラーの液晶だったりと電装関係が豪華になっています。タイヤがラジアルなので峠の下りが楽しそうです。
新車価格 | 510000円 |
エンジン | 単気筒 |
排気量 | 124.7cc |
乾燥重量 | 137kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 15PS |
最大トルク | 1.2kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1357mm |
キャスター角 | 65°‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2029×836×1267 |
シート高(mm) | 830mm |
燃料タンク容量 | 10.5ℓ※ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 不明 |
実燃費 | 38km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 399km |
初心者にオススメ度 | ★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★ |
※KTM公式HPにタンク容量の記載が「13.4L」「10.5L」という2つの記載が見られます。表にはそれっぽい10.5Lを記載しておきました。
おすすめのネイキッドバイク250cc 普通自動二輪車免許
250ccクラスは車検がない最大排気量
250ccを超えるバイクは車検が必要です。250ccは車検がないので維持費を抑えることができます。
250ccクラスはカスタムしやすい
というわけで250ccクラスは車検がないので維持費が抑えられます。車検がないということは維持費が安くなるということだけでなく、車検を意識したカスタムを心がける必要がなく、「カリカリカスタムバイク」に仕上げられるということです。
車検があるバイクをカリカリにカスタムした場合、車検前にせっかくカスタムした部分を手間と時間とお金をかけてもとに戻さなければなりません。そうすると必然的に「カリカリにしたいけど車検の時に面倒だから・・・やめとくか」という考えになり、せっかくのバイクカスタム熱にブレーキをかけてしまいます。
250ccクラスは車検が必要ないバイクの最大排気量なので、最もカリカリカスタム仕様にしやすいと考えることができます。車検があるバイクと違って、思い切ったカスタムができるのが魅力です。
バイク車検をお店にお願いするときに必要なもの4つと注意点は>>>こちら
250ccクラスは高速に乗れる
ライダーにとって高速道路はつまらないものなので乗れなくてもいいんですが、乗れたほうがより遠くへ行けることは間違いありません。乗れないより乗れたほうがいいですよね。
ライダーにとっての高速道路とはは>>>こちら
CB250R ホンダ
引用元:https://www.honda.co.jp/CB250R/
CB125Rでも書きましたが、
あれ?これホンダが作ったの?
最高すぎない?
ですね。先に言っておきますが、このバイクはすべての250ccクラスの中で現状最高のバイクです。
現状250ccクラスで最高最強とされているバイクってCBR250RRかと思います。異論がある方って少ないと思います。価格も高いし、装備も超豪華だし。
でもCBR250RRってベテランにはあんまり受け入れられないと思うんです。結局大型バイクの下位互換の域を抜けられないんですよ。
だって池から女神が現れて、「お前が落としたのはCBR250RRですか?コニカミノルタカラーのCBR600RRですか?」って言われたら「ろろろろっぴゃくです」って言うでしょ。コニカミノルタじゃなくても。
CBR250RRは超頑張って作ったのはわかるんですけど、「250の中では大型SSに近いよね」「2気筒にしては頑張ってるよね」という存在で、ベテランは「じゃあ大型で良くね?」となる。
その一方でCB250Rは大型バイクを目指していない。全く目指していない。むしろ「CB250RはCB250Rが最高峰」というような解釈ができるんです。
「お前が落としたのはCB250Rですか?CB1000Rですか?」って言われたら
「両方」
と答えてしまいそう。
むしろネイキッドの特性を最大限楽しむのであればCB250Rを選んでしまいそうな気もしますというか僕なら1000Rより250Rを選びます。
そういう意味でCB250Rって現状最高最強の250ccだと思います。
何故ここまで絶賛するかの理由を列挙します。
- CBR600RRに使われたフロントフォーク改良した倒立フォーク
- ラジアルマウント対向4POTキャリパー
- スイングアームはまさかのガルアーム
- シート下に吸気系を持ってくるなど、常識を覆す思い切ったマスの集中化
- CB150Rベースなので超軽量な142kgの車体に搭載された単気筒エンジン
- ラジアルタイヤ
この6つの項目だけを見て「こりゃすげぇ・・・」と思える方はCBR250RR以上であることがわかると思います。電子制御とかそういった小手先の技術ではなく、もっと根本にある場所でバイク作りをしている感じがします。
SSのコーナリング性能と150ccの軽さを併せ持ったCB250R・・・。これバイクの1つの到達点じゃねぇか?と無責任にパンピーライダーは思ってしまいました。
グース350、MT-09と並んで次にほしいバイク候補になりました。いやーたまげたなぁ・・・。
新車価格 | 564300円 |
エンジン | 単気筒 |
排気量 | 249cc |
車両重量 | 144kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 27PS |
最大トルク | 2.3kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1355mm |
キャスター角 | 24°44 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2020×805×1045 |
シート高(mm) | 795mm |
燃料タンク容量 | 10ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 44.5km/ℓ国土交通省届出値 |
実燃費 | 33km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 330km |
初心者にオススメ度 | ★★ベテランの方が楽しめるという意味で |
バイク通にみられる度 | ★★★★★このバイクの本質を理解している人にとっては |
HORNET250 ホーネット250 ホンダ
CBR250RRが出てくるライデックスはこちら⇑
昔の「ちゃんと4気筒」のCBR250RRの流れを汲むエンジンを積んだクオーター4気筒ネイキッドです。
ホーネットはスズメバチの意ですが、上から見ると本当そんな感じです。ボンキュッボンのグラマラススタイルですが、最初の「ボン」は横に出っ張ったタンクです。軽く立ちごけをしただけでタンクが凹んでしまうので多くのホーネットのタンクは凹んでいます。
特徴がたくさんありすぎるバイクなので列挙します。
- シートが比較的細く「キュッ」となっているので足つきも良好。
- 昔のネイキッドモデルであるホーネットの馬力は40PS。現状最強と名高いスポーツタイプCBR250RRが38PS。
- 「猫」と例えられるカムギアトレインの独特の「ミャーン」という音。
- 18000rpmまで回る「F1サウンド」と例えられる独特のエンジン音。
- オフロードでもないのに謎のアップマフラー。
- CBR900RRと同じサイズ、180/55ZR 17MCの極太タイヤが魅せる圧巻のリアビュー
- 250ccライダーには圧巻のタイヤ代。
カワサキのバリオスを並んでクオーター4気筒の金字塔です。
バイクの乗り方を知らない僕少年の鎖骨とともに粉砕されてしまいましが、ある程度バイクの乗り方がわかってきた今、改めて乗ったら超絶楽しいバイクだろうなぁと思っています。現代のバイクを鼻で笑える魅力を持った名車ですので、タンクが凹んでいない良い車体があれば買いです。
通常、排気量が小さくなればなるほど燃費はよくなりますが4気筒エンジンは排気量差があまり関係ありません。楽しければいいですけどね!
知った顔した方が「小排気量の4気筒はトルクがスカスカ」と言いますが、経験者から言わせてもらうと
「スロットル回せアホンダラ」
新車価格 | 556500円 |
エンジン | 水冷直列4気筒 |
排気量 | 249cc |
車両重量 | 168kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 40PS |
最大トルク | 2.4kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1410mm |
キャスター角 | 25°45 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2035×740×1050 |
シート高(mm) | 745mm |
燃料タンク容量 | 16ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 32km/ℓ |
実燃費 | 22km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 352 km |
初心者にオススメ度 | ★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★ |
VTR250 ホンダ
引用元:https://www.honda.co.jp/VTR/
VT250Fが出てくるライデックスはこちら↓
1982年に発売されたVT250Fをご先祖にもつバイクです。1997年にVTRという名前になり、マイナーチェンジを繰り返して20年後の2017年生産終了になりました。
かなり長く愛された名車です。ハーフカウルがついたVTR-Fというモデルもあります。VTRのご先祖さま、VT250Fの時代にはカウルがついているバイクは公道を走ってはいけなかったので、VT250Fはビキニカウルを「メーターバイザー」と称して市販し、そこからフルカウル許可の突破口になったりしました。
そういう意味でハーフカウルがついたVTR-Fがでたことは面白いですよね。
VTRは
- 取り回しのしやすさ
- 振動が少なく疲れにくい
- 燃費がいい
- 維持費が高くない
- 最低限の整備で30万km走る丈夫さ
とう理由からバイク便の方にも愛されています。トルクもあるホンダの成熟したV2エンジンは特に初心者の方におすすめできます。ネイキッドの中では最も初心者の方におすすめできる車種です。
ちなみに984ccのバイクで峠を走っているときにタイヤドロドロのVTRに道を譲ったこともあります。そんな走り方もできる懐が深いバイクです。
新車価格 | 598320円 |
エンジン | V型2気筒 |
排気量 | 249cc |
車両重量 | 160kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 30PS |
最大トルク | 2.2kgf・m |
変速機形式 | 5速リターン |
ホイールベース | 1405mm |
キャスター角 | 25°30 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2080×725×1055 |
シート高(mm) | 755mm |
燃料タンク容量 | 12ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 40km /ℓ60km/h定地燃費値 |
実燃費 | 28km /ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 336km |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★ |
MT-25 ヤマハ
引用元:https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/mt-25/color.html#02
フルカウルYZF-R25がベースになっているネイキッドタイプのバイクです。
R25に合わせて倒立フォーク、ギアポジション表示付きのメーター、LEDヘッドライトなど豪華装備になっています。
正直250ccの排気量帯ではSS風に作ってあるR25よりもモタードっぽく作ってあるMT25のほうが楽しく、楽に乗れると思います。僕は3気筒のMT09の2017年式がとっても欲しいのでMT25には食指が動きません。
同じ2気筒でもVTRのほうが安いしV型だしなぁ・・・。MT25はキリッとしたデザインが良いですね。うむ。
CB250Rには動くんだけどなぁ・・・。
新車価格 | 621500円 |
エンジン | 直列2気筒 |
排気量 | 249cc |
車両重量 | 169kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 35PS |
最大トルク | 2.3kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1380mm |
キャスター角 | 25°00 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2090×755×1070 |
シート高(mm) | 780 |
燃料タンク容量 | 14ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 37.7km /ℓ国土交通省届出値 |
実燃費 | 27km /ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 378km |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★ |
Z250 カワサキ
引用元:https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/z250/
ニンジャ250のカウルがないバージョンでサスセッティング等々をより街乗りで扱いやすいようにイジっています。評価としてはMT25と同じです。CB250Rには及びません。
以前、Z250の方とツーリングに行きましたが下りのタイトコーナーでは完璧に負けました。バイクは乗り手によるよなぁ。もっとうまくなりたい・・・。
新車価格 | 610500円 |
エンジン | 並列2気筒 |
排気量 | 248cc |
車両重量 | 164kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 37PS |
最大トルク | 2.3kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1370mm |
キャスター角 | 24.5° |
全長×全幅×全高(mm) | 1990×800×1060 |
シート高(mm) | 795 |
燃料タンク容量 | 14ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 37km/ℓ国土交通省届出値 |
実燃費 | 26km /ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 364km |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★ |
Z250SL
引用元:https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/z250sl/
フルカウルモデルのニンジャ250SLのネイキッドバージョンがZ250SLです。SLとは「スーパーライト」の略で「とにかく軽く!コンパクトに!」ということ。やっぱり250ccクラスは馬鹿みたいにSSのマネをしないで250ならではの軽さ、コンパクトさに特化したほうが理にかなっているとおもうんですけでね・・・。というわけで他の2気筒の250ネイキッドよりも好印象ですねZ250SLはね。
だって2気筒のニンジャよりもニンジャSLは20kgも軽くて、カウルがないZ250SLは更に1kg軽いんですよ。軽さは正義!
さらに旋回性能に影響するホイールベースはニンジャより短い1330mmですしねとっても短い!
それでもまだまだ僕の984ccよりは長いですけどね!
- 安い
- 軽い
- コンパクト
- 250ccらしさを最大限活かしている
という点でとってもおすすめできるのがZ250SLです。もちろん乗車姿勢が楽な分、ニンジャSLよりも初心者さんにおすすめできますね。これ乗ったらバイクちゃんと乗れるようになりますよきっと!
新車価格 | 437400円 |
エンジン | 単気筒 |
排気量 | 249cc |
車両重量 | 148kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 29PS |
最大トルク | 2.2kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1330mm |
キャスター角 | 24° |
全長×全幅×全高(mm) | 1935×700×1015 |
シート高(mm) | 785 |
燃料タンク容量 | 11ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 39km /ℓ国土交通省届出値 |
実燃費 | 28km /ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 308km |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★ |
バリオスⅡ カワサキ (GSX250FX スズキ)
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AF%E3%82%B5%E3%82%AD%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%82%B9
ホンダ ホーネットとともにクオーターマルチの金字塔として名を馳せた名機がカワサキのバリオスです。初代バリオスはさすがに古いのでバリオスⅡを紹介します。といってもⅡも十分古いんですけどね・・・。
モノサスだった初代バリオス、ホーネットと違って、ネイキッドらしいツインサス。17000rpmからレッドゾーンに入るエンジンは圧巻。
ホーネットが名機CBR250RRの血統であるのに対して、バリオスは4st250ccレーサーレプリカ最強と呼ばれることもあるZXR250の血統。
ホーネットよりもやんちゃな方が汚い半ヘルで乗っているイメージですね。カワサキだからか?旧車に憧れているのか?
ちなみにスズキから販売されていたGSX250FXは、カワサキからスズキにOEM供給されていたバリオスⅡです。名前が違うだけ。
通常、排気量が小さくなればなるほど燃費はよくなりますが4気筒エンジンは排気量差があまり関係ありません。楽しければいいですけどね!
新車価格 | 509000円 |
エンジン | 水冷直列4気筒 |
排気量 | 249cc |
乾燥重量 | 151kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 40PS |
最大トルク | 2.1kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1400 |
キャスター角 | 25°00 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2070×735×1055 |
シート高(mm) | 745mm |
燃料タンク容量 | 14ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 39km /ℓ国交省届出 |
実燃費 | 22km /ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 308km |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★ |
ジクサー250 スズキ
引用元:https://www1.suzuki.co.jp/motor/lineup/gsx250rlm0/?page=style
- 油冷
- 単気筒
- 40万円台
- スズキ
もうなんだかこの4つの点だけで説明不要な気がします。1985年発売のGSX-R750に初めて搭載され、2008年までスズキのお家芸だった油冷。
250ccクラスがいよいよ盛り上がってきたタイミングでスズキは油冷のバイクを投入!しかも安い!しかもかっこいい!しかも単気筒!
これ買いですね。エントリーモデルとしてすごく良いと思います。初めてのバイクが油冷っていうのも変わってていいかも。
※まだ情報が少ないのでそのうち書き直します。とりあえずスペックだけで「これはいいわぁ」と思えたので紹介しました。
新車価格 | 448800円 |
エンジン | 油冷単気筒 |
排気量 | 249cc |
車両重量 | 154kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 26PS |
最大トルク | 2.2kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1345mm |
キャスター角 | 24°20 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2010×805×1035 |
シート高(mm) | 800mm |
燃料タンク容量 | 12ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 45km /ℓ国交省届出値 |
実燃費 | 不明 |
実燃費での航続可能距離 | 不明 |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★ |
GSR250 スズキ
引用元:https://www.suzuki.co.jp/release/b/2012/0718/index.html
生産終了にはなってまだ間もないので一応紹介しますが、正直気が乗りません。
美的感覚は人それぞれということを理解して読んで欲しいのですが、僕の感覚からすると、
このバイク、血の気が引くくらいダサイんですよ。
生理的に受け付けないっていうのはこういうことなのかな、みたいなことを考えてしまうレベルでダサイ。
まじでださい。もうね、スペックとかどーでもいい。
「基本的にバイクはどれもかっこいいもの」という認識で楽しく生きてきたんですが、このバイクを初めてみたときに「あ、違うな・・・」と思いました。
そういう意味では僕のバイク感観を変えてしまった影響力がものすごい車種です。
ヘッドライトなんて取れかけのトンボの頭みたいじゃないですか。
リアはヌメーーーとして不潔さを感じるし・・・。
ウインカーも無理しておしゃれしたようなイタイ感じがプンプンします。
リアフェンダーってこんなにおおきいものでしたっけ?雪かき用のスコップくらいありません?
フロントフェンダーもデカすぎません?ちょとした船を裏返したくらいあるでしょこれ・・・。
ステップの上サイドカウル?みたいなところも「お前何を隠してんの?自意識過剰じゃない?」というデザイン。
グース350とかGS1200SSとか超かっこいいバイクを出したり、スズキって結構ぶっ飛んでて好きなんですけど、これはぶっ飛んでるっていうかぶっ落ちてるというか。
とにかく「キモすぎて視界にも入れたくないバイクランキング堂々1位」のバイクです。GSR400はカッコいいんだけどなぁ・・・。
で、我慢してこのキモ糞悪いバイクを頑張って調べたんですが、僕がこれだけ受け付けないのがなんだか腑に落ちました。
というのは、このバイクは元々中国向けに作って日本で売るつもりはなかったらしいです。美的感覚は国によって変わるからなぁ・・・。
と思って安心したのもつかの間!
GSR250を見たヨーロッパやアメリカのユーザーから反響があってグローバルモデルになったそうです。
国際基準から外れていたのは僕でした・・・。
GSR250のオーナーのみなさん、あなたの美的感覚はグローバルスタンダードですよ!
と、GSR250をクソミソにいいましたが、実はこれよりももっとキモイバイクが存在します。写真を貼りたいのですがキモすぎて無理なので車種名だけ・・・
GSR250F!
新車価格 | 438900円 |
エンジン | 並列2気筒 |
排気量 | 248cc |
車両重量 | 183kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 24PS |
最大トルク | 2.2kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1430 |
キャスター角 | 26°00 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2145×760×1075 |
シート高(mm) | 780 |
燃料タンク容量 | 13ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 40km/ℓ国交省届出 |
実燃費 | 29km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 377km |
初心者にオススメ度 | ★ |
バイク通にみられる度 | ★ |
250 DUKE KTM
引用元:https://www.ktm.com/jp/naked/250-duke/
大ヒットモデルDUKE250。
元々KTMはエンデューロ、モトクロッサーのレースで最強のメーカーでしたが、最近はオンロードモデルでも大ヒットし、超一流のメーカーとして世界中のライダーに認知されていますよね。
で、そんな超一流のバイクに車検なしで乗れるわけですね・・・。BMWやハーレーなどは日本の排気量区分なんてお構いなしでバイク作りをしていますが(最近BMWは310モデルを出したがこれはあくまでヨーロッパ向けのグローバルモデル)、KTMは250ccで出してくれますからね。ありがたいですよ本当。
いくら世界4大バイクメーカーが日本にあるからといっても選択肢が多いに越したことはありませんもんね。贅沢な日本人・・・。
で250ccデュークは「125、250、390cc」で展開されている「スモールデューク」シリーズの真ん中、車検なし!最近流行りのストリートファイタースタイルとも言えるネイキッドモデルですね。外車なので維持費はそれなりにかかりますが、それを許容できる方にはとってもいい一台かと思います。
細身の単気筒エンジンなので初心者さんにもおすすめ。
「バイク何買ったのー?」
「KTMのデューク」
「KTMって?」
「オーストリアのメーカー」
「カンガルー!」
「そこじゃねーよ」みたいな?
え?
新車価格 | 575000円 |
エンジン | 単気筒 |
排気量 | 248.8cc |
乾燥重量 | 147kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 30PS |
最大トルク | 2.4kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1357mm |
キャスター角 | 25° |
全長×全幅×全高(mm) | 2029×836×1267 |
シート高(mm) | 830 |
燃料タンク容量 | 13.4ℓ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 不明 |
実燃費 | 30km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 402km |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★ |
SVARTPILEN250 スヴァルトピレン250 ハスクバーナ
引用元:https://www.husqvarna-motorcycles.com/jp/svartpilen/svartpilen-250/
VARTPILEN(スヴァルトピレン)の701と401いうやつは少し前に知ったんですよ。
「おぉ・・・ハスクはまたすげーの出したな・・・。思い切ってんなぁ・・・。欲しいぞ・・・。」と思っていたんです。
この未来感の中にあるレトロ感とでも言いましょうか。他のバイクにはない雰囲気を持ってる感じがたまらなくいい・・・。
スペックとか気にしない、このスタイルとハスクバーナブランドでもうお腹いっぱい。せめてありふれた並列2気筒であってくれ・・・!
単気筒!!!!
完全に美味しいですよねこれ。
すべてのバイクを過去のものにしそうなデザイン、スポークホイール、なんだよもうこれ!グース350とSRと最新のCBとトロン混ぜて4で割ったようなデザインしやがって!超格好いいぞ!
と思ってざわついて過ごしていたら
「250もある・・・
だと・・・!!???」
これは事件ですよ。なんでハスクが日本の免許制度に合わせた401(実際の排気量は373.2)なんてだすのかなーなんて思っていたらまさかの日本の車検意識の250まで出るとは・・・。
こんなんCBR250RRなんてもういらないだろ。いやいるか。ジャンルが違いすぎるからいるか。
それで調べてみたらなるほど納得、SVARTPILEN(スヴァルトピレン)のベースはKTMのDUKEなんですね。
元々ハスクバーナはチェーンソー作ってる会社なんですが、ヤマハ的ノリなのかバイクも作ってまして、オフロードレースモデルに特化したメーカーなんですけど、BMW傘下になったときにオンロードモデルを作ったんです。NUDAというイカシタバイク作ったんです。NUDAのベースになったのがF800というBMWのバイクなんですが、最近KTMの傘下になってDUKEシリーズで同じことやっちゃったって感じですね。
SVARTPILEN(スヴァルトピレン)はスウェーデン語で「黒い矢」という意味で、世の中黒がいれば白があるわけで、「白い矢」がVITPILEN(ヴィットピレン)と言います。
「黒い矢」のSVARTPILEN(スヴァルトピレン)はバーハンドルでオフロードタイヤを履いています。
「白い矢」のVITPILEN(ヴィットピレン)はセパハンでオンロードタイヤを履いています。
で、現状日本では「白い矢」のVITPILEN(ヴィットピレン)250は販売していないのですが、確実に出るでしょう。だって250ccって日本に合わせた排気量ですからね。セパハン、単気筒・・・いよいよグース350だな・・・。
というわけで現状は「黒い矢」のSVARTPILEN(スヴァルトピレン)250ですが、白か黒かはお好みなので黒の方は買っちゃいましょう。白が出たらぼくも買います。いや、701にするか・・・。もう少し迷います。
初心者の方にはバーハンドルの黒い矢SVARTPILEN(スヴァルトピレン)をおすすめします。白い矢だとポジションがきつそうなので・・・。
そんな感じで大絶賛のSVARTPILEN(スヴァルトピレン)250でした。
ちなみに僕が「これは絶対売れるだろ・・・」と思う車種は売れません。「こんなん絶対売れないだろ・・・」と思った車種は売れます。僕はグローバルスタンダードから外れた、遅れた人です。(GSR250参照)
このバイクは絶対に売れる!!!
新車価格 | 599000円 |
エンジン | 単気筒 |
排気量 | 248.8cc |
車両重量 | 153kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 31PS |
最大トルク | 2.4kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1357mm |
キャスター角 | 65° |
全長×全幅×全高(mm) | × × × |
シート高(mm) | 835 |
燃料タンク容量 | 9.5ℓ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 不明 |
実燃費 | 不明 |
実燃費での航続可能距離 | 不明 |
初心者にオススメ度 | ★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★ |
おすすめのネイキッドバイク400cc 普通自動二輪車免許
このクラスから車検が必要になります。
維持費はほとんど大型バイクと変わらないのですが、250ccクラスと比較するとバイクとしての基本性能はぐっと上がります。
400ccと600ccの体感性能差
600ccと750ccの体感性能差
750ccと1000ccの体感性能差
よりも強烈に性能差を感じられるのが250ccと400ccの差です。正直400cc以上の大型バイクだとどれも性能が高すぎるので体感できる排気量による性能の差がそんなに大きくありません。「これもあれもどれもそれもすごいなぁ・・・」という感じです。
250ccと400ccの排気量差はたったの150ccですが、体感できる性能差は600cc⇛から1000ccより大きいかもしれません。
150ccの排気量差がもたらす「余裕」「快適さ」「加速感」は日本の公道を走るにはピッタリな排気量と言えるかもしれません。
しかし、車検がない250ccとハイパフォーマンスな大型免許が必要な大型バイクと比較すると中途半端な排気量と考えることもできます。そういったこともあり400ccクラスは各メーカーあまり力を入れていないというのが現状です。
しかし、大型二輪免許が教習所で取られるようになる前は「最も身近な最大排気カテゴリー」だったため、少し昔のモデルであれば魅力的な車種が多数存在します。名車ばかりなので紹介する車種数は現在盛り上がっている250ccクラスより多くなるかもしれません。
少し前のモデルを中古車で選べばかなり面白い排気量帯です。そういった意味で選べる車種数はとても多いのかもしれません。
250ccと比べて各メーカー、現行で出している車種は少ないですが、ワールドスーパースポーツ300というレースカテゴリを意識してか海外勢を中心に300~400ccの車種が増えてきたのは嬉しいことです。
250ccと違って、少し前のモデルだと4気筒が超充実しているのも特徴の1つです。そのため、
- 砲弾型メーター
- 丸目一灯
- 左右対称の4気筒エンジン
- ダブルクレードルフレーム
- ツインサス
- ティアドロップタンク
- スポイラー風のテール
というネイキッドらしいネイキッドに乗るには750ccクラスと並んでピッタリの排気量帯です。
大型二輪免許が教習所で取得できるようになってからは400ccクラスを選ぶ理由がなくなってしまいました。「この車種に乗ってみたい!」と強く思う方でないと選ばない排気量なので逆に「こだわりのあるライダー」と考えることもできますね。
2種類に分けられる400ccネイキッド
400ccのネイキッドは大きく2種類に分けられます。
1つは
CB400SFのようなネイキッドらしい丸みを帯びたデザインの高性能な一昔前の4気筒バイク
もう1つは
Z400のような角張った直線的なデザインの数字上の性能が低い最新の2気筒のバイク
の2つです。
どちらが良いかは好みや考え方によります。最終的にバイク選びで最も優先すべき項目は「見た目のかっこよさ」なので人それぞれです。
「昔の4気筒は良かったなぁ・・・なんて考えは古い!今の2気筒はすごい!」という意見もありますが、目に見える数字は嘘をつきません。きちんと割り切って
高性能の昔のバイク
か
性能で劣る現代のバイク
ということを理解してバイク選びをしましょう。
僕の価値判断からすると高性能の昔のバイクを選んでしまうので、記事内容もそういった内容になっていますが、あくまで「僕の価値判断」です。僕の意見を書いている部分は読み飛ばして下さい。
とはいえ最新の2気筒モデルは2気筒ならではの軽さと豪華な装備があります。どちらも魅力的ではありますよね。
CB400 SF(スーパーフォア) / SB(スーパーボルドール) ホンダ
引用元:https://www.honda.co.jp/CB400SF/
スーパーではないですが CB400 FOURが登場するライデックスはこちら⇑
CB400はSFとSBの2種類がある
長い歴史を持つCB400は2種類あります。
- ネイキッドらしいネイキッドのSF(スーパーフォア:スーフォア)
- ハーフカウルを装着したSB(スーパーボルドール)
です。中身は変わりませんがカウルがついている分、SBの方がより疲れにくく、高速走行に向いていると言えます。
カウルがついている分少々車両価格が高いので
- ・予算があって、高速道路ツーリングをメインに考えている方はSB
- ・高速道路は楽しく走れないらしいから高速性能は気にしないという方はSF
という選び方でいいと思います。
CB400には VTECがついているモデルとついていないモデルがあることに注意
CB400に関して注意したいのが1992年に発売されたNC31という型式と1999年以降の型式ではエンジンが別物ということです。
1999年以降のCB400SFには「VTEC」というビックリドッキリワクワク機構が搭載されています。
VTEC をざっくり説明すると、低回転時はトルク重視で高回転時は出力重視という風にエンジン特性を変えるという機構です。 VTEC を作動させるにはビックリドッキリスイッチを押す必要はありません。ただスロットルをひねってアクセルを開けて回転数を上げるだけです。
すると7000rpm手前くらいからエンジン音が変わります。「咆哮」を上げて一気に加速していきます。
このときのモリモリ感を味わって欲しいのでCB400SFを購入される際は是非NC39以降の車体を選んで欲しいです。
購入時は店員さんに「VTECついてるスーフォア下さいな」といえば話が早いです。
CB400SFは超絶優等生
バイクメーカーのイメージを語るときに、「ホンダは優等生」という言われ方をします。
優等生とはその性能を良い意味で指す場合もありますが、一方で「個性がなくつまらない」という意味も含まれています。しかしそれは「乗りやすさ」「完成度の高さ」の裏返しです。
その中でも特に優等生なのがCB400SFです。何せ教習車として大活躍していますからね。
僕が大型二輪免許取得のために教習所へ通っていたとき、教習車はNC750というホンダの2気筒でした。途中でCB400SFに乗るコマがあったのですが、思わず教官さんに「NCじゃなくてスーフォアがいいです」とワガママを言ってしまうくらいとってもトルクフルで乗りやすかったです。本来なら2気筒で排気量に勝るNC750の方がトルクが有るはずなんですけどね・・・。
初めてのバイクにCB400SFを選べば、今後長く続くであろうバイクライフはとても豊かなものになるはずです。CB400SFを自分の基準にできればどんなバイクが良くてどんなバイクはだめか、自分に向いているかいないかがはっきりわかると思います。
教習所を卒業してもバイクの楽しさ、厳しさを最高の次元で教えてくれる良い先生として付き合っていけるでしょう。
※下の性能早見表はSFについて記載してます。
新車価格 | 884400円 |
エンジン | 直列4気筒 |
排気量 | 399cc |
車両重量 | 201kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 56PS |
最大トルク | 4.0kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1410mm |
キャスター角 | 25°5‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2080×745×1080 |
シート高(mm) | 755 |
燃料タンク容量 | 18ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 31km/ℓ国土交通省届出値 |
実燃費 | 20km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 360km |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★ |
CB400F ホンダ
引用元:https://www.honda.co.jp/CB400F/styling/
ホンダの手抜き3兄弟(CBR400R、CB400F、400X)の一角です。全く違う種類のバイクを共通の車体で作っているので僕は勝手に手抜き3兄弟と呼んでいます。それぞれジャンルが全く別なのに専用設計ではないので「ホンダが如何に400ccクラスにやる気がないか」がわかる車種です。
ヨーロッパモデル500ccをダウンサイズさせて無理やり国内仕様を出す必要があったのかなと思います。
CBRの名を持つ400Rが2気筒であるようにCB400FもCBの癖に2気筒です。もうスーフォアだけでいいよこのクラスは・・・。
ということであまりいい印象のない車種ですが、2気筒の400ccは他メーカーからも出ているのでそれに同調した感じでしょうか。シュッとして現代的なデザインがいいのかもしれません。
早めに製造終了になったので良しとします。どうしてもホンダが良くてどうしても400ccの並列2気筒に乗りたい方はどうぞ。2気筒ならVTRの方が良いと思いますが。
こんな価格でこんなもん買うなら中古のスーフォアですね・・・。
新車価格 | 667440円 |
エンジン | 並列2気筒 |
排気量 | 399cc |
車両重量 | 190kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 46PS |
最大トルク | 4.8kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1410mm |
キャスター角 | 25°30 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2075×780×1060 |
シート高(mm) | 785 |
燃料タンク容量 | 15ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 39.7km/ℓ国土交通省届出値 |
実燃費 | 24km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 360km |
初心者にオススメ度 | ☆ |
バイク通にみられる度 | ☆ |
MT-03 ABS ヤマハ
引用元:https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/mt-25/color.html
YZF-R3のカウルなしバージョン、MT25の排気量多めバージョンですね。
R3に合わせて倒立フォーク、ギアポジション表示付きのメーター、LEDヘッドライトなど豪華装備になっています。
この排気量帯ではSS風に作ってあるバイクよりもモタードっぽく作ってあるMT25やMT03のようなバイクのほうが楽しく、楽に乗れると思います。僕は3気筒のMT09の2017年式がとっても欲しいのでMT03には食指が動きません。
250ccクラスにはCB250RがいるのでMT25は魅力的に写りませんが、MT03になると排気量の優位性があるので少し魅力的に見えて・・・・こないかー。CB250Rにはかなわないかー。という感じです。
新車価格 | 654500円 |
エンジン | 並列2気筒 |
排気量 | 320cc |
車両重量 | 169kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 42PS |
最大トルク | 3.0kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1380mm |
キャスター角 | 25°00′ |
全長×全幅×全高(mm) | 2090×755×1070 |
シート高(mm) | 780 |
燃料タンク容量 | 14ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 41.3km/ℓ国土交通省届出値 |
実燃費 | 26km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 364km |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★ |
XJR400R ヤマハ
引用元:https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2006/1211/xjr400r.html#_ga=2.102762695.632008229.1587876513-1472374533.1585988520
ホンダCB400SFのライバル車です。いかにもネイキッドらしいネイキッドです。CBが水冷なのに対してこちらは空冷です。空冷は水冷と比べて冷却効率は劣りますが、冷却フィンが振動する独特の音と見た目の美しさに魅了されるファンが多いです。
1980年に発売されたXJ400の流れを汲む名車で「ペケジェーアール」と呼ばれます。ライバル車のCBよりもやんちゃ系のお兄ちゃんが乗っているイメージがあります。
おしゃれなバイクを出すイメージがあるヤマハから出た、珍しい「無骨」「男らしい」というバイクだと思います。
「空冷400乗ってみたいなぁ」という方にはとってもおすすめですが正直VTECがある分、CBのほうが魅力的に見えてしまいます。空冷か、VTECか?そんな部分が決め手になりそうですね。
新車価格 | 662550円 |
エンジン | 空冷直列4気筒 |
排気量 | 399cc |
車両重量 | 199kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 53PS |
最大トルク | 3.6kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1435mm |
キャスター角 | 26° |
全長×全幅×全高(mm) | 2025×735×1090 |
シート高(mm) | 760 |
燃料タンク容量 | 18ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 31km/ℓ |
実燃費 | 19km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 342km |
初心者にオススメ度 | ★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★ |
Z400 カワサキ
引用元:https://www.kawasaki-motors.com/cgview/2020/z400/index.html?set=u81
ニンジャ400のカウルなしバージョン、車体はZ250と共通。カワサキが400ccネイキッドを出すのは久しぶり。Zの看板を背負っていますが2気筒です。
250と車体が同じなので排気量に伴うパワーを持っているZ400のほうがより楽しく乗れると思います。
大型のメーターカバーやシュラウドのお陰でネイキッドとしては防風効果が高そうですが、その辺りを気にする方は結局フルカウルに乗ると思うので・・・。設計が同じニンジャ400がありますしね。
とはいえ2気筒なので車重が抜群に軽いです。軽さが魅力ですね。
新車価格 | 682000円 |
エンジン | 並列2気筒 |
排気量 | 398cc |
車両重量 | 166kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 48PS |
最大トルク | 3.9kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1370mm |
キャスター角 | 24.5° |
全長×全幅×全高(mm) | 1990×800×1055 |
シート高(mm) | 785 |
燃料タンク容量 | 14ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 32km/ℓ国土交通省届出値 |
実燃費 | 24km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 336km |
初心者にオススメ度 | ★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★ |
ER-4n カワサキ
引用元:http://www.kawasaki-cp.khi.co.jp/mc/street/11_er400bc.html
モデルチェンジ前のニンジャ400Rのカウルなしバージョンですね。ヨーロッパで流行っていたストリートファイタースタイルでしょうか?ERもヨーロッパってことなんですかね?
シュラウドに埋め込まれたウインカーがスズキのGSR250を彷彿とさせて一瞬身構えてしまいますが、さすがはカワサキ、それ以外はシュッとしてかっこいい。
あまり人気が出なかったようで、兄弟車のニンジャ400Rはモデルチェンジしたにも関わらず、ER-4nはモデルチェンジせずにそのまま引退となりました。
カワサキにはZシリーズがあるからですかね?
人とかぶらないのがよろしい方にはおすすめです。
新車価格 | 650000円(概算) |
エンジン | 並列2気筒 |
排気量 | 399cc |
車両重量 | 203kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 44PS |
最大トルク | 3.8kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1405mm |
キャスター角 | 24.3° |
全長×全幅×全高(mm) | 2100×760×1100 |
シート高(mm) | 785 |
燃料タンク容量 | 15ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 37km/ℓ国交省届出 |
実燃費 | 25km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 375km |
初心者にオススメ度 | ★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★ |
ZEPHER χ (ゼファー カイ) カワサキ
ZEPHER750が出てくるライデックスはこちら⇑
1989年にそれまでのレーサーレプリカブームに終止符を打つZEPHYR(ゼファー)がカワサキから生まれました。開発中、販売当初は誰からも注目されていなかった1台のネイキッドバイクがバイク業界全体の流れを変えてしまいました。ちなみにZEPHYRの意味は「風」。まさに新しい風が強烈に吹いたといえるでしょう。
ちなみにZEPHERは400→750→1100の順に発売されていきました。最近の流れとは逆ですね。それだけ当時の大型二輪への限定解除が難しく、「中型免許で乗れる最大排気量400cc」が盛んだったということですね。
開発時は誰からも見向きもされなかったZEPHYRですが、販売してみたら売れに売れたので、1996年にモデルチェンジしたときはみんな大注目していたそうです。予算も相当つぎ込むことができたので、ほとんど新しいバイクといっていいくらいのバイクができました。それがZEPHYR χです。
空冷4気筒のエンジンにはファンが多いですが車体も多く出回っているので運が良ければ良い中古車いに巡り会えるかもしれません。
レーサーレプリカブーム終焉後のバイク界を牽引した名機です。
ライバル車のなかでは1番やんちゃな小僧が乗っているイメージです。カワサキだからか・・・。
新車価格 | 655000円 |
エンジン | 空冷直列4気筒 |
排気量 | 399cc |
乾燥重量 | 186kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 53PS |
最大トルク | 3.6kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1440mm |
キャスター角 | 27° |
全長×全幅×全高(mm) | 2085×745×1100 |
シート高(mm) | 775 |
燃料タンク容量 | 15ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 40km/ℓ国交省届出 |
実燃費 | 18km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 270km |
初心者にオススメ度 | ★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★ |
ZRX400 カワサキ
ZRX1200 DAEGが出てくるライデックスはこちら⇑
ゼファーで成功を収めたカワサキがまたネイキッドをだしました。ZZR400のエンジンを使ったZRXです。ZZR400のエンジンなのでZEPHERとは違い、こちらは水冷。
ちなみにビキニカウルがついていないZRXもZRXⅡとして存在しますが、ZRXといえばビキニカウルというイメージがありますよね。DAEGの影響ですかね・・・。
ビキニカウルが在る分、通常のネイキッドよりも高速道路が得意です。ビキニカウルがあるのに「ネイキッドらしいデザイン」が崩れていないのは不思議です。
古いバイクですが、大いに売れたモデルですので程度の良いものと出会えれば買いかと思います。
新車価格 | 609000円 |
エンジン | 水冷直列4気筒 |
排気量 | 399cc |
乾燥重量 | 187kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 53PS |
最大トルク | 3.8kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1450mm |
キャスター角 | 27°00 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2075×745×1135 |
シート高(mm) | 770 |
燃料タンク容量 | 15ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 36.5km/ℓ国交省届出 |
実燃費 | 18km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 270km |
初心者にオススメ度 | ★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★ |
GLADIUS400 スズキ
引用元:https://www.suzuki.co.jp/100th/history.html
キャッチコピーは「美しさの中に宿る、鼓動。」つまり「かっこいいだろ、このVツイン。」ということですね。
ヨーロッパ受けしそうなデザインは女性に好まれそうです。ちなみにグラディウスの650が欧州仕様で向こうで販売されていました。
400ccのVツインってネイキッドで他にありましたっけ?SV400か?
それまで4気筒全盛だったのですが、さすがはスズキ、Vツインを投入です。
丸みを帯びた流線型のデザインは隼に通じるものがあります。
以前のネイキッドらしいデザインの4気筒
↓
丸みを帯びたVツインのグラディウス
↓
現代のカクカクしたパラツイン
と移行していった中間にあるような気がしなくもないですよね。
スズキはたまにこういう面白いモデルをぶち込んでくるので好きです。
僕少年が雑誌で新型のグラディウスを見たときに「あら、かっこいいわね」と思いましたが、その雑誌の記事で「安っぽい400だ。樹脂パーツが多い」などと散々に書かれていて胸が痛くなったことを覚えています。
現代のパラツインよりもこっちのほうが楽しそうではあります。振動が少ないエンジンなので初心者の方を疲れずさせずに遠くまで運んでくれるいい相棒になると思います。
でも高ぇなグラディウス・・・。
新車価格 | 831600円 |
エンジン | V型2気筒 |
排気量 | 399cc |
車両重量 | 206kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 55PS |
最大トルク | 4.1kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1455mm |
キャスター角 | 25°00‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2130×760×1090 |
シート高(mm) | 785 |
燃料タンク容量 | 14ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 40km/ℓ国交省届出 |
実燃費 | 28km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 392km |
初心者にオススメ度 | ★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★ |
GOOSE350 スズキ
GOOSE350に関しては完全に私情が入っているので読まなくても結構です。ただ単に僕が欲しいバイクというだけです。
マン島TTのコースに急なカーブがあります。ガチョウの首のような形をしているのでグースネックと呼ばれています。
で、グースです。素敵。
昨今の250やら400やら、倒立フォークが導入されると大騒ぎですが、このグース350は単気筒で350でスズキのくせに倒立履いてます。
オフロードバイクのエンジンを流用して作られたエンジンを積んでいますが、当時のスズキのフラッグシップモデルGSX-R750の技術を使って最先端のエンジンに仕立てられています。それもそのはず、GSX-R750のエンジンを作った人が作ったエンジンなんですねこれ。
キャッチコピーがまた最高
「直線は退屈だ」
もうね激しく同意ですよ。名古屋まで味噌カツ食べに東名走ってるハーレー様にはそんな発想1mmもないとおもいますが、直線は退屈なんですよ。
一番面白いのはフルバンクからスロットルオンでリアタイヤが潰れるのを感じながらコーナーを立ち上がって行くコンマ何秒なんですよ。やつらにはそれがわからんのです。
- 高回転域の手のしびれをガン無視
- タンデムもガン無視
- 直線もガン無視
ひたすらコーナリングだけに特化したGOOSE350。
程度がいいグースがあったら手に入れたいと思ってから何年経っただろうか・・・。グース350の衝撃を受けてから、なぜか400ccV4やら984ccV2やらモタードやらに乗ってきた僕。
バイクに乗り始めてからずっと「憧れのバイク」というものがない状態でバイクライフを送ってきた僕だけれども、振り返ってみると、ずっと変わらず憧れているバイクはGOOSE350なのかもしれない。
これに乗って最新のSSを下りで突っいたらさぞかし楽しいだろうなぁ・・・。
・・・そーいえば僕、
バイク下手だから
無理だった・・・
新車価格 | 569000円 |
エンジン | コーナリングの為の単気筒 |
排気量 | 348cc |
車両重量 | コーナリングの為の160kg乾燥は145kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 必要十分な33PS |
最大トルク | 立ち上がりのための3.3kgf・m |
変速機形式 | スポーティーに6速リターン |
ホイールベース | コーナリングの為の1350mm |
キャスター角 | オフ車並の25° |
全長×全幅×全高(mm) | 小さく曲がる1995×710×1055 |
シート高(mm) | 路面は目の前770mm |
燃料タンク容量 | 3ℓで十分だけど一応15ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 燃費なんて関係ないkm/ℓ |
実燃費 | 22km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 5kmでいいけど念の為330km |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★ |
GSR400 スズキ
引用元:https://www.suzuki.co.jp/100th/history.html
GSR250、GSR250Fは生理的にレベルでキモかったのですが、こちらのGSR400は気持ちよく「スズキらしい」といえるデザインではないでしょうか。
GSR250とグラディウスの中間辺りに位置する丁度いいかっこよさです。お顔は整形が必要かもしれませんが、お尻は超イケメン!「お前!ケツだけ超かっこいいぞ!」とひっぱたきたくなるリアビューです。
そしてこのGSR400の素晴らしいところはお尻だけではありません。馬力が半端ないんです。レーサーレプリカ時代でも400ccは59馬力までという馬力の自主規制が行われていました。
1992年にはこの馬力が引き下げられて400ccは53馬力がマックスになっていたのですが、GSR400は当時の排ガス規制をクリアした上で、まさかの
61馬力
レーレプ時代を上回る高馬力(2007年に自主規制は解除されていた)。これには度肝を抜かれました。
スズキはこういうところが面白いよなぁ・・・。
なんやかんやCB400と最後まで400ccの前線を駆け抜けましたが排ガス規制をクリアせずに2017年9月そのバイクライフに幕を閉じました。
超絶名車CB400SFでも56馬力ですからね。すごいですよね。ついでにトルクもすごいし、タンク容量もモリモリ。
400cc馬力最強ネイキッドを味わいたい方はGSR400で決まりです。
新車価格 | 885600円 |
エンジン | 直列4気筒 |
排気量 | 398cc |
車両重量 | 215kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 61PS |
最大トルク | 4kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1435mm |
キャスター角 | 25°15 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2090×795×1075 |
シート高(mm) | 785 |
燃料タンク容量 | 16ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 32km/ℓ国交省届出値 |
実燃費 | 21km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 336km |
初心者にオススメ度 | ★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★ |
GSX400 IMPULSE(インパルス) スズキ
スズキは変わったネイキッドばかり作っていたわけではありません。ちゃんと?ネイキッドらしいスタイルのネイキッドも作っていました。
それがGSX400インパルスです。エンジンはロードスポーツモデル、カタナ400と同じエンジンで、性能の良い別体タンクのカヤバのリアサスを履いていたりとかなり高性能なネイキッドでした。
特に人気になったのが、ZRXのような大型のビキニカウルを付けたタイプSです。白と青のツーロンカラー、スズキワークスカラーがとってもかっこいいですね。
1999年の最終モデルではフロントブレーキがブレンボになるというびっくりどっきりファッツハプンパードゥンな仕様になりました。豪華だなぁ。それでこのモデルを最後に生産終了になったのですが、2004年に奇跡のカムバック!しかもブレンボつけたまま!
2008年に糞のような排ガス規制をクリアできずに生産終了となりました。どうせならブレンボついたインパルスがいいですね。
ライバル車はもちろんCB400SFとゼファーですが、ゼファーと同じでやんちゃなにーちゃんが乗っているイメージです、
新車価格 | 569000円 |
エンジン | 直列4気筒 |
排気量 | 399cc |
車両重量 | 195kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 53PS |
最大トルク | 3.8kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1435mm |
キャスター角 | 25°40 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2080×740×1205 |
シート高(mm) | 760 |
燃料タンク容量 | 16ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 36.5km/ℓ60km/h走行時 |
実燃費 | 18km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 288km |
初心者にオススメ度 | ★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★ |
INAZUMA400 スズキ
スズキのもうひとつのネイキッドらしいネイキッドイナズマ400です。インパルスが水冷であるのに対してこっちは油冷です。油冷と聞くとスズキらしいって感じがしてきますね。
こちらはイナズマ1200のスケールダウンモデルなんですが、車体が共通なので1200ccのバイクに400ccのエンジンが積んであります。なので400ccにしてはめっちゃでかいです。
車体を引き継ぐときにブレンボのキャリパーとカヤバのサスも一緒に引き継いじゃったんで豪華装備になっています。
車格が大きいので初心者の方は持て余すかも・・・。車格が車格なので他の400ccネイキッドと比べて運動性のは劣ると思います。
2台目くらいのバイクで、将来的に大型免許を取るつもりの油冷大好きなスズ菌の方にはおすすめです。
新車価格 | 鋭意調査中! |
エンジン | 油冷直列4気筒 |
排気量 | 399cc |
車両重量 | 210kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 52PS |
最大トルク | 3.7kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1460mm |
キャスター角 | 25°50 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2140×745×1090 |
シート高(mm) | 1460 |
燃料タンク容量 | 18ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 36.5km/ℓ国交省届出 |
実燃費 | 18km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 324km |
初心者にオススメ度 | ★ |
バイク通にみられる度 | ★★★ |
SV400 スズキ
CB400SFしかり、ZRXしかり、この時代のバイクはハーフカウルモデル併売することが多かったようです。
1998年発売のSV400にもハーフカウルモデルのSV400Sがあります。
現代のバイクは同じバイクをフルカウルか、ネイキッドかで車名を全く変えて販売していますが、この時代は「ネイキッドとして開発したからネイキッドの良さを殺さないうように、でも高速走行を重視するライダーのために」という感じだったのではないかと思います。
SV400はアルミトラスフレーム&アルミスイングアームという豪華装備のお陰で超軽量ネイキッドになっています。更に数少ないVツインですので運動性能はかなりのもの。
最大トルクは400ccバイクの中で最も高く、それ故「公道最速の400」と呼ばれています。軽い車体にトルクフルなエンジンなので初心者の方にもおすすめかと思います。
V2ツイン、トラスフレームなのでホンダのVTRに似ていますね。VTRと違って乗っている人は少ないので人とかぶることが嫌な方にもいいかもしれません。
新車価格 | 559000円 |
エンジン | V型2気筒 |
排気量 | 399cc |
車両重量 | 184kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 53PS |
最大トルク | 4.2kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1430mm |
キャスター角 | 25°00 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2070×750×1060 |
シート高(mm) | 785 |
燃料タンク容量 | 16ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 37km/ℓ国交省届出 |
実燃費 | 23km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 368 |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★ |
Scrambler Sixty2 スクランブラー シックスティー2 ドカティ
引用元:https://scramblerducati.com/ja/bike/sixty2
スクランブラーとは簡単に言うと「昔のオフロード車」です。昔は今のような「オフロードバリバリ走るぞ!」というようなオフロードバイクはなく、今で言うオンロードバイクにブロックタイヤを履かせ、アップマフラーにし、サスペンションをロングストロークにして悪路を走りやすくカスタムしたバイクをスクランブラーと呼んでいました。
昔は今のように舗装された道路ではく、未舗装路を走らなければならなっかためです。
で、そんなスクランブラーを名乗るバイクが2015年ドカティから出ました。
ドカティが初めてスクランブラータイプのバイクを発表したのが1962年でしたので、それにちなんでSixty2という車名になっています。
普通自動二輪免許で乗ることができるドカティは僕の知る限り400SSとモンスター400と合わせて3台だけなのでとても希少な400ドカティです。
ちゃんとドカティのL型ツインを積んでいる点はとても良いのですが、スクランブラーとして販売されているシリーズでエキパイの取り回しがドカティっぽくないというか、一見単気筒にみえるというか、なんというかドカティっぽくない取り回しをしています。
ホイールベースがとても長いので安定感はあるかもしれませんが他の400ccと比べて運動性能が劣るのは否めません。そしてメーカー希望価格92万円という数字。
ドカティは元々性能が高く、海外メーカーなので車体価格も維持費もとても高いメーカーですが、400ccクラスで92万はちょと高すぎるかと思います。このSixty2の性能に価格に対する価値があるかというと僕はそうは思いません。
では「ドカティを所有する」という所有欲を満たす的な角度ではどうかというと、所有欲が満たされるか疑問です。ドカティはフルカウルモデルやネイキッドのモンスターのイメージが強いので、このバイクをみて「あ、ドカティだ」と直感的に思う人は少ないです。
「ドカティのスクランブラー」というより「ホンダのFTRっぽいドカティ」と言ったほうがなんとなくしっくりきます。つまり「ドカティらしさがない」ということです。
92万円を出してこのモデルに乗るのであれば大型免許を取得して中古のモンスター696辺りに乗ったほうが、性能的にも所有欲的にも満足度がずっと高いと思います。
すでに国産メーカーが撤退している感があるこの排気量帯で選択肢が増えることは好ましいですが、僕としてはこのドカティは正直選択肢のひとつに入れる理由はないかなと思います。ドラティ大好きな方が気軽な通勤専用として使うくらいしか活躍の場が思いつかないというのが本音です。
新車価格 | 920000円 |
エンジン | L型2気筒 |
排気量 | 399cc |
車両重量 | 183kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 40PS |
最大トルク | 3.5kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1460 |
キャスター角 | 24° |
全長×全幅×全高(mm) | 2150×850×1165 |
シート高(mm) | 770 |
燃料タンク容量 | 14ℓ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | km/ℓ |
実燃費 | 25km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 350km |
初心者にオススメ度 | ★ |
バイク通にみられる度 | ★★ |
G310R BMW
普通自動二輪免許で乗れるBMWはこのバイクが出るタイミングまではスクータータイプのみだったので画期的なモデルです。
単気筒大好きな僕ですが、BMWから400ccクラスがでるのであればやっぱりボクサーツインが良かったなぁというのが本音です。
とはいえインドで生産するなどコストカットが効いているせいか、ドカティと比べて価格がかなり安くなっています。
BMWは高級な大型バイクを作っているというイメージを覆す意欲作であることに違いはありません。
デザインやエンジン型式など「BMWのバイク」としてみると違和感は大きいですが、「単気筒のライトウエイトスポーツモデル」として考えるとかなり優秀なスペックを誇る良いバイクです。
「BMWに乗りたいから乗る」のではなく「面白いバイクを探していたらたまたまBMW」だっとという感じのテンションで乗るとすっごくいいような感じがします。
デザインはぶっちゃけ「スズキがMT03のライバル車作った」と言われた方がしっくり来る感じです。せめてシュラウドにウインカーを埋め込んでなくてよかったです。埋め込んでいたらいよいよスズキです。
お上品に中型のバイクに乗りたいご婦人に最もおすすめします。色は白が最もBMWらしいと思います。赤は論外。
新車価格 | 623000円 |
エンジン | 単気筒 |
排気量 | 313cc |
車両重量 | 159kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 34PS |
最大トルク | 2.8kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1380mm |
キャスター角 | 25.1° |
全長×全幅×全高(mm) | 2000×820×1070 |
シート高(mm) | 785 |
燃料タンク容量 | 11ℓ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 30km/ℓWMTCモード値 |
実燃費 | 28km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 308km |
初心者にオススメ度 | ★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★ |
DUKE390 KTM
数あるDUKEシリーズの中でも390はかなり変わっていてスパルタンです。
というのも125から390までの「スモールDUKEシリーズ」は共通の車体を使っているのですが、さすがに125ccも使われている車体に390cc(正確には373.2cc)のエンジンを積むにはかなり無理があったようで・・・。かなり無理矢理積んでいます。125から始まったスモールDUKEシリーズなので、うん、フレームと干渉するエキパイをへこませて無理やり積んでいます。フレームをへこませるほうじゃなくてよかったです・・・。
ということで、このサイズの車体に詰めるエンジンを超えているバイクなので「軽さ」「コンパクトさ」はこれ以上ないでしょう。
そういった意味では「もっともコンパクトで最もパワフルな400クラス」と考えることができます。
上の動画からもわかる様に、ネイキッドというよりもむしろモタード的な走り方が得意そうな印象です。
僕はモタードを「初心者に最もおすすめするバイクの種類」と考えているので初心者の方にもいいと思います。
DUJE390に乗れば「高速道路なんてつまらない。もっとカーブを曲がりたい」というバイクならではの楽しみを簡単に見つけることができるでしょう。
海外勢の400クラスネイキッドの中では最も完成度が高いと思います。
フルカウルモデルのRC390と比較すると選ぶのが難しくなりますが、KTMがもともとオフロードに特化しているメーカーということを考慮すると、モタードよりのDUKEの方がよりKTMKTMしていると考えられます。
ということですべての海外400の中で最もおすすめするDUKE390に乗りましょう。
これは絶対面白いですって。
新車価格 | 620000円 |
エンジン | 単気筒 |
排気量 | 373.2cc |
乾燥重量 | 149kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 44PS |
最大トルク | 3.7kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1357mm |
キャスター角 | 25° |
全長×全幅×全高(mm) | 2029×1267×836 |
シート高(mm) | 830 |
燃料タンク容量 | 13.5ℓ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 記載なし |
実燃費 | 27km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 364.5km |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★ |
VITPILEN 401(ヴィットピレン401) / SVARTPILEN 401ハスクバーナ | Husqvarna
この未来感の中にあるレトロ感とでも言いましょうか。他のバイクにはない雰囲気を持ってる感じがたまらなくいい・・・。
スペックとか気にしない、このスタイルとハスクバーナブランドでもうお腹いっぱい。せめてありふれた並列2気筒であってくれ・・・!
単気筒!!!!
ミドルクラスのビッグシングル!!!!完全に美味しいですよねこれ。
すべてのバイクを過去のものにしそうなデザイン、スポークホイール、なんだよもうこれ!グース350とSRと最新のCBとトロン混ぜて4で割ったようなデザインしやがって!超格好いいぞ!
ちなみにベースはKTMのDUKEなんです。
元々ハスクバーナはチェーンソー作ってる会社なんですが、ヤマハ的ノリなのかバイクも作ってまして、オフロードレースモデルに特化したメーカーなんですけど、BMW傘下になったときにオンロードモデルを作ったんです。NUDAというイカシタバイク作ったんです。NUDAのベースになったのがF800というBMWのバイクなんですが、最近KTMの傘下になってDUKEシリーズで同じことやっちゃったって感じですね。
SVARTPILEN(スヴァルトピレン)はスウェーデン語で「黒い矢」という意味で、世の中黒がいれば白があるわけで、「白い矢」がVITPILEN(ヴィットピレン)と言います。
- 「黒い矢」のSVARTPILEN(スヴァルトピレン)はバーハンドルでオフロードタイヤを履いています。
- 「白い矢」のVITPILEN(ヴィットピレン)はセパハンでオンロードタイヤを履いています。
セパハン、単気筒・・・いよいよグース350だな・・・。
初心者の方にはバーハンドルの黒い矢SVARTPILEN(スヴァルトピレン)をおすすめします。白い矢だとポジションがきつそうなので・・・。
そんな感じで大絶賛のVITPILEN 401(ヴィットピレン401) / SVARTPILEN 401ハスクバーナ | Husqvarnaでした。
ちなみに僕が「これは絶対売れるだろ・・・」と思う車種は売れません。「こんなん絶対売れないだろ・・・」と思った車種は売れます。僕はグローバルスタンダードから外れた、遅れた人です。(GSR250参照)
このバイクは絶対に売れる!!!
新車価格 | 777000円 |
エンジン | 単気筒 |
排気量 | 373cc |
乾燥重量 | 152kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 44PS |
最大トルク | 3.7kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1357mm |
キャスター角 | 25° |
全長×全幅×全高(mm) | × × × |
シート高(mm) | 835 |
燃料タンク容量 | 9.5ℓ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 記載なし |
実燃費 | 27km/L DUKE390参考 |
実燃費での航続可能距離 | 256.5km |
初心者にオススメ度 | ★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★ |
おすすめのネイキッドバイク400cc~1000cc未満のミドルクラス 大型自動二輪車免許
少し前までは最大の排気量帯だったミドルクラス~ナンハン~
1969年から1989年までは「国内で販売するバイクの最大排気量は750CCまで、最大出力は77PSまで」というメーカー側の自主規制が存在しました。2007年に出力に関するすべての自主規制が撤廃されました。
ですので1969年から1989年まではバイクの最大排気量は750ccだったということになります。これがおじさんが、
「このバイク、ナナハン?」
と聞いてくる理由です。ナナハンは長くバイクの最大排気量でしたので一般の方も知っているんですね。
大型バイクはスキルを身につけてから
日本の公道に丁度いいのは400ccと言われることがありますが、せっかく大型二輪免許を取得したら大型バイクに乗りたいものです。でもリッターバイクだとまだなんとなく不安・・・という方にこの排気量帯、つまり400cc以上1000cc未満のバイクがいいのではないかと思います。
とはいえ性能的にはとても公道で制御しきれるものではないので中型バイクにちゃんと乗ってスキルを上げてから乗るようにしましょう。
初めてのバイクが大型では、真に楽しいバイクライフを送ることはできません。しかもそのことに気づくことすらできないという恐ろしいことになるのでご注意を。
ここから先は「中型バイクでしっかりバイクの勉強したもんね!」という方のみ読んでいただければと思います。
いきなり大型バイクでは真に楽しいバイクライフを送る機会を永遠に失ってしまう5つ理由は>>>こちら
400cc以上1000cc未満の排気量帯のイメージ
ミドルクラスは、税金や保険料はもちろん、パーツ代や燃費に関してもリッターバイクと変わりません。ですので「大きい排気量が偉い」とか「大は小を兼ねる」と考えている人は選ばない排気量です。
わざわざ大型免許を取得しなければ乗れない排気量帯なので、400ccよりも選ぶ理由が少ない排気量帯と考えることができます。
ではどんな方がこの排気量帯を選ぶかというと
「バイクに排気量は関係ない。排気量ごとの楽しみ方がある。趣味を経済的な理由で諦めない(車検代、免許代)、自分がいいと思ったものを選ぶ」
という方ではないでしょうか。
つまり「趣味玄人」です。
他の排気量帯にももちろんベテランはたくさんいます。
- 「初めてのバイクは250cc」という初心者さん。
- 「リッターSSも一通り乗ってきたけど1周してきて250cc」というベテランさん。
- 「せっかく大型免許取ったから1201ccじゃい」という取り返しがつかない初心者さん。
- 「大型は無限に余裕があっていいなぁ・・・」というベテランさん。
それぞれの排気量帯に様々な初心者さんとベテランが混在していますが、初心者さんがミドルクラスを選ぶ理由はせいぜいデザインくらいのものだと思うので一番玄人率が高いと思われます。
ベテランではなく「玄人」というのがポイント。ただ乗ってる期間が長いだけの「期間だけベテラン」ではなく、バイクの楽しみを真に感じて楽しい運転をしているという意味での「玄人」。
そんな感じ。
ミドルクラスのネイキッドは中型の軽さ、機動性の良さとリッターのパワーのいいとこどりをしていると考えることもできますね。
250ccで走る止まる曲がるを身に着けた方、リッターSSでゴリゴリ走るのに疲れたベテランさんにもおすすめなのがミドルクラスネイキッドです。
CB650R ホンダ
引用元:https://www.honda.co.jp/CB650R/
CBのくせに単気筒のCB250Rが僕の中で最も評価が高い250ccクラスのバイクになってしまいましたがCB650Rはいかがでしょうか。
はい、もうかっこいいですね。参りましたね。「ちゃんと4気筒」ですしね。250Rもあれはあれで最高のバイクなんですが、なんだかんだCBは4気筒であり続けてほしいわけですよ。
特にこのエキパイがいい。CB400FOURを思わせるきれいな集合管です。
普通のバイクはエキパイを魅せるのが難しいのでそっと隠してしまいがち、それか「ありふれたデザインにして」その存在感を薄くすることが多いです。しかし、CB650Rに関しては完全に魅せにきてますよね。
まるで外装の様に自然に車体にマッチしています。このエキパイがあって初めてCB650Rという車体の機能美が完成しています。このバイクのアイデンティティになっている気さえしてくる美しさ。
フレームに囲まれていないのでエンジンとエキパイの美しさをダイレクトに鑑賞することができます。
ネイキッドらしいデザインの中に、ストリートファイター、ネオクラ、カフェ、などの雰囲気が息づいています。しかもそれらが絶妙なバランスで共存しています。
王道なデザインなんだけど、ショートテール、ショートマフラーで流行り抑え、ヘッドライトは超未来的・・・。すごいデザインのバイクが出たもんです。
ずいぶんCB650Rのデザインがど真ん中だなぁ・・・と思っていたら、デザイナーチームの方は「若手でもベテランでもない30代のチーム」が手掛けたそうです。
若手のCB125R、CB250RとベテランのCB1000Rに挟まれた立場のCB650Rを、まさに「真ん中世代」が手掛けたことでこんなに真ん中世代の僕にガンガン響くデザインになったのですわね!
30~40代諸君!
それと全国の背伸びしたい20代諸君!
ついでに若作りしたい40代~灰になるまでの諸先輩方!
このバイクです!
なんだか某田宮氏のようなことになりましたが、みなさんにおすすめということです。
- 灯火類がすべてLED(ナンバー灯まで)
- トラコン
- オプションでクイックシフター(僕はいらないけど)
- アシストスリッパークラッチ
- エマージェンシーストップランプ
など最新装備もツボを抑えてついています。後述するCB650FはCB650Rよりスポーティな見た目のにサスが正立です。CB650Rは倒立です。別に倒立にこだわりがあるわけではありませんが、「正立と倒立どっちがいい?」と聞かれたら「と・・・倒立かなぁ」と言っちゃうくらい人並みにミーハーではあります。うむうむ。
こりゃあ久々に直4に乗りたくなってきたなぁ・・・!
直4、ホンダ、CB、イケメン。すべてのライダーにおすすめです。フェンダーレスにしてバーエンドミラーつけたら即最高バイクじゃん!
こんなん400~1000ccまでの並列2気筒乗ってる場合じゃねーだろ・・・。
新車価格 | 979000円 |
エンジン | 直列4気筒 |
排気量 | 649cc |
車両重量 | 202kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 95PS |
最大トルク | 6.5kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1450mm |
キャスター角 | 25°30 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2130×780×1075 |
シート高(mm) | 810mm |
燃料タンク容量 | 15ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 31.5km/ℓ60km/h走行時 |
実燃費 | 22km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 330km |
初心者にオススメ度 | ★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★ |
NC750S ホンダ
引用元:https://www.honda.co.jp/NC750S/
コスパが高いことで有名なNC750Sです。
ABS、ETC、グリップヒータを含めてとツーリング楽々セットで見積もると400ccクラスよりもお安くなるというコスパお化け。
普通のバイクのガソリンタンクの場所は収納になっていて、小さめのフルフェイスヘルメットを入れられるほど。ツーリングをメインにしている方にはとっても素晴らしいバイクになっています。
NC750Sのタンクがタンデムシート下にある盲点
しかし、タンクはタンデムシート下なのでシートバッグを設置しづらいのがちょっとつらい。
特にロングツーリングではシートバッグが必須アイテムになるので、それが気軽に使えないのは盲点。タンク位置の収納が22Lに対して、僕が宿泊ツーリングで使っているシートバッグ容量が最大59リットルなので22Lではとてもとても・・・。宿泊先でもシートバッグを外さないのに、給油の度にシートバッグを外すなんてとてもとても・・・。
一見旅バイクに見えてロングツーリングには向いていないような気がしてきます・・・。
「バイクに荷物を積載する最適解はシートバッグ」を証明する7つの根拠は>>>こちら
バイクツーリング中の宿探しから部屋に入るまでの完璧段取りは>>>こちら
教習所でのNC750エピソード
僕が大型二輪免許で教習所に通っていたとき、第一段階はCB750、第二段階はNC750でした。
CB750はさすが名車、乗りやすくてかっこよくてウキウキで運転していました。
第二段階のNC750を僕はとっても楽しみにしていました。何故ならば2気筒のバイクに乗ることが初めてだったのです。しかも750ccの大排気量。今ままで味わったことのない「2気筒のトルク感」に胸膨らませてNC750を走らせ初めたのですが・・・。
CB750よりトルクがない。
今まで2速ノークラで走っていたところを、1速半クラにしないとうまく走れない・・・。4気筒よりトルクがない2気筒の存在意義って??(ちなみにCB750のトルクは6.5kgf・m、NC750は6.9kgf・mと数字上はNCの方がトルクがある)
その日の教習が終わったあとに
「教官殿!第二段階もCB750乗らせてもらうことはできないでしょうか!!?」
と号泣しながらお願いしましたが
「ならん!参ったかー!」
という具合で却下。
その後「1時限だけ400ccに乗ってみよう!やってみよう!」的な時間があり、久しぶりにCB400に乗ったのですが、その時限終わりで、
「教官殿!CB750は諦めますんで!なんとかCB400で大型教習してもらうことは叶わんでしょうか!!?」
とお願いしましたが
「ならん!参ったか-!」
という具合で却下。
NC750よりCB400の方がずっと楽しい乗り物でした。まだ大型免許を持っていない教習所の段階で「二度と乗らないバイクランキング第一位」になったNC750でした。
コスパ厨の僕が見向きもしないコスパ最強バイク、NC750。おすすめするとしたら「観光地までの移動手段としてバイクに乗る日帰りツーリングっぽい何か」が好きな方くらいですかね。
ぼくにとってはそれくらいつまらないバイクでした。コスパの「パ」に、走行性能や楽しみとしてのパフォーマンスは一切見いだせませんでした。
新車価格 | 759000円 |
エンジン | 並列2気筒 |
排気量 | 745cc |
車両重量 | 228kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 54PS |
最大トルク | 6.9kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1520mm |
キャスター角 | 27°00‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2215×775×1130 |
シート高(mm) | 790mm |
燃料タンク容量 | 14ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 42.5km/ℓ60km/h走行時 |
実燃費 | 27km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 378km |
初心者にオススメ度 | ★ |
バイク通にみられる度 |
CB650F
引用元:https://www.honda.co.jp/CB650F/
こちらもCB650R同様、CB400FOURを思わせる美しいエキパイを持っています。
スタイルはより近未来ぽく、ストリートファイターっぽいですが登場はCB650Rよりも5年はやく、2014年のでデビューです。
カワサキの最新のZシリーズのような戦闘的なフェイスですが、このエキパイはCB650Rの方が似合いますかね。
CB650Rよりも若干重く、タンク容量も多く乗車姿勢もマイルドであることからCB650Rよりはよりスポーツ、こちらのCB650Fはよりツアラー的側面が強いのではないかと想像します。
とはいえ軽微な差ではあるので最終的には見た目で選ぶのが一番平和です。
新車価格 | 923,400円 |
エンジン | 直列4気筒 |
排気量 | 648cc |
車両重量 | 208kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 90PS |
最大トルク | 6.5kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1450mm |
キャスター角 | 25°30 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2110×780×1075 |
シート高(mm) | 810mm |
燃料タンク容量 | 17ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 31.5km/ℓ60km/h走行時 |
実燃費 | 23km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 391km |
初心者にオススメ度 | ★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★ |
CB750 ホンダ
引用元:https://www.honda.co.jp/pressroom/products/motor/cb_o451/cb750_1992-02-20/?_ga=2.190010985.317589831.1588247282-720399115.1586956306
昔のCB750が出てくるライデックスはこちら⇑
CB750は本気で遡ると1969年のDREAM CB750FOURまで行ってしまうのですが、ここでおすすめするのは1992年~2008年まで生産されていたCB750Tというモデルです。
ネイキッドらしいネイキッドで、耐久性の高さ、保守的なデザインと操作性から教習車としてもおなじみです。
多くの教習生が違和感なく走り始められるのはCB750の懐の深さを表しているのだと思います。
ネイキッドでナナハン、そしてCB。大型バイクのスタンダードモデルとも言えるバイクではないでしょうか。
新車価格 | 766500円 |
エンジン | 直列4気筒 |
排気量 | 747cc |
車両重量 | 235kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 75PS |
最大トルク | 6.5kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1495mm |
キャスター角 | 26°00 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2155×780×1100 |
シート高(mm) | 795mm |
燃料タンク容量 | 20ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 27km/ℓ60km/h走行時 |
実燃費 | 19km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 380km |
初心者にオススメ度 | ★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★ |
MT-07 ヤマハ
引用元:https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/mt-07/color.html#03
発売が先、排気量が大きく、非常に珍しい3気筒を積んだMT09の影に隠れている感じが否めませんが、こちらのMT07はマニアの間でMT09より評価が上とも囁かれている良モデルです。
MT09の3気筒エンジンはもちろん新設計なのですが。MY07の2気筒エンジンもなにかの流用ではなく新開発されたエンジンです。
2気筒の特性を活かすために、徹底的に軽く作られた車体は運動性能が高く、軽いということはパーツも減るので、コストダウンにも寄与し、初年度の車体価格は税込みで70万円を切っています。2015年には大型二輪の中で最も売れたバイクになりました。
軽さを求めたので、最新バイクについている電子制御装置をほとんどつけずに売り出したのもコストダウンに大きく寄与しました。もろもろの電子制御装置は「あったらあったでそれはいいこと」だけれども「ないと困る」というものではないと僕は思っています。
そうしたライダーに「別にそんなのなくても安ければ問題なし」と大きく受け入れられたのではないかと思います。
2気筒なので燃費も良く、安いのにヤマハのハンドリングなのでこのクラスで実質的(バイクで走る喜び的な意味で)なコスパが最も高い車種だと僕は思います。
最新のデバイスを捨てて、基本性能の高さに特化し、コストダウンを成功させた名バイク。楽しくないはずがないです。「国産3気筒に乗ってみたい!」というミーハー心がないかたはMT09よりもしっくりくるかもしれません。
新車価格 | 792000円 |
エンジン | 並列2気筒 |
排気量 | 688cc |
車両重量 | 183kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 73PS |
最大トルク | 6.9kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1400mm |
キャスター角 | 24°50 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2085×745×1090 |
シート高(mm) | 805mm |
燃料タンク容量 | 13ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 38.4km/ℓ国交省届出 |
実燃費 | 26km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 338km |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★ |
XSR700 ヤマハ
引用元:https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/xsr700/gallery.html
中身はMT07と同じです。MT07が「ガンガンコストダウンしていいバイクを作った」のに対して兄弟車のXSR700は性能ではなく、「おしゃれ方面」にコストを掛けています。
質素な(といってもかっこいいですが)服を来たMT07にきれいなお洋服を着せてあげたという感じ。おしゃれバイクを出すイメージが強いヤマハらしい発想です。他のメーカー(某honda)であれば「フルカウル付けたよ!SSだよ!」とかやっちゃうところを同じネイキッドでスタイル違いを出すところが好感もてますね。
すぐ上の排気量にXSR900がいるのですが、こちらもMT09のおしゃれバージョンです。しかしXSR700はXSR900よりもオーナーが着せたいお洋服を着せてあげられる幅が広いです。
特にシートフレームを1つにせず、セパレートにしてあるのでソロシートをつけたりと本来はフレームを切断するしかないような心臓に悪いカスタムを健康的に行うことができます。シート、フェンダーを選べる幅が広がるとカスタムの幅が段違いに広がります。
まさに「SR以来のカスタムベースに向いているバイク」ではないでしょうか?
新車価格 | 916300円 |
エンジン | 並列2気筒 |
排気量 | 688cc |
車両重量 | 186kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 73PS |
最大トルク | 3.9kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1405mm |
キャスター角 | 25°00 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2075×820×1130 |
シート高(mm) | 835mm |
燃料タンク容量 | 13ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 38.4km/ℓ国交省届出 |
実燃費 | 24km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 312km |
初心者にオススメ度 | ★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★ |
MT-09 ヤマハ
引用元:https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/mt-09/color.html#02
MT09が出てくるライデックスはこちら⇑
2014年、衝撃を持って迎えられたMT09。何が衝撃だったかというととってもわかりやすくて、エンジン。3気筒というだけで衝撃です。国産バイクで3気筒はかなりの衝撃です。トライアンフやMVアグスタなどかなりマニアックな一部の海外メーカーでラインナップがありましたが、国産メーカーに限ると4stではちょっと思いつかない・・・調べてみるとヤマハのGX750(1976年)。これは知らんわ。初めましてだわ。
というわけでほぼ初めましての国産4st3気筒がヤマハから出たのでもう大変。しかもデザインがクッソかっこいい。これはネイキッドと呼んで良いものなのか?ストファイ?モタード?場内騒然としている間にMT09は、「RED DOTアワード」「iFデザインアワード」「okoblo的痺れましたで賞」という3つの世界的デザイン賞を受賞して一躍「超かっこいいバイク」としての地位を確立しました。
車体が軽いことで2stのようなロケットダッシュができて、車体のコンパクトさとアップライトな乗車姿勢からモタードのような乗り味。日本の峠道に最も適している車体かもしれません。
というかMT09欲しいんです僕。今乗っているXB9Rというバイクが暑さでやられて何度も入退院を繰り返している間にMT09の見積もり取るところまでいきましたが、9Rが復活したのでまだ買っていませんが、いずれは・・・。2017のグレー×イエローが格好良すぎ。
CBR250RもRC390もDUKE390もCB650RもGS1200SSも乗りたいしなぁ・・・。まぁ一番乗りたいのはやっぱりXB9Rなので他はそのうち。
新車価格 | 1023000円 |
エンジン | 直列3気筒 |
排気量 | 845cc |
車両重量 | 193kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 116PS |
最大トルク | 8.9kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1440mm |
キャスター角 | 25°00 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2075×815×1120 |
シート高(mm) | 820mm |
燃料タンク容量 | 14ℓ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 29.4km/ℓ60km/h走行時 |
実燃費 | 20km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 280km |
初心者にオススメ度 | ★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★ |
XSR900 ヤマハ
引用元:https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/xsr900/gallery.html
MT09のネオクラシック、ネオレトロ版です。中身は同じ。
MT07がXSR700になったときと全く同じ理由でXSR900もMT09よりも高くなっています。外装に手をかけております。
ドカティのスクランブラーやBMWのRnineTなど、昔のバイクに最新の装備を施したバイクが最近多いですよね。
MTがモタードよりである一方でこちらはネイキッドさを残しつつかっこいいですね。
WindowsユーザーやAndroidユーザーはMTで、MacやiPhoneユーザーはXSRという感じです。ごめんなさい適当言いました。
MTと同じで街乗りからロングツーリングまで過不足なく楽しめるいいバイクだと思います。カフェが似合う分街乗りはMTよりいいかも。また適当言いました。
Z650 カワサキ
引用元:https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/z650/
sugomiデザインとという言葉を初めて知ったときは「悪ノリでだっせぇ造語作ってんなぁ・・・」と呆れましたが、その後カワサキの車両を説明する記事などで当たり前のように「sugomisugomi」書いてあるのでそんなにこんなダサイワードは一般的なの?と思っていたら、カワサキが「うちのバイクはsugomiデザインでーす」と言い初めたのだとわかり血の気が引きました。
「凄みがあるデザイン」「凄みデザイン」ならまだわけるけど「sugomiデザイン」って・・・。何語だよ。戦争負けたからってそこそこまで落ちぶれる必要ないんじゃないのと思いますがまぁメーカーさまが使っているんだから仕方がない。
で、sugomiデザインのZ650でやんす。ヘッドライトがカクカクしていてケツが上がっていればsugomiデザイン。otokoカワサキ。kannjiを横文字変換。
いやーsugomiがダサすぎてバイクが入ってきませんね。
バイクが凄んでてもなぁ。煽り運転でもするんか。
新車価格 | sugomi円 |
エンジン | sugomi |
排気量 | sugomicc |
車両重量 | sugomikg |
始動方法 | sugomi |
最大出力 | sugomiPS |
最大トルク | sugomikgf・m |
変速機形式 | sugomi速リターン |
ホイールベース | sugomimm |
キャスター角 | sugomi° |
全長×全幅×全高(mm) | sugomi×sugomi×sugomi× |
シート高(mm) | sugomimm |
燃料タンク容量 | sugomiℓ |
燃料の種類 | sugomi |
カタログスペック燃費 | sugomikm/ℓ |
実燃費 | sugomikm/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | sugomikm |
sugomi度 | ★★★★★★★★★★ |
sugomiにみられる度 | ★★★★★★★★★★ |
ER-6n カワサキ
ER-4nの排気量多いバージョンです。ERはおそらくヨーロッパのことで、「n」はネイキッドの「n」です。ということはネイキッドではないバージョンもあります。
ER-6fというモデルがあり「f」はフルカウルバージョンです。
ER-6nの外見は4nと似ていて、一見するとスズキのダサイバイクのようですが、よくよく見るとちゃんとカッコいい、たしかにヨーロッパ受けしそうなデザインになっていますね。特に車体の真ん中に付けられたリアサスがいい感じです。オフセットレイダウンリアサスペンションというらしいです。
このリアサスを使うと、コーナーの奥で踏ん張れるようになり、車高を下げることができるそうです。ヨーロッパで女性に人気があったのは足つきが良いということもあったのでしょうか。
ストリートファイタースタイルが流行る直前のなんとなく柔らかい感じのデザインでいい感じだと思います。
中古車は少ないですが、カッコいい割に人気がないので安く手に入れることができるのでおすすめに入れてみました。
sugomiとダサイコンセプトがないので、日常の足からロングツーリングまで等身大で付き合いたい方におすすめです。
ちなみに海外モデルです。国内正式販売はされていなかったと思います。
新車価格 | 鋭意調査中 |
エンジン | 並列2気筒 |
排気量 | 649cc |
車両重量 | 206kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 72.1PS |
最大トルク | 6.5kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1410mm |
キャスター角 | 25° |
全長×全幅×全高(mm) | 2110×770×1110 |
シート高(mm) | 805mm |
燃料タンク容量 | 16ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 不明 |
実燃費 | 22km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 352km |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★ |
W650 カワサキ
W650が出てくるライデックスはこちら⇑
W650はネイキッドというよりも「レトロ」「クラシック」「ストリート」などのジャンルになるかと思いますが忘れそうなのでここで紹介しておきます。
どこか懐かしい、古めかしいデザインのジャンルですね。エストレアとかSRなどと同じジャンルに属するかと思います。カワサキさん風にいうと「furumeデザイン」ですかね。
Wシリーズは、カワサキが吸収したメグロという会社のバイクまで遡ります。1960年のバイクなのでとても古いですね。それからなんやかんやありましたが基本的なデザインはずっと継承されているモデルです。
1992年にエストレヤがメグロのデザインをオマージュした感じで発表され、これがヒットしたのでW650、W400、W800という順番で車種が増えていきました。
Wシリーズは他のバイクとは違い雰囲気があるバイクなので根強いファンが多いです。
ライバル車はヤマハの「SR」ですが、免許区分が違うことやSRは比較的カスタム熱が盛んな若い世代、W650は落ち着いた紳士に好まれるような棲み分けができていたような気がします。ですので正確には「ライバル」というよりも「同じジャンル」ですかね。
停まっているW650があるとついつい珍しいバーチカルツインエンジンをアイデンティティーとする、美しく、力強いデザインに目が行きます。
「SR的なバイクに乗りたいけど、もう年だしなぁ・・・」というアンチ若作りな素敵な中年の方に最もおすすめするバイクの1つです。もちろん男女問わず。
「650」だけれども実際はそれよりも多い675ccあるのも余裕がある感じがして好印象です。
新車価格 | 686000円 |
エンジン | 並列2気筒:バーチカルツイン |
排気量 | 675cc |
車両重量 | 211kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 48PS |
最大トルク | 5.5kgf・m |
変速機形式 | 5速リターン |
ホイールベース | 1465mm |
キャスター角 | 27° |
全長×全幅×全高(mm) | 2180×780×1075 |
シート高(mm) | 800mm |
燃料タンク容量 | 14ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 37km/ℓ国交省届出 |
実燃費 | 22km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 308km |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★ |
ZEPHYR750 カワサキ
ゼファー750が出てくるライデックスはこちら⇑
カワサキのネイキッドらしいネイキッド、sugomiデザインではないのでホッとしますわ!
ゼファー400の成功を受けて1990年に発売されたゼファー750はカワサキのバイク部門の経営を救ったZ1のオマージュです。
バイクらしいバイクです。説明がすごくあっさりしているのは僕が興味がないせいです。なぜかカワサキのこういうネイキッドネイキッドしているバイクは興味がないんです。いい年こいた茶髪の汚いおっさんが多く乗っているせいかもしれません。CBはカッコいいと思うんだけど不思議なもんです。
生産はさせていませんが、まだまだ現役の車種なので紹介しました。
750RSというスポークホイールを履いたモデルもあります。
新車価格 | 659000円 |
エンジン | 直列4気筒 |
排気量 | 738cc |
乾燥重量 | 206kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 68PS |
最大トルク | 5.5kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1460mm |
キャスター角 | 28° |
全長×全幅×全高(mm) | 2105×770×1095 |
シート高(mm) | 780mm |
燃料タンク容量 | 16ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 34km/ℓ国交省届出 |
実燃費 | 19km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 304km |
初心者にオススメ度 | ★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★ |
Z900RS カワサキ
引用元:https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/z900rs/
Z900RSが出てくるライデックスはこちら⇑
「なんか新しいネイキッドでねーかなー」と思いつつ、ゼファー750や古いZ系のバイクに乗っていたカワサキおじさんたちに突如舞い降りた天使がZ900RSです。ビキニカウルを付けた「Z900RS CAFE」という「え?カフェ?どの辺が?」というカッコいいモデルもあります。
それまでのZ900は「デザインは置いておいて、デザインコンセプトとして卒倒するくらいダサイ」でおなじみの「sugomiデザイン」なので「昔ながらのネイキッド」ではありませんでした。謎に凄んじゃってますからね・・・。
sugondenaiデザインのZ900RSはsugomiデザインの自社バイクのみならず、250cc以上のバイクの新車販売台数で2年連続ぶっちぎりの販売台数を記録しました。
昔のデザインのバイクを最新技術で作る「ネオクラシック」というジャンルが最近ブームですが、まさに「日本のクラシックをネオにした、日本のネオクラ代表」と言えるでしょう。
往年の名車Z1をオマージュしたようなデザインですが、実際は
水冷
モノサス
キャストホイール
倒立フォーク
ラジアルマウントキャリパー
ウインカーが極小
フェンダーが現代風
などデザインに関わる多くの点でZ1などとは異なっています。
「Z1に似せよう」というのではなく「カワサキのネオクラを作ろう」というベクトルで開発が進んだのではないかと思います。
こういった点が「気に食わない」「全然ダメ」という層はそもそもどんなネオクラが出ても大事にしているZ1やゼファーから乗り換えることはないでしょう。思い切って「ネオ」部分を強くすることによって潜在的な購入意欲層を呼び起こしたことが販売台数の大躍進につながっているのだと思います。
「sugonでない、ネイキッドらしいネイキッドに乗りたいけど、Z1もゼファーも高いし古いもんなぁ・・・」というライダーが多くいて、それを見抜いたカワサキのsugonでない開発チームの先見の明が素晴らしいですね。
ネオ要素は嬉しい装備が揃っていて、
- ETC標準装備
- トラクションコントロール
- LEDヘッドライト
- ABS
が装備されています。このデザインの最新バイクが新車で買えることはとてもいいですね。見た目よし、性能良し、sugonでないの3拍子揃った良いバイクだと思います。
新車価格 | 1353000円 |
エンジン | 直列4気筒 |
排気量 | 948cc |
乾燥重量 | 215kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 111PS |
最大トルク | 10kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1470mm |
キャスター角 | 25° |
全長×全幅×全高(mm) | 2100×865×1150 |
シート高(mm) | 800mm |
燃料タンク容量 | 17ℓ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 28.5km/ℓ国交省届出 |
実燃費 | 20km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 340km |
初心者にオススメ度 | ★★★ |
バイク通にみられる度 | ★ |
Z900 カワサキ
引用元:https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/z900/
Z1000買おう!
以上!
新車価格 | sugomi円 |
エンジン | sugomi |
排気量 | sugomicc |
乾燥重量 | sugomikg |
始動方法 | sugomi |
最大出力 | sugomiPS |
最大トルク | sugomikgf・m |
変速機形式 | sugomi速リターン |
ホイールベース | sugomimm |
キャスター角 | sugomi° |
全長×全幅×全高(mm) | sugomi× sugomi× sugomi |
シート高(mm) | sugomimm |
燃料タンク容量 | sugomiℓ |
燃料の種類 | sugomi |
カタログスペック燃費 | sugomikm/ℓ国交省届出 |
実燃費 | sugomikm/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | sugomikm |
sugomi度 | ★★★★★★★★★★ |
sugomiにみられる度 | ★★★★★★★★★★ |
GSX-S750 スズキ
引用元:https://www1.suzuki.co.jp/motor/lineup/gsxs750am0/
僕が欲しいSSの一つであるGSX750Rのカウルなしバージョンです。
スズキのネイキッドらしい「かっこいいい」「いやダサイ」のバランスの真ん中、非常に危うい場所にいるデザインです。デザインの好みは人それぞれです。
ヘッドライトの下にあるポジションランプは「牙」を表しているそうです。
うん、シンプルに発想がダサイですね。
さすがスズキ。その発想が鳥肌モノ。僕が社長だったらデザイナーとGOサイン出した責任者の首をはねますね。
「なんで牙なの?sugomiたいの?なんなの?」と小一時間ですね。
デザインの評価はどうあれ、最新のSSと設計が同じですので性能的には申し分なし、むしろ公道を楽しむという部分にフォーカスするとSSよりも楽しめると思います。
低速時のエンストを防ぐ「ローRPMアシスト」がついているので低速時のエンストを防いでくれるので初心者の方にも安心です。牙がついているバイクとは思えないほど親切。スキルは身につきませんが。
牙の件ですっかりやる気を無くしたので説明はここまで。繰り返しになりますがデザインの好み、美的感覚はひとそれぞれです。だた僕は「牙」とかつけちゃう美的感覚が軽蔑するくらい嫌いというだけです。牙好きの方は是非乗って下さい。
新車価格 | 898000円 |
エンジン | 牙気筒 |
排気量 | 牙cc |
車両重量 | 牙kg |
始動方法 | 噛む |
最大出力 | 牙PS |
最大トルク | 牙kgf・m |
変速機形式 | 牙速リターン |
ホイールベース | 牙mm |
キャスター角 | 牙° ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 牙×牙×牙 |
シート高(mm) | 牙mm |
燃料タンク容量 | 牙ℓ |
燃料の種類 | 牙 |
カタログスペック燃費 | 牙km/ℓ |
実燃費 | 牙km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | km |
牙好きにオススメ度 | ★★★★★★★★★★ |
牙通にみられる度 | ★★★★★★★★★★ |
グラディウス650 スズキ
グラディウス650はSV650のエンジンベースの車両です。比較的安価なモデルのSV650に手を加え、高級志向、おしゃれ思考のバイクに仕上がっています。
思い切ったトラスフレームや、丸みを帯びた柔らかなデザインがとてもきれいですが、「SVベースの癖に高すぎない」といちゃもんをつけられ、あまり売れなかった悲しいモデルです。ちなみにグラディウス400と車体を共通にしているので「小さな体に大きなエンジン」という名探偵コナン的な素敵さも持っています。
Vツインなのでトルクも豊かで車体も軽く、初心者さんがも安心して身を委ねられる良いバイクだと思うので、不人気故、安い車体があればお買い得。
生産は終了していますが、現役バリバリに走れるのでおすすめしました。日本向けに生産されていなかったので珍しい車種です。
新車価格 | 840000円 |
エンジン | V型2気筒 |
排気量 | 645cc |
車両重量 | 205kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 72.1PS |
最大トルク | 不明 |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1445mm |
キャスター角 | 25°00 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2130×760×1090 |
シート高(mm) | 785mm |
燃料タンク容量 | 14.5ℓ |
燃料の種類 | オクタン価指定が91なのでレギュラーでもハイオクでもどちらでもいい。 海外モデルなのでハイオク推奨。 |
カタログスペック燃費 | 不明 |
実燃費 | 24km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 348km |
初心者にオススメ度 | ★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★ |
GSR750 スズキ
GSR600というモデルもあるのですが(面倒なので)、GSR600と車両価格が変わらないのにGSR750の方が排気量が大きいのに軽量なのでGSR750を紹介します。GSR600はお顔がちょとぶさいくですしね・・・。
エッジが効いた最近のネイキッドバイクですね。生産は終了していますがまだまだ現役です。
スズキが誇るSS、GSX-R750のエンジンの中低速向けに変更しています。ですので性能は申し分なし。
ABSは標準装備なので万が一のときも安心です。
とはいいつつ次世代のスズキの4気筒ネイキッドの主役にになれなかったバイクです。とりたてて紹介する部分がありません。
逆に考えるとまぁ無難なバイクではあるのかなと思います。
上で紹介した牙バイクの先代モデルです。牙がついていないだけまだマシです。
新車価格 | 898000円 |
エンジン | 直列4気筒 |
排気量 | 749cc |
車両重量 | 213kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 106PS |
最大トルク | 8.2kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1450mm |
キャスター角 | 25°20 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2115×785×1060 |
シート高(mm) | 815mm |
燃料タンク容量 | 17.5ℓ |
燃料の種類 | レギュラー/ハイオク |
カタログスペック燃費 | 不明 |
実燃費 | 18km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 315km |
初心者にオススメ度 | ★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★ |
TRIUMPH ストリートトリプル Street Triple トライアンフ
2007年に登場したトライアンフのネイキッド、ロードスターモデルです。
同じメーカーから同じような名前のスピードトリプルが出ていますがスピードは1050ccのネイキッド、ロードスターモデル。
- 排気量が小さい675がストリート
- 排気量が大きい1050がスピード
と覚えましょう。
このストリートトリプルはスポーツモデルの「デイトナ」のネイキッド仕様です。
トリプルというのは3気筒を意味していて、トライアンフというメーカーは3気筒のバイクを生産し続ける、3気筒モデルが多い珍しいメーカーです。3気筒の老舗といえるでしょう。
このストリート/スピードトリプルの最大の特徴は「デメキンヘッドライト」ではないでしょうか。すっごく個性的ですよね・・・。以前は丸目をしていましたが、最近はデイトナのように「涙目」「ツリ眼」のような形状に変わっています。美的感覚は人それぞれです。
現行のストリートトリプルは
- 最上位モデルの「ストリートトリプルRS」
- ミドルレンジの「ストリートトリプルR」
- フレンドリーな「ストリートトリプルS」
のラインナップになっています。
下記のスペック表はフレンドリーな「ストリートトリプルS」を基本にしますが、情報が足りない部分は旧型のストリートトリプルから引っ張ってきますので正確なものではありません。予めご了承ください・・・。まぁだいたいで!怪しい部分、引っ張ってきた部分に※しておきます。
新車価格 | 999000円 |
エンジン | 並列3気筒 |
排気量 | 660cc |
車両重量 | 188kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 95.2PS |
最大トルク | 6.6kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1410mm |
キャスター角 | 24.3° |
全長×全幅×全高(mm) | ※×765×1060 |
シート高(mm) | 810mm |
燃料タンク容量 | 17.4ℓ |
燃料の種類 | ※レギュラーOK/ハイオク推奨? |
カタログスペック燃費 | 約19km/ℓ |
実燃費 | ※21km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | ※367.5km |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★ |
Husqvarna スヴァルトピレン701 SVARTPILEN 701 /ヴィットピレン701 | VITPILEN 701 ハスクバーナ
250と401、そしてこの701が最大排気量になります。401と違い、ライドバイワイヤ、トラクションコントロールがついています。
ブレーキはもちろん?ブレンボ。マッドブラックになっているサイレンサーもクールでございます。
ちなみに401よりも60万円も高い価格設定です。差額でバイク買えるじゃん・・・。
この未来感の中にあるレトロ感とでも言いましょうか。他のバイクにはない雰囲気を持ってる感じがたまらなくいい・・・。
スペックとか気にしない、このスタイルとハスクバーナブランドでもうお腹いっぱい。せめてありふれた並列2気筒であってくれ・・・!
が、
しかし、
もちろん単気筒!!!!
ミドルクラスのビッグシングル!!!!完全に美味しいですよねこれ。
すべてのバイクを過去のものにしそうなデザイン、スポークホイール、なんだよもうこれ!グース350とSRと最新のCBとトロン混ぜて4で割ったようなデザインしやがって!超格好いいぞ!
ちなみにベースはKTMのDUKEなんです。
元々ハスクバーナはチェーンソー作ってる会社なんですが、ヤマハ的ノリなのかバイクも作ってまして、オフロードレースモデルに特化したメーカーなんですけど、BMW傘下になったときにオンロードモデルを作ったんです。NUDAというイカシタバイク作ったんです。NUDAのベースになったのがF800というBMWのバイクなんですが、最近KTMの傘下になってDUKEシリーズで同じことやっちゃったって感じですね。
701のベース車両はDUKE690です。
SVARTPILEN(スヴァルトピレン)はスウェーデン語で「黒い矢」という意味で、世の中黒がいれば白があるわけで、「白い矢」がVITPILEN(ヴィットピレン)と言います。
- 「黒い矢」のSVARTPILEN(スヴァルトピレン)はバーハンドルでオフロードタイヤを履いています。
- 「白い矢」のVITPILEN(ヴィットピレン)はセパハンでオンロードタイヤを履いています。
セパハン、単気筒・・・いよいよグース350だな・・・。
初心者の方にはバーハンドルの黒い矢SVARTPILEN(スヴァルトピレン)をおすすめします。白い矢だとポジションがきつそうなので・・・。
ちなみに僕が「これは絶対売れるだろ・・・」と思う車種は売れません。「こんなん絶対売れないだろ・・・」と思った車種は売れます。僕はグローバルスタンダードから外れた、遅れた人です。(GSR250参照)
このバイクは401と比べて高いからあんまり売れない!!!
新車価格 | 1355000円 |
エンジン | 単気筒 |
排気量 | 692.7cc |
乾燥重量 | 161kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 74.7PS |
最大トルク | 7.2kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1434±15mm |
キャスター角 | 25° |
全長×全幅×全高(mm) | × × × |
シート高(mm) | 835mm |
燃料タンク容量 | 12ℓ |
燃料の種類 | ハイオク(DUKEから推測) |
カタログスペック燃費 | 記載なし |
実燃費 | 22km/ℓ(DUKEから推測) |
実燃費での航続可能距離 | 264km(DUKEから推測) |
初心者にオススメ度 | ★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★ |
モンスター696 Monster 696 ドカティ
モンスターシリーズはイタリアのメーカー、ドカティのアイコンとも言えるスポーティなネイキッドモデルです。
モンスターは年式や排気量ごとに様々なモデルが出ています。このブログは主に初心者の方をメインターゲットにしているため、ここではシート高さが歴代最も低く、取り扱いが楽であると考えられるモンスター696について記載します。
1994年に最初のモンスター発表されて以来、初のフルモデルチェンジを施されたモデルなので「最初の新モンスター」とも呼ばれる歴史的なモデルでもあります。
モンスターシリーズの特徴は
- ドカティ伝統のL型ツインエンジン
- 美しいトラスフレーム
- スポーツネイキッドを作ったモデル
という感じです。
ドカティ伝統のL型ツイン
ドカティは伝統的にL型2気筒エンジンを使ってきました。
- BMWはボクサーツイン
- トライアンフは3気筒
- ハーレーはVツイン
- ドカティはL型ツイン
- モトグッツィは縦置きVツイン
というメーカーが得意とするエンジンがそれぞれありますが、ドカティといえばL型ツインということです。最近は一部ハイエンドモデルでV型4気筒も使っています。
美しいトラスフレーム
このフレームをどこかで見たような気がしているあなたの感覚は正しいです。250ccのところで紹介したホンダのVTRにそっくりですよね。デザインもエンジンも非常によく似ています。
それもそのはず、どちらもミゲール ガルーツィさんというデザイナーがデザインしています。
巷では「VTRはモンスターのパクリ」とか「モンスターのデザイナーがVTRをデザインした」ということが言われていますが、真実は少し違っています。
1988年にホンダに入社したミゲールさんがVTRをデザインした後、ドカティに移籍してモンスターを発表しました。その後、ミゲールさんが残したデザインをホンダの別のデザイナーが完成させてVTRを発表したという流れです。
どちらも素晴らしいバイクなので「どちらが先か」はもはやどうでもいいのですが、敢えて順番をつけるならば「デザインはVTRが先」「発表はモンスターが先」ということになります。
スポーツネイキッドというジャンルを作ったモデル
現在ではSSに迫る、SSと同等の性能を持っているネイキッドは多くあります。この始まりとなったのがモンスターです。ドカティは「玄人が乗る高性能なバイク」というイメージでした(今もこのイメージはありますが)ので最初のモンスターはもちろん「玄人が乗る高性能なネイキッド」でしたがネイキッドなのでフルカウルよりもずっとフレンドリーです。
SSのフレームにSSのエンジンを積んだハイパフォーマンスネイキッド。
そんなモンスターの中でも初心者に扱いやすいのが696ではないかと思います。
車体は400cc並、ややもすると250cc並みに小さく軽いです。小ささと軽さはコーナリング性能だけではなく、取り回しのしやすさにも直結する要素です。さらに696は歴代モンスターの中で最もシート高が低いので足つきが不安な方にもいいかと思います。
正直きちんとバイクにのれば足つきは関係ないのですが「どうしてもシート高は低いほうがいい」という方もいると思うので・・・。
バイクのあしつき問題を永遠に解決するたった6つの解釈は>>>こちら
特に
- 初ドカティ
- 初大型の方
- 女性
におすすめです。ただしドカティはメンテナンス代が高いということは覚えておきましょう。
パーツが高いということも関係していますが、これは日本のメーカーと海外のメーカーのバイク作りの考え方の差から来ています。
あくまで例え話ですが
日本のメーカーは
「メンテナンスをしなくても長い期間80%のパフォーマンスを出せる」
ように設計しています。
ドカティのような海外メーカーは
「メンテナンスを頻繁に行って常に100%のパフォーマンスを出す」
ように設計しています。
ですので海外メーカーはメンテナンスサイクルが短いのです。特にドカティはこの傾向が強いです。
例えば、エンジンのオーバーホールは日本のメーカーであればうまくいけば10万km以上行わないことが多いのに対してドカティは2万km指定です。
そんなことも考慮しながらモンスターを選んでいただければと思います。ちなみに「小さいビキニカウル」と「シングルシートカウル」がついている696+というプチ上位モデルもあります。
新車価格 | 1040000円 |
エンジン | L型2気筒 |
排気量 | 696cc |
車両重量 | 185kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 79.9PS |
最大トルク | 7kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1450mm |
キャスター角 | 24°00 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2058×780×1060 |
シート高(mm) | 770mm |
燃料タンク容量 | 15ℓ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 記載なし |
実燃費 | 23km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 345km |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★ |
KTM 690デューク 690 DUKE KTM
この排気量帯の最新のDUKEは790ですが、情報が多く、中古車も多く出回っていrうという理由でここでは1世代前の2016年発表DUKE5のDUKE690について記載していきます。
基本はネイキッドですが、モタード、ストリートファイターの雰囲気もあるカッコいいモデルです。
一部のSuperDUKEを除いて、DUKEは単気筒エンジンの「軽い」「小さい」という特性を最大限活かしている「軽い」「小さい」バイクです。
400cc以上の単気筒のバイクは「ビッグシングル」と呼ばれますが、現在のビッグシングルというジャンルで最も成功しているシリーズといえます。シングルでもKTMのバイクは無類の性能の高さを誇っているので、広い意味で言えば「KTMはもっとも単気筒エンジンで成功しているメーカー」といえます。
それはKTMが長年、エンデューロレースなどで単気筒エンジンを使ってきた実績があるからこそ成し得ることです。
単気筒の有利さ、面白さはなにもオフロードに限った話ではありません。きついコーナーでの倒しこみやS字複合コーナーの切り返し、そこからリアタイヤを潰しながらの立ち上がりに非常に有利、というか面白みがあります。
島国日本の道は「峠」という中国語にはない独自の漢字があるくらい起伏に富んでいるグネグネ道、ワインディングロードです。
ここでオンロードのビッグシングルを走らせて楽しくないはずがありません。むしろ「日本の公道を楽しく走るための設計」のような気さえしてきます。
そういった意味でKTMが誇るDUKEシリーズは排気量問わず、僕の目にとても魅力的にうつるのかもしれません。
走る
曲がる
止まる
バイクは楽しい。
日本の道は楽しい。
ということを教えてくれる意外な先生がオーストリアのモーターサイクルではないのでしょうか?
新車価格 | 825000円 |
エンジン | 単気筒 |
排気量 | 690cc |
乾燥重量 | 148.5kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 73.4PS |
最大トルク | 7.55kgf・m |
変速機形式 | 6 速リターン |
ホイールベース | 1466±15mm |
キャスター角 | 25°‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2186×843×1165 |
シート高(mm) | 835mm |
燃料タンク容量 | 14ℓ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 記載なし |
実燃費 | 22km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 308km |
初心者にオススメ度 | ★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★ |
ブルターレ800 BRUTALE 800 MVアグスタ MV AGUSTA
引用元:https://www.mv-agusta.jp/models/brutale-800-rr-america/
メタンコナスカッコいいでお馴染みのMVアグスタ。別名「バイク界のフェラーリ」またの名を「走る宝石」。これは「おすすめ」というより「こんな贅沢なバイクもあるよ」という紹介ですね。
で、デザインも性能も価格も色々メタンコナスのネイキッドモデル BRUTALE800。BRUTALE800の中でもモデルが別れていて、
- BRUTALE 800 RR AMERICA
- BRUTALE 800 RR PIRELLI
- BRUTALE 800 RR SCS / RR
- BRUTALE 800 ROSSO
の4つのラインナップです。
BRUTALE 800は798ccの3気筒モデル。フルカウルモデルのF3と同じエンジンを使っています。
上のグレードはBRUTALE 800RR。
BRUTALE 800 の派生モデルとしてDRAGSTAR 800というモデルもあります。
DRAGSTAR 800はBRUTALE 800よりも
・リアタイヤが太い
・シート高さが低い
・ボジションが前傾気味
・エンジンが高回転型
という違いがあります。
写真と動画は「イタリアのバイクなのに星条旗デザイン」という「日本国旗を持ってハーレーで登場する長渕剛」のような矛盾をはらんだ、メタクソかっこいいBRUTALE 800 RR AMERICAにしてみました。
アグスタでツーリングに行ったら目立つでしょうね・・・。僕の中では一番目立つメーカーですね。ただし転倒が怖くてコーナーで倒せんないよ・・・。
新車価格 | 2310000円 |
エンジン | 並列3気筒 |
排気量 | 798cc |
乾燥重量 | 175kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 141.9PS |
最大トルク | 8.87kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1400mm |
キャスター角 | 不明 |
全長×全幅×全高(mm) | 2045×875×全高不明 |
シート高(mm) | 830mm |
燃料タンク容量 | 16.5ℓ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 記載なし |
実燃費 | 14km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 231km |
初心者にオススメ度 | |
バイク通にみられる度 | ★★★★★★★★★★ |
V7 Ⅲ モトグッツィ
引用元:https://motoguzzi-japan.com/v7iii_Racer2020.html
紳士を目指すジェントルマンにはモトグッチがおすすめです。
ネイキッドカテゴリではないような気がしますが、W650と同じで忘れてしましそうなのでこちらで紹介します。
「こんな落ち着いたバイクもあるのね。あらいいですね。」くらいに紹介です。
モトグッチはイタリア最古のバイクメーカー。
モトグッチは他の多くのバイクメーカーを違って「スペック」に重きを置きません。伝統と、如何にジェントルにカフェでコーヒーを飲むかを重要視しています。
某メーカーと違い、モトグッチにはそういった信念があるので低い馬力を堂々と公表しています。馬力が高いことが大事なことではなく「なにを大切にしているか」が最も大事なことだと僕は思います。
ですのでエンジンはずっと「伝統の縦置きVツイン」です。その品のあるインパクトはパット見で「モトグッチのバイク」だとわかります。
速さ、ではなく「ゆっくり流れる時間」を大切にしたい日本紳士に最もおすすめする1台です。
※個人の主観です。
新車価格 | 1375000円 |
エンジン | 空冷縦置きV型2気筒 |
排気量 | 744cc |
車両重量 | 209kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 51PS |
最大トルク | 6kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1463mm |
キャスター角 | 不明 |
全長×全幅×全高(mm) | 2180×740×全高不明 |
シート高(mm) | 770mm |
燃料タンク容量 | 21ℓ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 不明 |
実燃費 | 22km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 462km |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★ |
おすすめのネイキッドバイク1000cc:リッタークラス 大型自動二輪車免許
「400cc以上、1000cc以下」にして大型のミドルクラスと同じカテゴリーに入れてもよかったんですが・・・。
「1000cc以上」にしてリッターオーバーと同じカテゴリにしても良かったんですが・・・。
「リッターバイク」という言葉があるのでなんとなく1000cc(1L)は節目的な、区切り的なニュアンスをもっている感じがしたので、敢えての「1000ccカテゴリ」として1000ccのバイクのみを紹介していきます。
と言いつつも厳密には998ccだったり、するわけなんですがその辺りは目を瞑っていただくといういい加減さでお送りしていきます。
「バイクなに乗ってんの?」
「え?ホンダのリッターネイキッド」
的な素敵な使い方ができるバイクたちということで・・・。
これまで「軽さが正義」とか「コンパクトな方がいい」とか書いてきました。それが僕のバイクに対する考え方の根本であるのは間違いないのですが、リッターネイキッドくらいになるとそんな考え「スロットル一捻りで吹っ飛ばされそう」なパワーと迫力がありますわなぁ・・・。
基本的にメーター振り切っている人や物が好きなので、文字通りメーター振り切っちゃてるリッターバイクは大好きです。
ネイキッドなんてカウルがついていない時点で高速巡航はきっついはずなのに、高速巡航なんてしないはずなのに1Lものエンジン積んじゃうなんてメーター振り切ってるじゃないですか?
積載性?
静音性?
燃費?
コスト?
無駄?
持て余す?
おどれはリッターに乗る資質はないようじゃのぅ!!!
実用性無視!趣味全開の「リッターネイキッド」をどうぞどうぞ・・・。
CB1000R ホンダ
引用元:https://www.honda.co.jp/news/2018/2180308-cb1000r.html
CB1000Rが出てくるライデックスはこちら⇑
CB125R、CB650Rが僕の中でグイグイ来ている新しいCBシリーズですがついに1000ccの大台です。
CB1000Rはいかがなもんでしょうか。期待に胸が張り裂けそうです。
デザインはこれぞリッターネイキッドという感じでどっしりしています。最近は流行りのナンバーステーがストファイ感を出しています。いちおう「ネオレトロ」とも呼べなくもない風貌ですが、レトロ感があるのはせいぜい丸目一灯である部分くらいでしょうか?
Z900RSあたりがライバルになりそうですが「ネオレトロレトロ」なZ900RSに対してCB1000Rは「ネオネオレトロ」という感じで棲み分けができていそうです。
もちろん最新装備も充実
- ABS
- スロットルバイワイヤ
- 走行モード切り替え
- トラクションコントロール
- スリッパークラッチ
- クイックシフター
- フルLED灯火
- 大型液晶メーター
と、二郎で行ったら「カタメ、メンマシ、ヤサイマアブラシマシ、カラメ」くらいの全部盛りです。
海外向けにはメーターバイザーやシングルシートカウルがついたCB1000R+というモデルもあるようです。
引用元:https://www.honda.de/motorcycles/experience-honda/news-and-events/2019-03-27-cb1000r–limited-edition–.html
メーターバイザー・・・シングルシートカウル・・・「+」・・・
ドカティモンスターのパクリかよ。
ホンダはダサイことしますね!わざわざ「+」にしなけれは良いのにね!ネーミングを考えろよ。正直なバカと言う感じ!恥を知れ恥を!
せっかく超かっこいいCB1000Rで気分良かったんですが「+」のせいで興ざめ。パクリバイクですこんなもん。ホンダのやることですかね。みっともねぇ。世界350台限定?こんなみっともねーもんいるかよばーか。
新車価格 | 1670900円 |
エンジン | 直列4気筒 |
排気量 | 998cc |
車両重量 | 212kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 145PS |
最大トルク | 10.6kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1455mm |
キャスター角 | 25°00‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2120×790×1090 |
シート高(mm) | 830mm |
燃料タンク容量 | 16ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 22.5km/ℓ国交省届出 |
実燃費 | 18km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 288km |
初心者にオススメ度 | ★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★ |
パクリ度(+モデルのみ) | ★★★★★★★★★★ |
CB1000 SUPER FOUR ホンダ
スーフォアの1000です。CBは1100や1300などどんどんリッターオーバーしていくのですが、ちょうど1000のCBもあります。
発売が1992年と少々古く、ギリギリではありますがお安くなっていることが多いので「バイク何乗っているの?」「ホンダのリッターネイキッド」枠で紹介させていただきます。
このバイクはホンダ社員が欲しいバイクを具現化したバイクだと言われています。しかもそれは性能的な意味ではなくて「見た目」的な意味で・・・。
バイク選びの最も大切な要素は見た目だと思っている僕に、このバイクはなんだか魅力的に見えます。
レーサーレプリカブームが終わって、ネイキッドブームに移行するかしないかくらいのホンダが「超絶見た重視」のバイクを作るなんて素敵じゃないですか。
で、ホンダ社員の欲しいバイクと、ユーザーが欲しいバイクが一致していたようで、CB1000SFはかなり売れました。確かにCBCBしているしSFSFしてますもんね。今乗っていてもかなりきまる1台だと思います。
「何乗ってるの?」
「CBの1000」
あら素敵。
新車価格 | 940000円 |
エンジン | 直列4気筒 |
排気量 | 998cc |
車両重量 | 260kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 93PS |
最大トルク | 8.6kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1540mm |
キャスター角 | 27° |
全長×全幅×全高(mm) | 2220×785×1130 |
シート高(mm) | 800mm |
燃料タンク容量 | 23ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 21km/ℓ60km/h走行時 |
実燃費 | 14km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 322km |
初心者にオススメ度 | ★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★ |
MT-10 ヤマハ
引用元:https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/mt-10/img/mt-10_gallery_001_2019_002.jpg
MT-07が2気筒、MT- 09が3気筒、ということでMT-10は4気筒です。きれいな流れです。
車体とエンジンはヤマハのフラッグシップSuperSport YZF-R1のものをベースにしています。
ですので
- トラクションコントロール
- クイックシフター
- スリッパークラッチ
- 出力モード切り替え
をがついていいます。更にR1にはついていなかった(必要なかった)クルーズコントロール機能もついています。
機能充実で、R1譲りの超高性能エンジン、それだけでモンスターバイクっぷりがわかるのですが、もっとわかりやすい点がありますよね。
このマッチョなボディにイケメンフェイスですよね。なんと言ってもこの特徴的で攻撃的なイケメンフェイスですよ。某トランスフォーマーの某バンブルビーそっくりです。
転倒時は瞬時に変形してライダーを受け止めてくれる機能がついているので安心です。sugomiデザインが泣いて逃げるかっこよさ。
きっとMT10も「sugomiデザインで設計しときましたんでー」なんていわれたら一瞬で冷めるんだろうなぁ・・・。言葉って大事。
ちなみにMT-10SPという上位グレードがあり、オーリンズのサスが付いてきたりします。
新車価格 | 1705000円 |
エンジン | 直列4気筒 |
排気量 | 998cc |
車両重量 | 210kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 160PS |
最大トルク | 11.3kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1400mm |
キャスター角 | 24°00 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2095×800×1110 |
シート高(mm) | 825mm |
燃料タンク容量 | 17ℓ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 23.4km/ℓ60km/h走行時 |
実燃費 | 14km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 238km |
初心者にオススメ度 | ★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★ |
GSX-S1000
引用元:https://www1.suzuki.co.jp/motor/lineup/gsxs1000am0/?page=style
スズキのフラッグップスーパースポーツGSX-R1000のネイキッドバージョンです。
こういったバイクの定石通り、中低速向けにギア比やエンジン特性を見直したものですが、フレームは新設計です。
そのままのフレームだとストリートを走るには剛性が高すぎたため、敢えて剛性を低くして扱いやすくしています。
フロントフェイスは相変わらずヘッドライト下に設けられたLEDが何故か「牙」を表現していて、その発想が究極ダサいです。
その意味不明な牙の上、つまりヘッドライト本体の上には極太の一本眉毛のようなデザインが施されており、
「牙の生えた両さん(こち亀)」感
を醸し出し、ヘッドライトまわりのダサさに拍車をかけています。
このデザインを解消する方法が2つあります。
1つはGSX-S1000からGSX-S1000Fに乗り換えること。
1つは新型のカタナに乗り換えること。
です。
GSX-S1000FはカウルがついたGSX-S1000です。「カウルがついたGSX-S1000ってGSX-R1000じゃないの?」と思ってしまいますが違います。
流れとしては
GSX-R1000→ネイキッド化→GSX-S1000→ネイキッドのままフルカウル化→GSX-S1000F
という流れです。つまりGSX-S1000Fはストリート向けのネイキッドの特性をもったまま、フルカウルの防風性能を獲得した「美味しいとこ取り」のバイクということです。
新型のカタナもこれと全く同じ発想です。ただし、カタナの場合はフルカウルではなくてハーフカウルになっています。
「牙」や「両さんスタイル」やネイキッドにこだわりがなければGSX-S1000Fか新型カタナを選ばれることを強く、強くおすすめします。
引用元:https://www1.suzuki.co.jp/motor/lineup/gsxs1000fam0/
GSX-S1000F
引用元:https://www1.suzuki.co.jp/motor/lineup/gsxs1000srqm0/
KATANA
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新車価格 | 1152800円 |
エンジン | 直列4気筒 |
排気量 | 998cc |
車両重量 | 209kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 148PS |
最大トルク | 10.9kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1460mm |
キャスター角 | 25°00 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2115×795×1080 |
シート高(mm) | 810mm |
燃料タンク容量 | 17ℓ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 25.3km/ℓ国交省届出 |
実燃費 | 17km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 289km |
初心者にオススメ度 | ★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★ |
KATANA カタナ スズキ
引用元:https://www1.suzuki.co.jp/motor/lineup/gsxs1000srqm0/
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1980年、ケルンのモーターショーで発表された初代カタナ。その衝撃波は地球を3周したと言われ「ケルンの衝撃」と世界史に深く刻まれました。
それから約40年の時を経て、スズキが再びケルンの地で新型のカタナを発表しました。
除幕演出に大失敗した笑撃派は地球を65周したとされ、「ケルンの笑撃」として僕の心に刻まれました。
除幕はリハーサルが大事ですが、あまり入念にやりすぎるとワイヤーと幕の取り付け部分が弱くなってしまいます。とはいえこの場合は念の為ワイヤーを3本程度設置していれば防げた事故なので間抜けとしか言いようがありません。
次回の衝撃のときは是非僕を呼んでいただきたいと思います。なんでも器用にこなす方です。
さて、新型カタナについてです、上の牙バイクで説明している通り、中身はGSX-S1000です。
違うのは外装のみといっていいくらいですので性能的には超ハイパフォーマンスです。
- キャリパーがブレンボ
- ABS
- 3通りに切替可能なトラクションコントロール
- エンスト防止のローRPMアシスト
がついていてもう安心モリモリ仕様です。
スズキは新型カタナを出すつもりはなかったようですが、
- イタリアスズキ
- イタリアのデザイナー
- イタリアのバイク誌
- イタリアのカスタムビルダー
が2017年のモーターショーに出品したKATANA3.0という車両があまりにも良かったのでスズキが市販化したという流れです。
ドカティなんかを見ると「イタリアのデザインはやっぱ何かが違うよなぁ・・・」と思いますが、KATANAもまたそんな「どっか違うイタリアデザイン」なんです。
そんな経緯があるので、KATANAの設計は完全に「見た目先行」。先に見た目を作って、そこにGSX-S1000の機能をぎゅうぎゅうに詰め込んでいく感じだったようです。
この「見た目最優先」というのは先述のCB1000と通じるものがあります。CB1000と同様、メーカーの好みとユーザーが求めていたものが一致したので新型カタナも大いに売れています。
GSX-S1000よりもこっちのほうがいいと思います。もうね、牙がね、無理なんですね・・・。
新車価格 | 1540000円 |
エンジン | 直列4気筒 |
排気量 | 998cc |
車両重量 | 215kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 148PS |
最大トルク | 10.9kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1460mm |
キャスター角 | 25°00 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2130×835×1110 |
シート高(mm) | 825mm |
燃料タンク容量 | 12ℓ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 23.8km/ℓ国交省届出 |
実燃費 | 20km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 240km |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★ |
Z1000 カワサキ
引用元:https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/z1000/
ネイキッドというかスーパーマッスルなストリートファイターですわね。相変わらずクソださい開発コンセプトの「sugimiデザイン」ではありますが、ここまでくるともうね、かっこいいから許しちゃうって感じですよね。
MT-10をトランスフォーマーと例えましたが、こちらはプレデターかトランスフォーマーの悪役の方ですね。
MT09は転倒時にトランスフォームしてライダーを受け止めてくれる機能がついていましたが、Z1000の場合は受け止めてくれるか微妙なところです。トランスフォームしたZ1000に止めを刺されるかもしれません。
受け止めてもらえるように、日頃から信頼関係を構築しておきましょう。
- スリッパークラッチ(過度なエンブレを逃がす)
- クラッチアシスト(クラッチ軽い)
- SHOWAサス
- ABS
高機能で高性能で「sugomiデザイン」を吹き飛ばすほど超かっこいいZ1000。他の大型Z sugomiシリーズなんか乗らずにZ1000に乗りましょう。
他の1000ccバイクと比べて、排気量が1043ccと若干高めです。
新車価格 | 1171500円 |
エンジン | 直列4気筒 |
排気量 | 1043cc |
車両重量 | 221kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 141PS |
最大トルク | 11.3kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1440mm |
キャスター角 | 24.5° |
全長×全幅×全高(mm) | 2050×790×1055 |
シート高(mm) | 815mm |
燃料タンク容量 | 17ℓ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 23km/ℓ国交省届出 |
実燃費 | 17km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 289km |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★ |
S1000R BMW
数あるリッターSSの中で最高峰と言われることが多いBMWのS1000RR。そのSS最高峰をネイキッド化したのがS1000Rです。
SSの最高峰のネイキッドバージョンなので最高峰ネイキッドの可能性が高いS1000R、いかがでしょうか。
S1000RRよりは最高出力が抑えられていますが、中低速、つまり公道で多用するエリアがつかいやすくなっています。サーキット仕様から公道仕様に・・・という感じです。とはいっても公道においてもオーバーススペックであることに変わりはありません。
公道にちょうどいいなんてことは大型バイクにあるわけがないのです。公道走行は高速道路に乗れる150ccのバイクでもオーバースペックと言えるくらいですからね。
大型バイクはそんなくだらないこと気にしないで、排気量も性能も、パワーもフライハイなんです。
大型バイクで通勤?125スクーターの方が楽だわ!そういうもんじゃないの!フライハイなの!
さて、意味不明な供述になってしまいましたが、S1000Rがどんな感じかというと・・・
サスは当然倒立、キンキラキンの倒立。ラジアルマウントされたブレンボのキャリパー。当然ブレンボ。ホイールはこのクラスによくある「スポーク風のやつ」。マフラーは純正でアクラポビッチ。これは当然ではありません。純正でアクラって何事?でBMWのアイコン的デザイン「アシンメトリーのヘッドライト」これかっこいいですよね・・・。右からと左からとで顔が変わるから写真撮るとき大変そう・・・。
まぁ早い話が「かっこいい」ということですわね。確かにBMWっぽいデザインでいいんですが、ぶっ飛び具合で上のZ1000とかMT10の方が好みです!変形するしね!S1000Rには変形機能はついていません!
ライディングモードはロード、ダイナミック、レインの3通りですが、雨の日なんてバイク乗らんねーよタコ!
レースしてる人は別かぁ・・・。
ETC、クルーズコントロール、ABS、ヒートグリップなどなど装備は最上級のものがついています。ヒートグリップいるか?
手っ取り早く性能の良いカクカクネイキッドが欲しいかたにおすすめ。僕はBMWのネイキッドに乗るならボクサーツインがいいので買いません買えません。うむうむ。
新車価格 | 1859000円 |
エンジン | 直列4気筒 |
排気量 | 999cc |
車両重量 | 206kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 165PS |
最大トルク | 11.4kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1440mm |
キャスター角 | 24.8° |
全長×全幅×全高(mm) | 2055×835×1110 |
シート高(mm) | 814mm |
燃料タンク容量 | 17.5ℓ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 記載なし |
実燃費 | 15km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 262.5km |
初心者にオススメ度 | ★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★ |
ブルターレ1000 BRUTALE 1000 MVアグスタ MV AGUSTA
引用元:https://www.mv-agusta.jp/models/brutale-1000-serie-oro/
アグスタは800の説明のところでお腹いパイなのですが一応1000もあるよということでほぼほぼコピペでお送りします。
メタンコナスカッコいいでお馴染みのMVアグスタ。別名「バイク界のフェラーリ」またの名を「走る宝石」。これは「おすすめ」というより「こんな贅沢なバイクもあるよ」という紹介ですね。
で、デザインも性能も価格も色々メタンコナスのネイキッドモデル BRUTALE1000。BRUTALE1000の中でもモデルが別れていて、
BRUTALE 1000 Serie Oro
BRUTALE 1000 RR
の2つのラインナップです。
BRUTALE 1000は998ccの4気筒モデル。フルカウルモデルのF4と同じエンジンを使っています。
アグスタでツーリングに行ったら目立つでしょうね・・・。僕の中では一番目立つメーカーですね。ただし転倒が怖くてコーナーで倒せんないよ・・・。
新車価格 | 6500000円 |
エンジン | 直列4気筒 |
排気量 | 998cc |
乾燥重量 | 186kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 208PS |
最大トルク | 11.9kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1415mm |
キャスター角 | 不明 |
全長×全幅×全高(mm) | 2080×805×全高不明 |
シート高(mm) | 845mm |
燃料タンク容量 | 16ℓ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 不明 |
実燃費 | 不明 |
実燃費での航続可能距離 | 不明 |
初心者にオススメ度 | ★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★★★★★★ |
おすすめのネイキッドバイク1000cc以上:リッターオーバー 大型自動二輪車免許
Q:何故バイクの排気量を上げるのでしょうか?
A:速く走る為です。
Q:カウルがついていないと風の抵抗で過度な高速走行はできませんよね?
A:YES
Q:では何故ネイキッドにリッターオーバーのモデルがあるのですか?
A:かっこいいからです。
Q:かっこいいんですか?
YES
YES
YES
!!!!
無駄ではない趣味とはなんでしょうか?
釣りや日曜大工など、成果物の発生する趣味は稀です。人は何故、成果物のない趣味を行うのしょうか?
それは「自分だけの精神的な成果物を宝物にしている」からです。
そういった意味では客観的にて成果物度が低ければ低いほど、趣味としての純度が濃くなっていくような気がします。
つまり、「無駄であればあるほど趣味度が高い」ということ。
ということで同じバイク乗りから見ても「無駄の塊」「趣味性の極地」、素敵で無駄な大型リッターオーバーネイキッドの時間です。
趣味論~趣味とは~は>>>こちら
CB1100
引用元:https://www.honda.co.jp/news/2018/2181220-cb1100.html
1969年DREAM CB750FOURから始まったCBシリーズ。途中でカウルがついたり、SUPERがついたり、水冷になったり様々な変化がありました。
しかし全てのCBは他の多くのシリーズ(もちろんホンダ問わず)と比べて、どのモデルも「CBだなぁ」とわかるデザインを保ってきました。
CBの中に脈々と本田宗一郎のDREAM CB750FOURの思想が流れていたのだと思います。現行車で最もその思想を色濃く受け継いでいるのがCB1100ではないでしょうか。
空冷、直ヨン。
このバイクはネオクラシックでしょうか。僕はそうは思いません。CBは途切れることなく現代に続くシリーズです。クラシックではありません。そしてCBは常にその車体を磨いてきました。よりCBらしくより良く。ですのでCBは常にネオなのです。
ではCBはなんなのか?
CBはCBなのです。そしてCB1100は特にCBなのです。
ところで「CB」って何かの略??
で、なんでした?CB1100ですね。うん。バイクらしいバイクバイクオブバイク。いや、>>>バイクオブバイクはカブなんですけどね。
現代のCBはキチンと空冷直ヨン。CB1100には「CB1100EX」「CB1100RS」というモデルが追加されています。
EXはクラシックさを増したモデルでRSはカフェレーサーっぽく仕上げたモデル。
よりCBCBするなら無印のCB1100かCB1100EXが良いと思います。何故ならばDREAM CB750FOURと同じスポークホイールだからです。EXだと更に2本出し左右マフラーになったりしていい感じですね。RSはいらないかな!
最新で、かつ渋いバイクに乗りたい方はCB1100で決まりです。Z900RSも同じ感じですがあっちはネオ感が強いですしね。
新車価格 | 1231200円 |
エンジン | 空冷直ヨン |
排気量 | 1140cc |
車両重量 | 256kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 90PS |
最大トルク | 9.3kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1490mm |
キャスター角 | 27° |
全長×全幅×全高(mm) | 2205×835×1130 |
シート高(mm) | 785mm |
燃料タンク容量 | 17ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 31.3km/ℓ60km/h走行時 |
実燃費 | 19km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 323km |
初心者にオススメ度 | ★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★ |
CB1300 SUPER FOUR ホンダ
引用元:https://www.honda.co.jp/CB1300/
脈々と無骨にCBらしさを受け継いでいるCB1100と別方向でCBの可能性を広げているのがCB1300SFです。
SFの歴史も長く、常にその長兄であり続ける1300は「CBらしさ」と同時に「スーフォアらしさ」を守っているようにも思えます。
SFがあればボルドールもあるわけで、1300SBもあります。
ボルドールはビキニカウルがついただけではなくスーフォアに比べて上半身が起きるポジションなのでボルドールもボルドールでボルドールらしさを追求しているのだと思います。
- スリッパ-クラッチ
- ABS
- ETC
- 充電ソケット
- グリップヒーター
などなど最新機能を惜しげもなく取り入れたCBのフラッグシップ。常に進化し続ける大型ネイキッドバイクの王道ではないでしょうか。
ちなみにブレンボとオーリンズを履いた「SPモデル」もありますが個人的にはおすすめしません。
最新のナイキシューズ履いた侍なんて魅力ないでしょ。
いや、面白いかも・・・!?
新車価格 | 1511400円 |
エンジン | 水冷直列4気筒 |
排気量 | 1284cc |
車両重量 | 268kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 110PS |
最大トルク | 12kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1520mm |
キャスター角 | 25°00 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2200×795×1135 |
シート高(mm) | 790mm |
燃料タンク容量 | 21ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 26.8km/ℓ60km/h走行時 |
実燃費 | 16km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 336km |
初心者にオススメ度 | ★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★ |
V MAX ヤマハ
Vmaxが出てくるライデックスはこちら⇑
「見た目重視」「コーナリング重視」「伝統重視」「快適性重視」など、それぞれのバイクが重視していることは様々ですが、Vmaxは「加速重視」です。
しかも文字通り「メーターぶっちぎりの加速重視」。加速感、エンジンを感じてもらうためにわざわざフレームの剛性を落としてエンジンを強調させるという徹底っぷり。
海外仕様についている「Vブースト」もVmax独自のもの。6000回転から徐々にブーストが始まり8000回転で全開になってぶっ飛んで行く胸熱仕様。仕組みは違えどCBのVTECのようなものですかね。戦艦ヤマトの波動エンジンみたいなもんです多分。とにかく胸アツ。
しかし両サイドにある「Vブースト用ですよー!」的な巨大なエアインテークはまさかのダミー・・・もう訳がわからないよ・・・。
ちなみにVブーストは国内仕様にはついていないのでご注意を。そのため最高出力が海外仕様と全く違います。もっとも出力が高いのがカナダ仕様と言われています。
Vmax乗りの間では
「どこ仕様?」
「カナダ」
「いいねぇ」
という会話があるんでしょうね。
NSRの「88ですか?」「88です」みたいな。かっこいいなぁ。
一見して普通のバイクと違うことがわかる車体ですが、このバイクはアメリカのドラッグレースを参考にしてアメリカを意識して作られました。
アメ車といえばV8エンジンですが、VmaxはV4。四輪がV8で二輪がV4なので納得?V4エンジンは開発費がかさむのでメーカーはあまり作ってくれませんから貴重なエンジンです。
ドカティのフラッグシップモデルもV4ですしね。V4はエンジンとしての1つの答えなのかもしれません。
2009年以降のモデルは排気量が1679ccそれ以前は1198cc。超絶大排気量。750ccのメーカー自主規制が撤廃されてから初の750cc以上の国内向けバイクです。初めが1198ccじゃびっくりしただろうなぁ。
「アメリカンタイプに乗りたいけどハーレーはみんな乗ってるからなぁ。」という方におすすめです。超絶大排気量V4エンジンのドロドロ感を楽しめます。
ちなみに燃費は極悪ですが、そこのメーター振り切ってていいですね。趣味のものに燃費を求めてはいけません。
新車価格 | 890000円 |
エンジン | V型4気筒 |
排気量 | 1679cc |
車両重量 | 311kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 151PS |
最大トルク | 15.1kgf・m |
変速機形式 | 5速リターン |
ホイールベース | 1700mm |
キャスター角 | 31° |
全長×全幅×全高(mm) | 2395×820×1190 |
シート高(mm) | 775mm |
燃料タンク容量 | 15ℓ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 16km/ℓ国交省届出 |
実燃費 | 13km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 195km |
初心者にオススメ度 | ★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★ |
XJR1300 ヤマハ
スタイル的にはホンダCB1300SF、エンジンが空冷なのでCB1100のライバルになるであろうヤマハのXJR1300です。
1984年に発売されたXJR1200からほとんど姿を変えていないネイキッドらしいネイキッドです。CB1300ではSPにのみついているオーリンズサスがついているので素の状態で高級走り仕様になっているのも魅力です。
雑に言えば排気量が大きいCB1100ですかね。雑過ぎますね。
ネイキッドらしいビッグネイキッドが欲しいヤマハ派の方はXJR1300一択でしょう。
新車価格 | 930000円 |
エンジン | 空冷直列4気筒 |
排気量 | 1250cc |
車両重量 | 245kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 101PS |
最大トルク | 11kgf・m |
変速機形式 | 5速リターン |
ホイールベース | 1500mm |
キャスター角 | 25°30 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2175×765×1115 |
シート高(mm) | 795mm |
燃料タンク容量 | 21ℓ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 21km/ℓ国交省届出 |
実燃費 | 15km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 315km |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★ |
ZEPHYR1100
ZEPHYRシリーズの中で最後発になった1100です。後発の利を生かして400(1989年)と750(1990年)をミックスさせたデザインでZEPHYRシリーズ集大成といえるモデルです。1990年にメーカーの排気量自主規制が撤廃されたので1100を出せました。14年間生産されましたが大きなアップデートはなくZEPHYR1100のまま生産中止になりました。
ZEPHYR1100RSというモデルはスポークホイールを履いていますし、ZEPHYR750と同じでZ1のオマージュです。しかしあくまでオマージュでありZEPHYRはZEPHYRとして超絶人気です。
大排気量を生かして余裕のあるツーリングができる名車ではないでしょうか。
新車価格 | 849000円 |
エンジン | 空冷直列4気筒 |
排気量 | 1062cc |
車両重量 | 265kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 86PS |
最大トルク | 8.5kgf・m |
変速機形式 | 5速リターン |
ホイールベース | 1495mm |
キャスター角 | 27° |
全長×全幅×全高(mm) | 2165×780×1115 |
シート高(mm) | 795mm |
燃料タンク容量 | 18ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 24km/ℓ国交省届出 |
実燃費 | 15km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 270km |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★ |
ZRX1200 DAEG ダエグ カワサキ
ZRX1200 DAEGが出てくるライデックスはこちら⇑
リッターオーバーにZRXは数種類ありますが、DAEGは最終モデルで集大成なので特に人気がありあます。
カワサキの水冷の方のネイキッドらしいネイキッドです。前述のZEPHYRは空冷です。ZEPHYRは5速、ダエグは6速。
ツーリングバイクのGPZ1100をベースにしたエンジンで馬力アップ、トルクアップ、軽量化を施して発売されましたが人気がでた一番の理由はZ1000R風のカラーリングではないかと思います。
ビキニカウルがついているので高速走行も楽で「ビッグネイキッドで高速ツーリングしたい」という方におすすめです。
相変わらずカワサキのネイキッドなので雑な紹介になりましたがとても人気でかっこいいバイクです。伝えたいのは割とそれだけだったりします。
新車価格 | 1120000円 |
エンジン | 水冷4気筒 |
排気量 | 1164cc |
車両重量 | 246kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 110PS |
最大トルク | 10.9kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1470mm |
キャスター角 | 24.5° |
全長×全幅×全高(mm) | 2150×770×1155 |
シート高(mm) | 790mm |
燃料タンク容量 | 18ℓ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 25.8km/ℓ国交省届出 |
実燃費 | 18km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 324km |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★ |
B-KING スズキ
スーパースポーツのカウルを外してネイキッド化するストリートファイターが流行り始めた2001年、東京モーターサイクルショーでスズキが「隼」のネイキッド版として出品したのがコンセプトモデルのB-kingです。
メーカーからストリートファイターが出たので、特にストリートファイターカスタムの先駆け、ヨーロッパでは大変な話題を呼びました。
このコンセプトバイクにはスーパーチャージャーがついていたのでドラッグレース大好き、「パワーこそパワー」のアメリカでも人気になりました。
しかし実際に発売されたのが2007年、コンセプトモデルの発表から6年も温めてしまいました。
2007年にはすでに各メーカーからストリートファイターのバイクが出ていたため、「新鮮味」は失われ、全く人気がでない不人気車になってしまいました。
さらに追い打ちをかけたのがリーマンショックと販売価格です。隼のネイキッド版なのに隼よりも高い価格設定で出してしまったので全く売れませんでした。ネイキッド化に伴って様々な工夫をしていますが「カウルを取った分安くなるよね」ということを当たり前に受け入れているユーザーには受け入れられませんでした。
不人気車ではありますが、その見た目のインパクトは絶大で、特に30km離れていてもB-kingと認識できるリアビューは圧巻です。
ラッパのように突き出した純正マフラーしかも2本出し。と200の極太タイヤ。このリアビューはB-kingのアイコン的存在になっています。
人と被りたくはないけど隼に乗ってみたいと言う方には隼がおすすめです。
隼は高いから・・・という方には隼がおすすめです。玉数が多いので価格は高くありません。
あれ?
新車価格 | 1580000円 |
エンジン | 直列4気筒 |
排気量 | 1340cc |
乾燥重量 | 239kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 183PS |
最大トルク | 13.5kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1525mm |
キャスター角 | 25°30 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2245×800×1085 |
シート高(mm) | 805mm |
燃料タンク容量 | 16.5ℓ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 不明 |
実燃費 | 15km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 247.5km |
初心者にオススメ度 | ★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★ |
BANDIT1200 スズキ
「スズキは油冷が独特だよね」ということで油冷ビッグネイキッド、BANDIT1200です。ただし2006年のモデルで油冷は終わり、その後は水冷に変わっています。
せっかく乗るなら油冷を選びたいところです。
デザインはなんとなくバリオスに似ていると感じるのは僕だけでしょうか?CBsfと同じような「伝統から少しはずれたネイキッドのデザイン」ですがCBとバリオスと言ったらバリオスに似ていると思います。フレームのせいか?
油冷が終わってからはハーフカウルモデルのBANDIT1200Sがでたりしましたが、一見隼っぽくも見えなくもないですが、一歩間違えるとGSR250の方に転がりそうな感じです。
スズキのバイクを見ていると「隼が隼のデザインで良かった」と思ってしまいます。
エンジンの冷却フィンが細かいのがカッコいいのでBANDIT1200をみかけた際はエンジンに注目してみてください。
新車価格 | 828000円 |
エンジン | 油冷直列4気筒 |
排気量 | 1156cc |
車両重量 | 238kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 100PS |
最大トルク | 7.4kgf・m |
変速機形式 | 5速リターン |
ホイールベース | 1480mm |
キャスター角 | 25°20 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2130×790×1095 |
シート高(mm) | 770mm |
燃料タンク容量 | 20ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 26.5km/ℓ国交省届出 |
実燃費 | 16km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 320km |
初心者にオススメ度 | ★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★ |
GSX1400 スズキ
バンディッド1200の後継がGSX1400です。最後の油冷です。なんだか寂しいですが最後の油冷。最大排気量で出したネイキッドが売れなかったので油冷終了になりました。
ノスタルジーと駆け抜けたい方はどうぞ。
新車価格 | 998000円 |
エンジン | 油冷直列4気筒 |
排気量 | 1401cc |
車両重量 | 253kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 100PS |
最大トルク | 12.8kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1520mm |
キャスター角 | 26°00 ‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 2160×810×1140 |
シート高(mm) | 775mm |
燃料タンク容量 | 22ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 28km/ℓ国交省届出 |
実燃費 | 15km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 330km |
初心者にオススメ度 | ★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★ |
RnineT BMW
RnineTが出てくるライデックスはこちら⇑
みなさんはBMWと聞いて何をイメージするでしょうか?
バイクの勉強をしている途中の方は車を想像するかもしれません。
車に詳しい方はプロペラ飛行機かもしれません。
BMWは航空機エンジンメーカーとして誕生し、二輪車を作ったあとで四輪車を作りはじめました。
あの青と白のエンブレムも飛行機のプロペラをモチーフにしたものです。
ではBMWのバイクと聞いてどんなバイクを思い浮かべるでしょうか?
最高峰のSSと名高いS1000RR?
世界一周バイクのGSシリーズ?
僕は何故かR nineTを思い浮かびます。
R nineTは比較的最近のバイクなのですが、クラシックなネイキッド、そして伝統のボクサーツインを積んでいるので「今最もBMWらしいBMW」ではないかと思っています。
遠目でみるとカフェっぽくもあるクラシカルで伝統的なデザインですが、近くで見るとアルミパーツが使われていたりと最新のバイクだということがわかります。
2連メーターに見えるメーターの真ん中には・ギアポジション・温度計(外気)・時計が液晶で表示され、Vmaxまでとはいきませんが目を引くエアインテークがエンジン横に配置されています。このバイクが単にクラシックモデルではないことを強調しています。
ABSは標準装備でトラクションコントロールはオプションで装着可能。
現在のBMWの多くのバイクが空水冷エンジンである中、珍しいR nineT空油冷なので「空油冷ボクサーツインエンジン」です。
XSR700と同じ様に、カスタムしやすいようにリアのフレームは着脱式になっています。純正ですでにカスタムしようがないくらいかっこいいのですが、普通のバイクよりもカスタムの幅、伸びしろが広い車種であると言えます。
ブレーキキャリパーはブレンボのものを備えています。フロントサスは残念ながら調整機構がついていないのですがリアはプリロード、伸び側、圧側調整が可能です。そんなバイクある?普通はフロントの方が調整の幅が広いんですがテレスコピックフォークだからですかね??BMWのサスはかなり特殊らしいので勉強が必要ですね。
最近のBMWには珍しく、荷掛けフックがついているのでロングツーリングも心配ありません。
カスタムの幅が広く、BMWらしさをもった空油冷ボクサーツインのR nineT、どんなシーンも楽しく駆け抜けていけそうなバイクです。
新車価格 | 2094000円 |
エンジン | 空油冷ボクサーツイン |
排気量 | 1169cc |
車両重量 | 222kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 110PS |
最大トルク | 不明 |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1476mm |
キャスター角 | 不明 |
全長×全幅×全高(mm) | 2105×870×1060 |
シート高(mm) | 805mm |
燃料タンク容量 | 18ℓ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 18km/ℓWMTCモード値 |
実燃費 | 19km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 342km |
初心者にオススメ度 | ★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★ |
Diavel ディアベル ドカティ
引用元:https://www.ducati.com/jp/ja/bikes/diavel/diavel-1260
イタリア・ボローニャ地方の言葉で「悪魔」を意味するディアベル。パット見の迫力で何故このバイクにそんな穏やかではない名前が付けられたのかわかります。
クルーザーなのかネイキッドなのかドラッガー系なのかはたまたアメリカンなのか?
どのジャンルに属するのか非常に難しいところではありますが、今後のバイク紹介記事から漏れそうなバイクなのでここで紹介しておきます。
こればっかりはちょっと乗り味が想像できません。Vmaxのようでもあるし、アメリカンばりにロー&ロングでエンジンもL型ツイン(多くのアメリカンはVツイン)、だけれども乗車姿勢はネイキッドで片持ちのスイングアーム・・・。
いろんなバイクを集めて全く新しいバイクを作ったような感じもしますが0から作った感じます。0からだろうなぁ。
知れば知るほどわからなくなって、わからなくなればなるほど魅力的に見えてきます。
お高いバイクなのであんまりディアベルのことは考えないほうが良いかもしれません・・・。
機能としては
- 3種類のライディングモードが選択可能
- ABS
- カラー液晶メーター
- スマートキー
- 240の極太リアタイヤ(ちょっと聞いたこと無いサイズ・・・)
- ライドバイワイヤ(電気的なスロットルコントロール)
- LEDヘッドライト
こんな感じでモリモリです。
余裕を持った悪魔的な走りがしたい(どんな走りかはわからない)方や悪魔の魅力にとりつかれたRGレイザーラモンさんのような方はどうぞ。
AMGやdieselとコラボしていたりするのでドカティ以上のネームバリューが付帯してくることもあります。
新車価格 | 2365000円 |
エンジン | L型ツイン |
排気量 | 1198.4cc |
乾燥重量 | 210kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 152PS |
最大トルク | 12.3kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1590mm |
キャスター角 | 28° |
全長×全幅×全高(mm) | 2235×860×1192 |
シート高(mm) | 770mm |
燃料タンク容量 | 17ℓ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 不明 |
実燃費 | 14km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 238km |
初心者にオススメ度 | ★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★ |
Streetfighter V4S ドカティ
ドカティのフラッグシップスーパースポーツ、パニガーレV4のネイキッド版がストリートファイターV4です。
パニガーレV4とハイパーモタードを足して2で割ってZ1000を振りかけてミッキーマウスのヘアバンドを付けたような姿です。
「一刻でも速くバーエンドミラーにしてくれ・・・」
と悲痛な叫びが聞こえてきます。
パニガーレV4は「世界で最もモトGPマシンに近い」といわれていますのでストリートファイターV4は「世界で最もモトGPマシンに近いネイキッドバイク」といえます。ネイキッドがモトGPマシン目指すものではないのですが必然的にそうなってしまいます。
「街乗りは125スクーターだ」「高速道路はツアラーだ」などというケースバイケースの正論を無視して「オンロードの走行性能」という意味では全てのネイキッドの頂点に君臨するのは間違いないかと思いでしょう。
199kgの車体に208PSのエンジンを乗せています。正気の沙汰ではありません。とても「一度乗ってみたいなぁ・・・」と軽い気持ちで願うことも恐ろしくなるくらいの0.9kg/psというパワーウエイトレシオです。
3億4000万円の車と比較してわかったバイクの恐るべき性能~パワーウエイトレシオ~は>>>こちら
機能としては最高装備が備わっています。
- ABS
- トラクションコントロール
- アンチウイリーシステム
- ローンチコントロール(ロケットスタート時のタイヤ空転防止装置)
- エンジンブレーキコントロール
- ウイング
- フル液晶メーター
- LEDヘッドライト
ストリートファイターV4Sという上位モデルにはフルアジャスタブルのオーリンズサスがついている上にリアサスとステアリングダンパーは電子制御でございます。
4分でわかる!世界一簡単なバイクのサスセッティングの考え方まとめは>>>>こちら
最近のSSには羽が生えているモデルが結構あります。整流効果やダウンフォースをかせぐ目的で付けられているウイングです。
ストリートファイターV4にもウイングついています。ネイキッドなのに・・・。すごい。270km/hで28kgのダウンフォースを発生させるらしいですがその前に風で飛ばされる自信があります。
購入したら速攻でバーエンドミラーを付けて270km/hアタックですね。
新車価格 | 2435000円 |
エンジン | V型4気筒 |
排気量 | 1103cc |
車両重量 | 201kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 208PS |
最大トルク | 12.6kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1488mm |
キャスター角 | 24.5°‘ |
全長×全幅×全高(mm) | 不明 |
シート高(mm) | 845mm |
燃料タンク容量 | 16ℓ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 不明 |
実燃費 | 不明 |
実燃費での航続可能距離 | 不明 |
初心者にオススメ度 | ★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★ |
モンスター1200 MONSTER1200
引用元:https://www.ducati.com/jp/ja/bikes/monster/monster-1200
ドカティのモンスターシリーズは排気量で刻んで無数にモデルがあるので最大排気量の1200について記載します。
シーリズ内で「エンジン形式」「デザイン」「軽くてコンパクトな設計思想」は共通ですのでどのモデルを選んでも問題ないかと思います。
最新のものは最新の電子デバイスが充実していて古いものはそうではないという認識でいいかと思います。
ちなみに最もシート高が低く、足つきが良いのは上で紹介している696になります。
1980年代は日本中、世界中がレーサーレプリカに夢中になり大ブームが訪れました。その中にあってドカティはもっとも得意とするL型ツインのスーパースポーツを生産し「上級ライダーのための上級バイク」を供給してきました。
しかし1990年初頭にはブームが収束し、カワサキのゼファーなどのネイキッドモデルが人気になっていきました。
変革をもとめられたドカティが発表したのが初代モンスター900でした。スーパーバイクからカウルを取ってネイキッドにした、相変わらず上級者向けのバイクでした。
ドカティファンは歓迎しましたが、「レーサーほどスパルタンではないネイキッド」を求めている一般ユーザーには合わなかったため、ドカティは試行錯誤を重ねました。その結果様々な排気量(日本の免許制度に配慮したモンスター400含む)のモンスターが誕生していき「スパルタンだけどフレンドリー」というモンスターの性格が確立していきました。
現在、その排気量の頂点にいるのがモンスタ-1200です。
標準装備で
- コーナリングABS
- トラクションコントロール
- ウイリーコントロール
- ライディングモード切り替え
- ライドバイワイヤー(電気的なスロットル開度検知)
- LED灯火類
- 高さ調整可能なシート
- ブレンボキャリパー
がついています。
上位モデルの「モンスター1200S」には更に
- クイックシフター
- フルアジャスタブルオーリンズサスペンション
- レーシングブレーキングシステム(ブレンボ)
- S用のY字型3本スポークホイール
- デイタイムランニングライトシステム
がついてきます。価格差は264,000円ですが、後付すればいくら掛かるかわからないほどの豪華装備ですのでこの価格差はコスパがいいと考えます。
モンスターとフレンドリーに付き合うも良し、獲物に飛びかかりそうなモンスターを上からねじ伏せようとするのも良し。あなたの生き方がどんなスタイルでも満足できるシリーズだと思います。
新車価格 | 1815000円 |
エンジン | L型2気筒 |
排気量 | 1198.4cc |
車両重量 | 211kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 147.9PS |
最大トルク | 12.9kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1485mm |
キャスター角 | 23.3° |
全長×全幅×全高(mm) | 2114×850×1125 |
シート高(mm) | 795mm |
燃料タンク容量 | 16.5ℓ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 不明 |
実燃費 | 18km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 297km |
初心者にオススメ度 | ★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★ |
スピードトリプル RS Speed Triple RS トライアンフ TRIUMPH
スピードトリプルは800ccのストリートトリプルの上位モデルです。
- 大きいほうがスピード
- 小さい方がストリート
と覚えましょう。
1994年に発売が開始されたスピードトリプルは多くのモデル、排気量があり煩雑複雑なのでここでは最新のスピードトリプルRSをメインに記載していきます。諸元もRSについて記載します。
モデル名の「トリプル」はもちろんトライアンフのアイコン的エンジン「3気筒エンジン」から来ています。トライアンフは伝統的に3気筒エンジンを使用し続けていたメーカーです。
ストリートトリプルは1994年は885cc、1999年は955cc、2005年は1050ccろ少しずつ排気量を上げています。中古車購入の際はしっかり年式と排気量を確認しないと目当てのものが手に入らない可能性が高いので注意しましょう。
大きな変化を年表にしてみます。
1994年 | 885ccでデビュー |
1997年 | デメキンスタイル確立 |
1999年 | 955cc |
2000年 | MI:2出演 |
2005年 | 1050cc 倒立フォーク マフラー左右2本出し |
2008年 | フロントキャリパーがニッシンからブレンボに変更 テールランプLED化 |
2011年 | 丸目2眼から目つき悪い2眼に変更 |
2012年 | 上位モデル「R」デビュー |
2016年 | 「S(スタンダード)」がデビューし「R」と併売スタイルになる |
2018年 | 「RS」デビュー |
無印=S<R<RS
ものすごく特徴的な、通称「デメキンヘッドライト」になったのは1997年のモデルチェンジ時です。ミッションインポッシブルでトム・クルーズが乗っていたバイクがスピードトリプルです。その圧倒的なデメキン感で「なんだトムが乗っているあのバイクは?かっこいいんだか悪いんだかわからんぞ!うん!かっこいい!」ということで人気が出ました。ちなみにトリニティが乗っていたのはドカティの996です。
RSはスピードトリプルの中で最高峰のモデルとされ
- 前後オーリンズサス
- ARROWマフラー
- ABS
- トラクションコントロール
- 5つのライディングモード
- クルーズコントロール
- スマートキー
- USB充電ポート
- 5インチフルカラーディスプレイ
- キーレスステアリングロック機構
が標準装備されています。
乾燥重量も1000ccクラスとは思えない軽さ(400cc並)で車体もコンパクトなので、取り回しはもちろん立っているキャスターのお陰でタイトコーナーでもヒラヒラ曲がっていけます。
大型バイク初心者の方や女性の方にもおすすめできるモデルかと思います。
新車価格 | 1948500円 |
エンジン | 並列3気筒 |
排気量 | 1050cc |
乾燥重量 | 189kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 150PS |
最大トルク | 11.7kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1445mm |
キャスター角 | 23° |
全長×全幅×全高(mm) | 2075×775×1070 |
シート高(mm) | 825mm |
燃料タンク容量 | 15.5ℓ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 不明 |
実燃費 | 14km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 217km |
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★ |
1290スーパーデュークR 1290 SUPER DUKE R KTM
KTMのネイキッド、DUKEシリーズの排気量の頂点に君臨するバイクです。
車名にSUPERがつくのでSUPERなDUKEです。うむうむ。
スモールDUKEシリーズは一貫して単気筒で超楽しそうですが、大型クラスのDUKEのエンジンは2気筒になります。
890と790は並列2気筒なのに対して1290 SUPER DUKE RはV型2気筒です。
このエンジン型式の違いもSUPERである所以ではないでしょうか。個人的には790はぶっちぎりの単気筒で、890と1290がVツインだと面白いかなと思ってしまいます。
ところで、1290 SUPER DUKE Rの愛称は「The BEAST(猛獣)」なんですが・・・ドカティのディアベル(悪魔)もそうなんですが最近ちょっと思うところがありまして・・・。
イングランドの「sinnis」というバイクブランドから125ccのグロムっぽいバイクがでたんですよ。このバイク見た目はとってもカッコいいんですが、名前が「AKUMA」なんですね。
いやめちゃくちゃだせぇな
しかしボブサップはさすがの豪華装備を搭載しています。
- スリッパ-クラッチ
- ライドバイワイヤー
- クルーズコントロール
- ブレンボキャリパー
- スマートキー
- カラーモニター
- クイックシフター(オプション)
- ブルートゥース接続
- BOSCH製コンバインドABS+バンクセンサー+トラクションコントロール
間違いなくDUKEシリーズ、KTMのバイク最高峰の車種ではありますが、個人的にシリーズ内で最も魅力を感じるのはDUKE390です。
それは僕にバイクのスキルが足りないからですが、ボブサップをバシバシしばき倒して乗れるという方は1290 SUPER DUKE Rがおすすめです。
新車価格 | 1999000円 |
エンジン | V型2気筒 |
排気量 | 1301cc |
乾燥重量 | 189kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 180PS |
最大トルク | 14kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1497mm |
キャスター角 | 25.2° |
全長×全幅×全高(mm) | 不明 |
シート高(mm) | 835mm |
燃料タンク容量 | 16ℓ |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 不明 |
実燃費 | 16km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 256km |
初心者にオススメ度 | ★★ |
バイク通にみられる度 | ★★★★★ |
ネイキッドバイクに合うおすすめのヘルメット
バイクヘルメットメーカー9社のイメージと9種のランキング は>>>こちら
ネイキッドに合うヘルメットを簡単に紹介しますが、ここまで紹介してきたようにネイキッドと一口で言っても様々な種類があります。いくつかの方向性に分けて紹介しますので参考にしてみてください。
ネイキッドに合うヘルメットを簡単に紹介しますが、ここまで紹介してきたようにネイキッドと一口で言っても様々な種類があります。いくつかの方向性に分けて紹介しますので参考にしてみてください。
あくまでも「バイクの勉強中で右も左もわからない!」という方向けに紹介しますので上も下もわかる方はすでに知っている内容になっています。
どんなネイキッドバイクにも合う無難なヘルメット
アライ、ショウエイというメーカーのフルフェイスタイプのヘルメットがもっとも無難です。信頼性、安全性、価格も高いです。
この記事で紹介した全てのネイキッドに無難に合います。特に、「ネイキッドらしいネイキッド」と表現したバイクにはピッタリです。
クラシック系のネイキッドバイクに合うヘルメット
「ネオレトロ」「レトロ」と表現したバイクにはレトロチックなヘルメットがよく合います。車体の色と合わせれば渋さが倍増します。
レトロチックなヘルメットの定義が難しいですが「頭にベンチレーションが付いていないor少ない」「原色を使っていない」とかこんな表現になるような気がします。リンク先のヘルメットのような落ち着いたデザインのものが良いかと思います。
KTMのネイキッドに合うヘルメット
KTMはもともとモトクロスレースでめっちゃ強いメーカーなので、その辺りの背景を理解して敢えてオフロードヘルメットを被ってもバッチりキマリます。
高速走行は苦手になりますので「ファッション」と割り切って使用しましょう。
ネイキッドバイクに合うおすすめのジャケット
プロテクターが入っているジャケットであれば何でも良いと思います。ただし、ホンダのバイクにモンスターエナジーのロゴが入っているものは合わないなど面倒なことがあるのでその辺りも少し意識してみてください。詳しくは>>>こちらを御覧ください。
メリット4つとデメリット2つ、おすすめのインナープロテクター は>>>こちら
バイクウエアがダサい問題~バイクウエアにおしゃれを持ち込む愚かさ~ は>>>こちら
ネイキッドバイクに合うおすすめのグローブ
ネイキッドらしいネイキッドのバイクにはレーシンググローブが似合います。長さがあるものは休憩中のヘルメットに収まりがわるいので短めのものがおすすめです。
レトロ系でしたらレーシングでではなく、落ち着いたレザーブローブが良いかと思います。
バイクグローブ、おすすめの5つの選び方 は>>>こちら
ネイキッドバイクに合うおすすめのパンツ
安全性、操作性だけを考えればレザーパンツ1択なのですが、抵抗がある方も多いと思うのでインナープロテクター、バイク用のデニムをおすすめしておきます。
バイクにレザーパンツをおすすめする4つの理由と4通りの選び方 は>>>こちら
DEGNER DP-27 バイク用デニムパンツを買ったけど結局レザーパンツを履いている件は>>>こちら
ネイキッドバイクに合うおすすめのブーツ
あなたのツーリングスタイルに合ったバイクブーツの選び方と僕のおすすめ1選は>>>こちら
安全性、操作性、見た目でもレーシングブーツが最もおすすめですが、抵抗がある方もい多いと思うのでマイルドなやつを紹介します。
「バイク用」と紹介されていても紐がついているものは足首が取れるのでやめましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
あなたに合った車種は見つかりましたでしょうか?
この記事的にはCB250RとCB650R、KTM DUKE390、MT-09辺りが最もおすすめな感じになりました。それとハスクバーナ。
ここまでの内容を全部ひっくり返すことを言っちゃうと、色々能書きをたれましたが、
バイクは見た目で選ぶのが一番です。
初バイクの種類が決まるたった5つの作業 は>>>こちら
僕にロッコルを履かせて!